劇団離風霊船 山岸諒子の徒然をつづる雑感ノート 「ラ・ヴィータ・ローザ」です


by rosegardenbel
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2007年 08月 23日 ( 1 )

開設!vol.3のお部屋

               *  *  *


『貴方と嘘と夜と音楽』の部屋を、ついに開設しました!

先だっての日曜がチラシのスチール撮影日だったので、
前からこの機会を待ってたんですね。
スナップ写真満載の記事をアップしましたので、ぜひご覧下さい。

面白かったですね~、撮影。
まず今回はフォーマル仕様の衣装にしたので、
お互いに、普段見たことのない姿で勢ぞろいしてるわけです。
なんだかヤケにイイ男イイ女に見えちゃって、
いや実際そうだったんですけど、
もーね、壮観。

シックでゴージャスでセクシーで、ほんっと素敵でしたよぉ~。
稽古場でヒーヒー言いながら汗ブンブン飛ばしてのたうちまわってるのと、
みんな同じ人物とは到底思えない(笑)

ケータイで撮ったスナップでさえ、あの写りですから、
実物がどれだけ色っぽい男たち、女たちだったかは、
想像に難くないと思います。(^o^)v
よくもここまで魅力的な人たちに集まってもらえたものよと、
感心とおり越して呆れちゃいましたよ。

もちろんチラシの為の、という大仕事だったわけですが、
カメラマンの関根さんは、写真の不得意な演劇人を撮り慣れた方なので、
乗せ上手で、
みんな表情が固くなったりすることもなく、リラックスしたまま臨めて、
楽しく華やいで、
なんだかすっかり豪遊させてもらったような気分にしてもらえました。

シャッターの音って、独特のムードをかもし出すでしョ。
今回は特に、自己陶酔の美学を知っているメンバーが揃っていたので、
あの音に乗って、どんどん絵が出来ていくんです。
うん、絵というよりはシーン、って感じ。
セクシーに上がりましたよ、ちょっとサイトでは公開できないぐらい(笑)

今、膨大な枚数の中から選定に入っているんですが、もー迷う迷う。
こんなことも珍しいですね、ほとんどがいい写真。
たった1枚を抜き出すというのは、マジで拷問です。
ほんと、できることなら写真集にしたいぐらい。

おんや?
写真集……作ったら買う?
2500円ぐらいで、出来ないかしら、売れないかしら、、、

まーたまたぁ、そういう夢みたいな思いつきでモノ言わないの、はい。
まあ、晴れてチラシが出来上がったあかつきには、
ここそとばかりに大量公開しようかと思ってます。
すっごい重いページになりそうだけどね(笑)


そんな撮影後には、完成稿の初読みをやりました。
2年ぶりに演出家知念さんを目の当たりにして、さっそく、
すっかり忘れてたあの方独特の流儀に触れて、ちょっとオタつきました。

知念さんてねぇ、“婉曲形成”する人なんです。
役者に曖昧さを感じた部分を、それ違うとか、ダイレクトに言わない、
ご自分の質問のような形で聞いてきて、
役者に引っ掛かりを持たせるんです、考えさせるの。

特にRose Garden は、書き手が出演はしているけれど演出はお任せ、
というちょっと変わったスタイルを取っているので、
この質問というのを、最初はあたしに聞いてくるんです。

それは当然、知念さんもあたしも分かっている内容なんだけど、
全員の前で書き手に説明させることで、それをキッカケに、
問題を場で共有させようとしてらっしゃるんだと思います。

だから押し付け感がなくて、役者は自分で答えを生み出すことが出来る。
遠回しだけど、後になるほど効いて来る手法。
それを、甘いメンバーは知念流と呼んでいるのですが、
あまりにさり気なさすぎて、ほんとに分からなくて聞いてるのかと思って、
一瞬混乱しちゃったりもするんです。

この前もすっかりそんなで、あ、と気づいたのはだいぶ経ってから。
なんだ、いつものだった、ヤダ、
今さらそんな根幹にダメ出しされたかと思って無駄に動揺しちゃったよ、
バカバカあたし、とか、こっそりホッとしてたやまぎし。。。
まだまだ修行が足りないっす~。

