劇団離風霊船 山岸諒子の徒然をつづる雑感ノート 「ラ・ヴィータ・ローザ」です


by rosegardenbel
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2006年 09月 13日 ( 1 )

心が震えている

              *  *  *

昔、二足のわらじでお勤めをしていた頃、同僚に、
あたし、明日は何が待ってるだろうと思うと、毎日ワクワクドキドキする、
と言ったら、
えー?そんな風に思ったこと一度もない、明日も今日も変わんないもん、
って言われてビックリしたことがあった。
同じ会社で同じ仕事をしていながら、あたしには充分すぎる刺激も、
彼女には、単調で無感動な時間に過ぎなかったらしい。。。

一方でその彼女から、一生忘れられない言葉も貰った。
本当のことは人を傷つけるから、本当のことを伝える時は、
なるべくやさしく言うようにしてる…
・・・目からピラ~ッと、鱗が落ちたのを感じた(笑)。
彼女がとっても大人に見えた。
もう、5年も前のことなんだな。

あたしは相変わらず、明日にワクワクしている。
出会った人は、もしかしたらあたしの運命を大きく変える人かもしれない。
ううん、どちらかといえば、気付かないほど少しずつ、さりげなく、
かもしれないけど、
あたしがその人を好きでいる間は、限りなく、その人からの響きを、
受け止め続けていくのだと思う。

憶病だから、本当に欲しいものほど、
踏み込んで行くことがなかなか出来ない。
でも、本当に欲しかったら、自分から動いてしまうものなんだ。
それも分かった。
止むに止まれず動いた後になって、
あ、あたしはこれがホントに欲しかったんだ、
と気付いたりもして。
だから、本当に欲しいものは、自分の動きを見れば分かる。

そうして、ちゃんと繋がっているものは、あたしを無視しないんだ。
それも分かった。
事実以上の深読みを、つい求めてしまって、考えすぎて、
混迷の泥沼によくハマるのだけど、
もがいてふっと上を見ると、
ただ繋がった、その事実だけがキラリと輝いていて、
あ、それだけでいいんだ、
こんなに確かなもの、すでに貰えていたんだ…
そうして、淵に手を掛けて上がって来られる。

上がって来たら、また希望を抱いてしまう。
繋がった、繋がった、そしたら次に何が来るんだろう。
あたしは次に、どう動きたくなるんだろう。
動いたら、どう返って来るだろう。。。

それがあたしをドキドキさせる。

待つことは苦しくて嫌い。
でも、待ちわびた答えを貰えると、それはとたんに甘美な過去に変わる。
あまりの単純さに、自分で笑っちゃうけど。

やっぱりあたしは、明日に憧れ続ける。
まだ見ぬ時間に、酔うようなときめきを感じ続けていく。
たぶん、これは、一生変わらない気がする。
一生、そんな自分でいたいと願う。

    
Sir.F.Decksee“Yseult”(部分)

              *  *  *
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by rosegardenbel | 2006-09-13 16:00 | ラ・ヴィータ・ローザ