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劇団離風霊船 山岸諒子の徒然をつづる雑感ノート 「ラ・ヴィータ・ローザ」です


by rosegardenbel
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愛しいなぁ  

                      *  *  *



わは~、このところは丸諒、トピック目白押しです。


扉の写真は、北鎌倉は円覚寺の百観音さまでいらはります。

はい~、行ってきたんですよ、炎天下をついて。

今年の丸諒はほら、仏教ブームだから(笑)



ここ数年、何度も鎌倉入りしていたわけですが、
お仕事がらみなので、当然、この地に途中下車したことはなくて。

でも、いつも車窓から見える、この超メジャーなお寺には、
いと色っぽい観音さま方がおいでと知って、ちいさな旅、決定~!

鎌倉といえばこの方たち、ということで、例のザル美人連合のお二方に、
ご同道いただきましてね。

はい、現世観音三人旅です。(ひゃー、バチあたり (^o^)ゞ )



想像したよりは小さなお姿でしたけど、どの観音さまも本当に個性的でした。

…そーなんですよ、この日のためにバッチリ充電した、
高画質だけが取り得のケータイ付きカメラを(?)丸諒ってば忘れてきちまって、
がっくり。(- -:)

あんまりキレイな写真撮れなかったのが、かえすがえすも悔しいんだけど、
実物はもっと、美しいニュアンスで彩られてましたよ。


扉は魚藍観音さま、天女のお姿です。   

実は、左手でお魚を抱えていらはったらしいのに、
気づかずにバストアップで撮っちゃったよっ。(- -;)


この観音さまは、中国は唐の時代の漁村に美女として現れ、
アタシ、一番仏教を知ってる人のお嫁になる、って言ったもんだから、
老いも若きも独身男、みんな勉強するする、ってことになり。。。

かくして、勝者が決まっていざ婚礼となった日に、なんと美女は、
ポックリ死んでしまったのです。

嗚呼、無情。

しかしおかげで、村には智慧の光が根づいたわけで、、、
観音様は、嫁とりの争奪戦という仕掛けで、愚かだった民を啓蒙したんですね~。



そうなんです、観音さまって、三十三のお姿に変身できるんですって。

迷えるものがいると、その器に応じた姿に化身して、
衆生のもとまで降りてきて救ってくださる、アクティブな仏さまなのです。


岩に身をあずけるしどけないお姿…  
こちらは、延命観音さまらしいです。

らしい、というのは、お名前が彫ってあったりしないからなんですけド。
あとで調べてわかりました。

なんだかアンニュイな風情ですよね、仏さまというよりは小悪魔っぽい。(笑)



丸諒は、人魚姫とかセイレーンを連想してしまいました。

素敵だなぁと思って撮ったんですけど、
やっぱり、こちらでも一番人気ってぐらいのお姿みたい。

毒消しの観音さまというか、衆生のいのちの清らかさを護って、
憂いてくださっているのだそうですヨ。



観音さまの凄いところは、この、相手に一番わかりやすい形に、
みずからが変身する、ってところですよね。

伝える、ということの本質を体現されてる仏さまなんですねぇ。

分かんなかったら意味ないぞ、
届かなかったら仕事になってないぞ、みたいなね。



結局は、コミュニケーションさえ取れてれば、
戦争なんて起きないんですもんねぇ。

伝えるって、、、それほど大事で、むずかしいことなんだねぇ、
仏さまのお姿になるぐらい、ね。



観音さまって、名優だったんですね~。(^o^)

これが、丸諒が百観音さまをこの目で見たかった理由です。



                            

円覚寺を降りて向かったのは、流しそうめんのお店です♪

これは、リガクさんが教えてくれたのです。

  おっかしいんですよ、あの店、
  竹の丈が異様に短くて、え、コレ?って長さで、も絶句しましたよぉ。

それは行かないと、体験してこないと、是が非でも。(笑)



でも、そんなに言うから、2メートルぐらいしかないのかと思ってたら、
5メートルはあったゾ、これで短いのぉ?

実は丸諒、流しそうめんって初体験なのです。

はじまったら、、、
ええ、リガクさんの仰天ぶりを追体験することができました。



そうめん、すぐやって来るっ!

オバチャンの、はい行きますよ~、とほぼ同時?(んなわけぁないが)

しかし早すぎて、口に入れた途端にすぐ箸のばさないと、
みんな流れてゆく~ (@o@;)/

てかオバチャン、、、もしかして勝負挑んでない?