でも、その知念流って、とてもな愛だと思うんですよね。
あたしみたいなせっかちな人間には、なかなか真似できない、
包容力を感じます、いつも。
なんだろなぁ、待つっていうか、育てるって感じですかね。
そこに気づくと、急に世界が広くなったような気がして、
なんでもやっていいんだなぁ、って、楽になれる。

それは踊りでもそうで。
読み稽古から一日おいて、例の、あな恐ろしきダンスチェ~ック!
があったのですが、まだまだ自由にやっといて下さい、って仰って、
すっかり、細かくダメ出し、更には振付け変更まであるか?!
と戦々恐々としていたメンバーは肩透かし。
決めてかからないんですよね、例えご自分の付けた振りでも。
面白ければそっちを採用したいから、いっぱい出して、って感じで。

前に石坂史朗ちゃんが、あたしの歌で踊る彼のソロの振りを、
二人でコラボしてる感じにしたいと言ったら、
その場ステップから動きに変えてくれて、驚いたことがあったけど、
----というのは、勝手に振付け変更していいの?!と思ったから、
でも、それなんですよね、知念さんが求めているのって。

外れてたらさすがにダメ出されるでしょうけど、
それを怖れて新しいものを生み出せない方が、知念さんは嫌なんですね、
きっと。
まあ、あのぐらい力のある人だから試せるワザなんですけど。
下々のあたしはといえば、たかがシェネ2回が、
もー出来なくて出来なくて、ここ数カ月発狂しっぱなし。。。(●-_- ●)

でも、火事場の馬鹿力なんですかねえ、直近のレッスンまで、
うち帰って吐いたほどグルグル回っても身に着かなかったのに、
知念チェックの二度目に、できた。
できたのん♪
かなり汚かったと思うけどとりあえずリズムは崩さず次に繋げられた。

いつも回りしな、
ガコンとぶつかって池田さんを遠ーくの方にはじき飛ばしてたんだけど、
そのようなことにもならず、
いつも進行方向にいて、
宗像仁コーチのようにあたしを見守っては目を逸らしていた史朗ちゃんが、
よし、と大きくうなづいてくれたのも見えた。

ごめんなさい池田しゃん。
ありがとう史朗しゃん。
わたし、甲斐あってせいちょーしたみたいですっ。(鼻息、鼻息っ)
まあ、振付け助手のユーちゃんには、
上手にごまかせるようになりましたネ♪って笑み満面で看破されたけど。
ええ、誤魔化しなんですけど、まだ。
でもおー!何かが掴めた気がしただよっ。(方言、方言っ)

ローマは一日にしてならず。
ですだ、マスター。

あの日、あろうことか知念さんが、
あたしの進行方向先の隅っちょという危険地帯ド真ん中に座ってらして、
あたしは池田さんをはじき飛ばしたあと知念さんまで潰すのかっ?!
と、回る一瞬前に頭をよぎった、あの、この世ならぬ緊迫感のおかげで、
知念さんを踏まないように踏まないようにとステップがタイトになって、
回れた、のよね。

あれを忘れちゃなんめえ。
よかったですね知念さん、無事に帰れて。
もしかしたらQQ車のお世話になっていたかもしれない運命の分かれ道に、
ご自分が座ってらしたことを、
知らぬが仏。
南~無~。

シェネを誤魔化せたところで、じゃあ次回はダブルターンやりましょう!
(by 微笑みの振付け助手 佐藤ユージ)
いやーーーーーっ!またグルグルーーーーー!まだグルグルーーーーー!

すべての道はローマに通ず。

されど、
ここからじゃあ、
海越えて山越えて砂漠越えてもまだ着かないですだマスター。
ぐっすん。
がんばりますたー。(←……ついにヤられたらしい)

               *  *  *
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by rosegardenbel | 2007-08-23 00:00 | ラ・ヴィータ・ローザ