劇団離風霊船 山岸諒子の徒然をつづる雑感ノート 「ラ・ヴィータ・ローザ」です


by rosegardenbel
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ただいまです~!

                      *  *  *

   

いやぁ~、帰ってきましたよ初セッションの旅路から。

日記も10日ぶりになっちゃいましたね、
ほんとに必死の日々でした。



本番はといえば、はぁあああ~、キンチョーしたーっ。

マジで足が、ガ、ガックガクに震えっぱなし。


歌のあいだ中ドキドキしたままなんて、今まで体験したことなかったんで、
このおのれのカラダ現象は、ほんっと怖ろしかったです。



歌ったのは、“フライミー…”と“枯葉”、という王道中の王道。


このセレクトなら、初めてのお手合わせでも、
あたしもプレイヤーさんについていけるだろう、ということもあったのですが、

譜面的に簡単なものでないと、書き起こしができないっ (- -;)
という事情もあって、ええ。



スタンダードの楽譜ばかりが収録されている、ジャズ大全みたいな赤本があって、
それを基に自分のキーに移調し、一音一音書き直してマイ譜面を作る、

というところから、セッション準備ははじまるのです、が、

こっ、このイチョウが、クセモノで。 (- -;)


クラッシックから入っているので、楽譜は読めるんですけど、移調ってのは、、、
必要ない世界でしたからねぇ。


そんなソフトもいろいろ出てますけど、繊細な対応はできないんで、
結局は手作業しかないんですよね。



で、このときにプレイヤーさんたちのキモ、コードも、
移調して書き直すわけですが、このコード記号が、また非常にややこしい。


Em(イーマイナー)とか、FM(エフメジャー)とか、
E♭(イーフラット)とか、F♯m(エフシャープマイナー)とかとかとかとか、

AからGまで、大文字と小文字、♯と♭を間違えただけで、んじゃこりゃー?
という不協和音が出現しちまうわけで、細心の注意は必須なうえにも必須。


だいたいそれ以前に、

えーと、Cをぉ、あたしのキーでは4つあげる、ってことだからぁ、
C、D♭、D、E♭、E、5つめのEでいいわけ?って本ではC♯になってるしっ、

ええ?てことは、えー、D♭がC♯になって、D♯?でぃーしゃーぷぅはぁ、E♭?
のこと?は、はぐっ、、、よくわかんなくなってきた、、、

けっきょく、あたしのキーはなんて書けばいいわけ?(えーっ?!)


みたいな、あー、ここに書いてるだけで吐き気がしてくる(笑)数学的な何かが、
必要なのです、自分の譜面を起こすには。


慣れれば、とっても合理的なシステムなんでしょうけど、
ピアニストと組んでるステージシンガーは、知らなくても問題ないことなのでね。


セッションとステージの、一番大きな違いはここですよね。


演奏家のオリジナリティは、コード進行にこそ発揮されるわけで、
RYOKOのリーダーは野島氏なので、
ベーシスト琢磨仁さんへの譜面も、当然、リーダーが作っているのです。


でもセッションは、初顔合わせどうしのぶっつけ本番だから、
全員がひと目で共有できる譜面については、シンガーが責任を持つわけです。


なので、RYOKOにとっては、万国共通一目瞭然の形をととのえる、この旅は、
まさに苦行、荒行、ぢごく行。(_ _||)



なわけで、セッション参加が決まってからの10日間は、
もーね、音大受験生かいっ、てぐらいの猛勉強しましたよ。

なんとか清書にまでいたれたとて、ほとんど付け焼刃みたいなレベルだから、
ほんとに正しく表記されてるのか、いと不安なわけで。。。

セッションシンガーさんって、たいへん。



そんな、譜面のひるみを抱えつつ、当日にはこれまた更なる追い討ちが、、、

いつ名前呼ばれるかわかんないのよっ。


もー、待てば待つほど心拍数は上昇をつづけ、かといって呼ばれたら呼ばれたで、
針、いっきにビョビョーン!のマックス振り切れ状態。

ですもの。

そりゃぁ、足もガクガクになりますぁな、
ほんっとにステージやってる方が100倍ラク。(笑)

というか、肝心の歌に、まるで集中できなかったのが、せつなかったですねぇ。

不甲斐なしったら、あたしってば。(T T)

にしてもあれは、ほんとに独特の、ほとんどジャンル違いと言ってもいいぐらいの分野、
別のモードを鍛えないとダメだわと、つくづく感じました~。



いやぁ~、お初ということもあってでしょうけど、なのでこの期間中は、
ひとり狂騒曲、いんにゃ狂死曲じょうたい?

やっと緊張がほどけた昨日は、リガクいく前からすでに即身仏でした。(笑)

でもねぇ、参加してよかったです。


ステージをやっていた1年は、いろいろな迷いを抱えてたんですけど、
よくも悪くも自分にはスタイルがある、って確信できたので。


ほんっとヘタなんですヨ歌、あとで録音を聞いて卒倒しそうになったほど。

スキルもとても皆さんにはかなわないし。

でも、そういうことの前に、
自分はちゃんと表現者だったってことに、ホッとできたというかね。


ダメは、孤独の中で克服していくものなんだ。

それがしっかり理解できたことも、大きかったです。



移調譜面の正確さが不安だったので、耳で確認するために、
MIDIで、いわゆるカラオケも作ったんですね。

この作業中に、どんどん自分のフェイク(アレンジ)を発見していったことも、
大きかった。

これは今後もやっていくことにしました。

このぐらい手間ひまかけると、歌も自分のものになっていきますよね、自然と。

これが一番大事、一番ほしかった向かい方だったんだな。



初セッションは、とっても色々、心持ちを変化させてくれましたヨ。

今、本当にいろんなこと勉強したくてしたくて、むしゃぶるいしちゃってる。(笑)

方向がわかったので、純度の高い欲が出てきたんですね。


ちょうど今、リガクで深い腹筋に手をいれてるんで、
発声も、やるほど変化していくはずだし、これはもう毎日1時間はやる。

今までのレパートリーも見直して、フェイクのネタを増やすんだ。

それに、なんだか早く暗譜するコツに出会えたみたいなので、
新譜で試したいんだよな。

そうそう、歌詞翻訳も、
気になってる歌がどんな世界を描いているのか、出会うのが楽しみ~♪


うっわ~、やること満載じゃん!
こりゃちょ~っと、いや、かなり忙しいことになるな。。。


この夏は、ええ、禅僧のような修行の毎日を送るのが目標。(笑)

いや笑い事でなく、本気。


もう6月なんですねぇ、、、
再開ステージの企画も、そろそろのじけんに相談しないと。


本気の自分がうれしいです。


                      *  *  *
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by rosegardenbel | 2010-06-09 00:00 | ラ・ヴィータ・ローザ