劇団離風霊船 山岸諒子の徒然をつづる雑感ノート 「ラ・ヴィータ・ローザ」です


by rosegardenbel
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<   2009年 01月 ( 5 )   > この月の画像一覧

              *  *  *

今、わが国には、世界一聖なるエンタメの森から、
これまた世界一人気者のご夫妻、ブランジェリーナさん's が、
訪れているのですね。
もう帰っちゃったのかナ、てかまだ夫婦じゃないんだったっけか?

というわけで、暮れからあたしの心をソワソワさせている例の映画、
“ベンジャミン・バトン……”のことを、
いやが応でも思ってしまう毎日なのですが、
そういえば・・・と、ふいに、とあるお話を思い出しました。

『ジェニーの肖像』という小説です。

ベンジャミンは、どんどん若返っていくお話ということですけど、
ジェニーの方はその逆なんですね。
主人公と出会った少女は、会うたびに年をとっていくのです。
通常ではありえない早さで。

信じられないぐらい幻想的で、不思議で、
いつまでもいつまでも余韻ののこる、美しい純愛の名作です。

あたしにこの本を教えて下さったのは、中学校の時の国語の先生でした。

これがおもしろい授業で、教科書はほとんど使った記憶がない。
この時も、
 「ロマンチックってなんだか分かりますか?
  ロマンチックな経験、したことある人~?」
って、いきなり。
中学1年生にですゼ。(笑)

あの頃で、すでに40代にはなられてたんじゃないかナ、
やたらとデカい渋~い声で、ガハガハ笑うオッサン先生でしたけど、
怒るとコワかった~。
でも、こういう話の時は、隣に座ってる男子より少年みたいだった。

ワクワクキラキラした目で、生徒の話を、
うんうん!それでそれで?!って聞きたがるもんだから、
みんな調子にノって、色んな話が出てきましたネ~。
たのしい時間だった。

その中で、
「僕が今まで一番ロマンチックだと思ったのはねぇ、、、」って、
満を持して(笑)この物語のあらましをお話しして下さったのです。
その日のうちに、図書館から借りてきて読みましたヨ。

それは、もはや表紙も毛羽だって、フェルトのような手触りになった、
時間の匂いのする本で。。。

若い、貧しい絵描きの青年。
公園で出会った不思議な少女。
待ちくたびれた頃におとずれる、不可解で断続的な逢瀬。

少女は会うたびに、どんどん娘に変わっていって、
なぜなのか、誰なのか、何もわからぬまま、
彼女の肖像を描きつづける青年。

彼女にめぐり逢って、彼の世界はどんどん色づいていくのだけれど、
逢う時は、いつも霧のなかだったような。。。

とても悲しいお終いだった気がします。

よく覚えていないのは、たぶんかなり混乱したから。
13才の自分には理解しきれない、せつない不条理があったからじゃないか、
と、思います。
でもきっと、今よめば、悲しいだけじゃないんだろうな。
むしろ素敵~、理想ぉ~、と思うのカモ(笑)

たしかに、金森先生の仰るとおり、
その古い本のなかには、極上のロマンチックがありました。
ロマンというもののあたしの定義は、この読書体験で作られたんですよね。

思えば自分は、本当に、師という人たちに恵まれてきたなぁと、つくづく。
今のあたしの中核を成しているのは、
みんな、10代の頃に知ったものばかりだ。

何かに迷った時、美しいものにふれた時、
悲しいこととか、あるいは得意になるようなこととか、
あった時、
折々に出会った先生方の姿が浮かびます。
今でも、あたしの心の奥の黒板で、さまざまの白い文字を書き綴っている。

もしかしたら、もう二度と絶対、お目にかかれなくなってしまった先生も、
いらっしゃるのかもしれない。
知らぬまに。
けれど自分の中の先生は、あたしが死ぬまで生きつづけられるんですよね。