まるで、わんこソバ状態の容赦ない攻撃に、いやがおうにも上がる運動量、
しかも外だから、あ、暑゜ぃーーーーーーーっ。



汗だくで山から下ってきて、さらに半端ない滝の汗に、なってしまひまひた。

うっふっふ~、でも面白かった。

たぶんほんとは、もっと優雅なものなのかもなんだけど(笑)、いってよかった。
アリガト、リガクさん。


                 

そうなんです、実はリガクさんてば、つい先だって、
ちょっと面白いコトをしてくれましてネ。

例のどとーるのロシア娘、アナスタシアを、見にいったんです。

お昼休みに、暑い中、駅の反対側まで。

ええ~っ?わざわざ?マジで?
ぶったまげました。



いつもはお弁当持参なんだけど、月1のカンファレンスの日には外食しなくちゃで、
丸諒に話を聞いたときから、よし、次は絶対いく!と決めてたらしく。

って、ひそかに一ヶ月、野望を燃やし続けてたってのも笑えたけど、
なのに、アナスタシアはいなかった、、、(T T)

爆笑しちまいました。



ほらほーでー、だからアナスタシアはそんな忙しい時間には入ってないんだって。

昨日どとーるに聞いたら、まだ辞めてないし、当分いるってことだから、
今日のリガクで報告しないとなんだけどね。

って、アナスタシアのシフト聞いたんかいっアンタ?!

いやいや、つい、というかついに、というかね、、、ははは。(^o^;)ゞ



まあね、そんな丸諒の言葉に踊ってくれたリガクさんなので、
ここはどうしても、“茶屋かど”をみつけて流しそうめん食べに行かないとねと。

思ったわけでありまして。



  

暑気&湿気マックスの茶屋かどから、
北鎌倉の優雅な午后にシフトチェンジするべく、次はカフェをさがしました。

っていっても、すぐ隣にあったんだけどね。

いや~、これが、、、大ヒットのお店で!



備屋珈琲店(びんやこーひーてん)という、知る人ぞ知る名店だったのです。

恵比寿や湘南にもあるらしいんですが、ここはその本店だそうで。



まー、お洒落なカフェ、なんてレベルは優にとびこえた本格派、
モダンとエレガンスの極みって感じでしょうか、シックなことこの上ない空間で。

アンティークのカップ&ソーサーが、まるで美術館のように燦然と並んでて。

静かな室内は、ありえないほどにキリッキリに冷えてて。

しかも、カウンターの中には、水もしたたるイイ男がひとり。。。

・・・・・・極楽とはこの店のことよ。(笑)



どうも、好きなカップを指定できるらしいんです、
マイセンとかセーブルとかジノリとかの本物をですよっ。

我々は知らなかったので、そのハンサムなスタッフさんが選んでくれたんですけど、
それが、ドンピシャのセレクトで。

ニースにいたイザベルさんには、まさに南仏の色、カナリアイエローのカップが、

フランスに住んでいたFさんには、やさしいトリアノン調のスミレ柄、

そして丸諒には、
               なぜ薔薇ですかーっ?

あまりの不思議に、びびびっくりでしたよ~。



それぞれを見て、イメージで決めたって言ってたけど、
ほんとは、ショコラにはこれ、って決まってるんじゃないの?

と、ちょっと意地悪く(笑)思いながら、ネットでお店の写真みたら、
ショコラは柄ちがいのカップで紹介されてた。

ほんとに選んでくれたんだねぇ~。。。



ここのスタッフさんは、当然バリスタなんでしょうけど、
陶器にも精通していないと、務まらないんですね。

店の格調に引けをとらぬ、クールでジェントルな、プロの仕事ぶり、
こういうギャルソンのいるお店って、なかなかない。

次は備屋さんネライでキタカマまで行くと、ええ、決めました。(笑)





    そういえば、先週末だったっけ、
                        丸諒テレビに出ましたヨ。

いや、高橋がね、ゲゲゲのあとのトーク番組に出たんですけど、
劇団時代の写真が映って、中に丸諒もいたんです。

大迫からインサイダー情報を(笑)もらっていたので、夜に録画で見たんですけど、
自分がどれだかわからず、メールをくださったお客さまに聞く始末。(- -;)

我ながらものすごい激変だと思いました~、ほっほっほ。(T T)




先週は、大好きな女優さんとデートもしちゃいましたし。

夕暮れの川べりで、月がてっぺんに昇るまで、カフェディナー。

ランタンの灯と、宵風と、スパークリングワイン、、、素敵な時間だった。

こんな、夏ならではの過ごし方をくれた彼女は、
会うたびに、自分を誇らしく思わせてくれる人です。

そう、大事な人は、不安や無理を、かけらももたらさないんですよね。

時間があいたことに気づかないぐらい、いつでも“続き”がはじめられる。



これ、基準にしてもいいのかもな。

そうして、そういう人、実はけっこういた。
誰もいないのかと思ってたけど、
違かった。

だって、この夏に会いたい人、まだまだいっぱいいるんだもん。
それがうれしい。

よく考えたら、とても贅沢なこと、してるのかもしれません、あたし。






今日も暑い。
みんな、いい日になりますように。








                      *  *  *
by rosegardenbel | 2010-08-10 00:00 | ラ・ヴィータ・ローザ