劇団離風霊船 山岸諒子の徒然をつづる雑感ノート 「ラ・ヴィータ・ローザ」です


by rosegardenbel
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夏に恋して…

               *  *  *

7月・・・
もう、真夏じゃありませんか。

なんだかあたしの時間はこのところヘンです。
いまだ5月の感覚。。。
とってもとってもしあわせで、
満月のようにみたされた6月があって、、、
それは確かにあったことなのに、
すべてがこれから始まるような、
そんな、
不思議な気分でふわふわしています。

だから、かなぁ?
空はじくじく、いつ泣き出しても、いつでもおかしくない、
街中がモノクロームな季節なのに、
今、あたしの中では、ずーっと青空が広がってるんです。

紺碧の、
抜けるような高い空に、風がキラキラ渡っていって、、、
そうして、空の前、超ドアップでこっち見てるのは、
黄色い黄色い、ひまわり。

なぜだろう。
苦手だったのに、ひまわり。
あまりにも元気すぎて、明るすぎて、大きいだけの花。
強くて、味気なくて、潤いのない花。

ずっとそう思ってきたのに、今年はヤケに魅かれます。
あの黄金の輝きに、官能的なものさえ感じたりして。。。
あたしの中で、
なにかが、変わってきてるのかな。

ひまわり、向日葵。
太陽を追いかける花。
悲しい神話なんかもありつつ、せつない映画なんかもありつつ。

でもあたしにとっては、
今年のあの花は、太陽そのもの。
あの光を放っているような黄色が、ひたすらかわいい、
今年の夏の花。

今朝、オーストラリアに嫁にいった親友から、例の訳詞がきました。
やっぱり、すでにネイティブと化している人の選ぶ言葉は、
ぜんっぜんちがーう。
きれーい。
あたしとは別の意味で、大胆ー。

でも、あたしの訳も中味はほとんど合ってたようなので、ほっ。。。
ありがと、ユーコ。
パースは今、真冬なのね。
そんなこともコロッと忘れて、
そっちは梅雨、どーよ?
なんて聞いちまった、おトボケすぎるワダジ。。。(- -;)
だって、オーストラリアって夏のイメージしかないんだもん。

ここ一ヶ月、起きると自動的に、フライミ-とかダイアモンドとか、
頭の中で芝居の曲が流れてて、
あ…またゆうべも稽古の夢見てたんだな、と思ってきたのが、
このところピタリと止んだ。

代わりに、今、耳の奥でずーっと響いているのが、
「夏に恋する女たち」

        真夏の夜の夢ごとに
        誰も酔いしれ 恋する

        あなたの熱いまなざしで
        わたしの夏がはじまる

        二人は夜をかけぬけてく
        まるで子供のように・・・

あでやかにゆるく絡みつくようなテナーサックスのバース、
一転して、坂本龍一の軽快なテクノサウンズがオシャレに展開していく、
元祖癒しの歌姫、大貫妙子の名曲。

ハマった、一時期、大貫妙子には。
あたしはまだ学生だった。
バブル直前。
都会のど真ん中に住んで、若い体温に戸惑いながら、
やみくもに一生懸命、大人ぶってた季節。。。

これを聞くと、あの頃の夜の原宿を思い出す。

ほとんど幻灯のようなぼんやりとした記憶なのに、
なぜか、一つだけあざやかに残ってきた一瞬があった。

その、何でもない瞬間が、
今の自分に、確かにつながっていることを知った。
25年前に書かれていた予言。

運命は輪。。。

その時から、この曲が頭の奥で響くようになった。

恋の詞だけど、それ以上のプレリュード感が、
あるのですよ。
何かが夢のように、うっとりと始まる感じ。。。

今またこの歌が、ひと巡りして、新しい息吹きの匂いに満たされる、
そんな予感が、ひたひたと迫ってきている気がする。
なんかね、
自分が細胞からどんどん変わっていっているような、
そんな感じがしています。

夏に、酔いしれたいな。
去年の朱夏も、そうとう酔わせてもらったけど、
今年は、みんなが一緒。
夏に恋する女たち、男たち。。。

うたかたでもいいから、あざやかにさざめきたい。
弾けるようにまぶしい、あのひまわりのように。
久々に、
きれいになりたいと、なんだか今、思っています。(笑)

               *  *  *
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by rosegardenbel | 2007-08-06 00:00 | ラ・ヴィータ・ローザ