なんだか、急にこんなことを思い出したら、
次は何を呼ぶのか、
またちがう期待の衣もまとったようで、
くだんの映画にいくのが待ちきれなくなってきましたネ。

・・・『ジェニーの肖像』を思うたび、あの陽だまりの教室を思い出し、
『ベンジャミン・バトン』を観たら、ジェニーのことを思い出す。

あの頃の自分は、フィッツジェラルドのことも知らず、
知ることになるなんてことも、知らなかった。

その名を覚えさせてくれた人は、今はもう遠くにいってしまった。
だから、ちゃんと観ておく。
あの人が好きだった作家の映画なのだもの。

ほんとにバトンが、まわっていくようだ。
13才から、今まで、
時々のジェニーみたいな、それぞれの自分によって。

でもネ、あなたがあの陽だまりに繋がっていたとは、思ってなかったよ。


こんな輪転。
これが、あたしのロマンチックです。



              *  *  *
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by rosegardenbel | 2009-01-31 00:00 | ラ・ヴィータ・ローザ
                      *  *  *


中野出張から帰ってまいりました。(笑)
あくとれにお運びくださいました皆さま、本当にありがとうございました。

今週に入って、ようやく元の暮らしにもどせました~。
やったぁ、4ヶ月ぶりのおやすみだー。

ちょっとまだお水生活にまではいたれないのですが、おうちごはんは再開です。
鍋、鍋、鍋の野菜三昧、、、ああ、身体がバランスをとりもどしてゆくぅ~。

そしたら今日、おいしそうなサバ君と出会ってしまいましてね、
これはもお~、ゴハン炊くでしョ!
ということで、ジャーの蓋をあけたら、

ぎやーーーーーーーーーーーー!!!!!

中に、入ってた。
もはや食べものとはよべない物体と化した、不穏なカタマリが。((;;@ w @;;))/
まいがーーーーっ、なんてこったい?!

そうだ、そうだわ、思い起こせばコーポ桜木の稽古に入って以来、
たまのおうちごはんでも作ったのは、てっとりばやい麺類関係だけ。

一度も炊飯せぬまま、おカマの残りは秋を越え、暮れから新年もひそかに迎え、
松の内から大寒までをもやりすごし、ええ、すっかり、
すーーーっかりっっっ、あたしの中の忘却の彼岸へ。。。

いまその岸にもどってみて、
こんなせつなひ再会を、あい果たしてしまったのでありまひた。

あにやってんだよあたしー。(T T)

もおー、夕飯どきだっちゅーに、それどころでなくなり、
強力洗剤で洗いに洗いハイターにつけては熱湯消毒、を3工程くりかえし、
ひとまず、ジャー本体でお水だけ沸かす、おカマ最終洗浄にまでこぎつけて、
ほっっっっっ。

大事をとって、30分以上は沸かしておくとして、
このあまった時間に、、、そうだ!お米をといでボールで水に浸けておくんだ!
よし、これでやっとサバ君のほうにむかえるわっ。

と思ったのもつかのま。。。な、なにこの匂い、、、
ふくいくといえじゅうにひろがるは、げにかぐわしきおかまのかびのかほり。。。

だーめーなーのーかーーーーっ?!

(_ _;) わかったよ、きょうはジャー、復活できないのね。
これから一週間、煮沸消毒つづけるよ。
だけどさ、、、

困りたなのは、水に浸けちゃったお米よ。
サバ君だって、もう塩ふっちゃったし、このひとを麺でいただくのは、
傷口に塩ぬるようにイタすぎる、自己嫌悪の二乗を呼ぶわ。(T T)

・・・ひとって、追いつめられると思わぬ勇気がふるい出るものですね。

やったことないけど、
んなことやるハメになる想像もしてなかったけど、ふとその気になったのは、

お鍋でゴハン、炊いてみようかな。

中学校の登山の授業で、
ハンゴースイサンに失敗してボリボリのゴハンつくっちまった、
トラウマ抱えたあたしだけど、
やるわ、あたしも人類のはしくれ、誰かに出来てあたしに出来ないはずはないっ。

