劇団離風霊船 山岸諒子の徒然をつづる雑感ノート 「ラ・ヴィータ・ローザ」です


by rosegardenbel
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彼女の消息


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   彼女のことは、ずいぶん前から知っていた。

   評判の美少女。

   いちずで純真で情熱的で、思い込んだら命懸けの、鮮やかな生きざまは、
   若者、とりわけ女の子たちのハートをがっちり掴んだにちがいない。



   親にしたら、彼女の影響が及ばないように、
   手を打つのに必死だったと思う。

   PTAで結束して、彼女に関するおっかないウワサなんか広めたぐらいだもの。

   なぜって、彼女は重罪犯だったから。

   好きな男に逢いたさに、自分ちに火をつけて、町まで丸ごと燃やすところだった。



   アブナイ娘。

   彼女の名は、お七。

   生まれは1668年。

   元禄前夜の江戸の町に、パッと咲いてパッと散った、
   まさしく花火のような16歳だった。

   あたしたちは今、彼女のことを「八百屋お七」って呼んでる。。。




実在の女の子なんですけどね。

井原西鶴の『好色五人女』で、「お七・吉三郎」としてとりあげられたので、
300年以上たった現在でも、生き生きとその姿を知ることができるわけです。

この作品とはご縁があって、あら、もう8年も前になるのか、
2003年にあたしのRoseGrdenのサイトで、おはなし解説を書いたのです。

いつか芝居にしたい、ちょっと思い入れのある物語で。

あ、丸諒というキャラも、このときに出現したのでした。(笑)




そのお七っちゃんの消息を、このまえ聞いてしまったのです。

彼女、ずーっといたんですよ、350年近く、この東京に。

まあひらたく言えば、
成仏してなかったってことになるのかな?(^o^;)ゞ

いや、先日、亡き人の姿がみえてお話しができる友だち、愛さんと会いましてね。

彼女はメディアにも登場しているプロ中のプロで、
そのときも雑誌の編集さんから、
お七っちゃんゆかりの某所に連れていかれたのだそうで。




で、とくと話を聞いてあげて、カレシに縁のあるお寺にも行ってみたら、
吉三郎クンも出てきてくれて。

愛さんを媒体に、ふたりで300年ぶりに話ができたみたいなんです。

霊体って、どうも単体みたいですね、
普段は、同じ東京にいてもおたがい見えてないっていうか。

吉三郎クンが上~の方から降りてきてるときがあっても、
コンタクトとかとれないみたいで。

でも、愛さんが見ているものは彼らにも見えるので、
再会を果たすことができたという、ね。




いやぁ、よかったよかった。

お七がずーっと残ってたことにも驚きましたけど(笑)逢わせてあげられたのが、ね。

『ゴースト 天国からのささやき』ってアメリカの人気ドラマ、知らないかなぁ、
まさしくあんな感じで、二人で光の世界に旅立ったんだと思うんですけどね。

愛さんステキ!
本当にいいお仕事をされてる。

あたしも、芝居とジャズ、頑張んないとなー!って思った。(^o^)v




あ、そんなわけで、 『丸諒の好色五人女』 ←こちらでございます。

西鶴センセの物語をかいつまんであたしなりの解釈を書いた、
チョイと色っぽい読みモノです




そーなのよねー、好色って言葉が、今ではまるで違う意味になってしまっているのが、
残念なんですけど。

これもこのブログを読まれたご縁(笑)

お七の恋を、ぜひ知ってあげてください。












そして驚きの後日談、、、

なんと、かのWikipediaに、
「お夏清十郎」の参考資料として、この『丸諒の好色五人女』がリンクされてましたっ。


どなたが載せてくださったんだろう、びっくりしました~。(◎o◎)
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by rosegardenbel | 2011-09-27 03:26 | R's voyage より