いや~、便利な世の中になりましたよね、
こういうとき活躍するのは、ネット検索です。

とりあえず、“お鍋でゴハン”と入れてる途中で、
自動検索ワードが先まわりして、“お鍋でゴハンを炊く方法”
と、ドンピシャすぎるフレーズを出してきたのにも驚いたけど。

一番目のサイトに行って解説を読む。
ふむふむ、30分お米を浸ける、はもうクリアしてるから、
鍋に入れて沸騰したら、5分間弱火、すぐ火を止めて、10分間蒸らす。

え、そんだけ?
炊いてる時間、5分だけっ?!まじっ?

ちょ、ちょっと待て、ここからの工程はかかっても20分ぐらいってこと?
ジャーで炊くといつも45分かかってる、じゃあアレはどゆことさ?

半信半疑で、いたって懐疑的なまま、しかし、
このままだと22時越えしそうな勢いだったので、えーいままよっ。
やってみたら、、、号泣。

おいしく出来たぁ~~~。。。

はじめてよ、はじめてなのよっ、鍋でゴハン炊いたのっ。
なのにおいじがっだよぼぼぼぼぼ。(T T)

ハマるかもぉ。
もう、ジャーとは永遠にお別れしてもいいカモ。
だって、20分でゴハン炊けるんだよ?!ウソみたい。

サラダ用に、ヌルヌルと格闘しながらアボガドの種をほじり出し、
さらにヌルヌルしながら皮から実をを剥がしつつ、
今日にかぎって30尾もいる特売の甘エビを、シッポから押し出す作業を慣行、
生食ほうれん草とともに、しそ油とお醤油のドレッシングでまぜまぜ、

してたら肝心の魚焼き機に火を入れるの忘れてて、
サバ君、がすっかり出遅れてしまってるうちに、キッチンタイマーち~ん♪

え、もうゴハン蒸らしあがりっ?!
まだ菜花とトマトのたまごスープも途中だしっ、
いつもカメさんのようにマイペースなあなたが、いの一番でゴール入りですかっ!

だもの。(@o@) Oh~・・・

まね、ジャーは保温してくれるからね、お鍋ごはんは、
明日どーやって食べよっかなー、的な部分はあるけれど。

しかし、かるちゃーしょっくだったですよ。
すんごい時間かかるものなのだと、思い込んでたんだものー。

ほら、「はじめチョロチョロなかぱっぱ、赤ご泣いてもフタ取るな」
なんていわれてるぐらいだから、ムズカシイんだぁと、思わないですかー?

あたらしいことを、モノにしてしまいました。
そこに、なにげに感動しているわだじがいます。(笑)

今年のひそかな目標は、「躍進!」
こんな風に第一弾がくるとは思ってなかったけど (^o^;)ゞ
ちゃれんじって、なんかちょっとクセになりそうな喜びがあるんですねぇ。

こういうことが積み重なって、
大きいチャンレンジにも向かえるようになれたらいいナ。

明日はお鍋ゴハン、中華風なナニカにしてみよっかな~♪


                      *  *  *
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by rosegardenbel | 2009-01-27 23:00 | ラ・ヴィータ・ローザ

アメリカ 

              *  *  *

昨日はアメリカで、すごいことが起きてたんですね。

エンジン停止で飛行不能となった旅客機が、
ニューヨークのハドソン川に緊急着水、乗員乗客155人全員を無傷で救出、
という、映画かい?!と疑いたくなるような事故、うーん出来事?

もうご存知の方も多いニュースでしょうね。
昨日の午後このことを知った時、なんというか、
自分でも疑うぐらいに、心が熱くなったんですよね。

すばらしい機長さんと、助け合って脱出した乗客たちと、
着水した途端にワワッとたかって救助活動をした、居合わせた船舶たちと。
その、一つの隙もない連携の形。

続々と配信されるネットニュースのタイトルを見ているだけで、
涙がこみあげてました。

あたしの好きなアメリカに、ほんっとに久々に会えたから。

あたしはこの8年間のアメリカが、心底大嫌いで、
かの国の生んだ音楽にたずさわるようになったことも、
実はどこかで、大きく抵抗を感じていたぐらいだったのですね。

でも、子どものころ、初めて外国という概念に触れたとき、
あたしの中では、それはイコール、アメリカのことでした。

もう少し大きくなってから、外国にはフランスやイギリスやドイツもある、
と知ったときには、子どもの脳、思いきり???の嵐(笑)
ほんとにビックリしたものでした。

そのぐらい、日本人にとってアメリカって特別な国だったと思います。

たとえ、USA=No.1の為の、大いなるプロパガンダーだったにせよ、
アメリカン・ドリームと、そして、「アメリカの良心」という言葉は、
まぶしく輝くあこがれでしたよね。

アメリカには、善きものがある。
日本人がまねても決して手の届かない、まったき完全な高潔があるのだ。

よりよき大人になるための、努力を支える柱として、
深い無意識の中の純真の根っこには、
いつもあの国のスピリッツがあった気がします。

その思いは見事に裏切られ、輝きの影ばかりが自己主張するようになった、
アメリカ。

なかば固まりかけていた失望を、また裏切ってくれたのが、
今回の出来事だったのでした。

機長さんが、かつて戦闘機のパイロットだったということが、またね、
ちょっと唸っちゃったんですよね。

たぶん、管制塔との最初のやりとりをした時にはすでに、
川への緊急着水という手段が、頭に昇っていたのではないでしょうか。

そうしなければ生きられない。
攻撃の成功と同じぐらい、生還するということを考えている人たち、、、
軍人さんは、色んな意味で、命のプロなんだよな、と、つくづく。

つねづね、人類の最高型は宇宙飛行士だと思っているのですが、
この機長さんも、あたしの中の一等賞の人たちの殿堂入りしました(笑)

どんなジャンルでもそうですけど、
プロフェッショナルとは、冷静と情熱のあいだに居るものなのだと、
今回もまたしても、思ってしまいましたねぇ。

納得の、すばらしいお顔です。
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/world/213007/slideshow/145579
一目惚れしちまいました(笑)

今日あたり出始めている論評では、ヒーローという言葉が踊りはじめ、
こうなってくると正直、ちょっと鼻白む感が生まれたりもするのですが…。

あの国でヒーローという冠で括られるようになった途端、
なにか安いものに成り下がってしまうような気がして。

911然り、人間の持つ本質的な崇高さに変わりはないのですけど、
この正しさを、集団催眠のような一過性の興奮にすり替えてほしくないな、
とは、思っちゃうんですよね。

この8年、厳密には6年ぐらいかな、あの国の大多数の人たちは、
正義の名のもとに、まっ黒なピラミッドの頂点を、
無意識の躁状態で押し上げてきたように見えていたから。

その人々の中に、自分があこがれたアメリカの良心という血脈は、
まだ太く流れているのだと知って、
本当に、足並み揃えてまたその誇りに生きてほしいという、
あたしの希望を取り戻せた出来事だったんですよね。

厳冬のハドソン川といえば、昔、もうひとつ事故がありましたね。

理由は忘れてしまったんですが、氷の浮かぶ川に人が落ちて、
(確か子どもと女性だったような)それを果敢に助けた人が、
自分を救助しに戻って来たヘリからのロープを掴めず、
力尽きて沈んでしまった。

氷水に浸かり続けたから、
その時にはもう、腕を上げることさえ出来なかったんですよね。

出来事のすべてがカメラで撮られていて、その魂の崇高さと、
視聴者でしかいられなかった自分の無力感に、全米が涙した翌日、
なんと、その善意の人は泥棒だったことが分かった。。。

気持ちの整理をどうつけていいものやら、困惑しながら、
あたしはO・ヘンリーを思い出していました。

アメリカって、理屈にならない振れ幅を持った国だ。
強烈にインプットされた事件でしたね。

奇跡の着水という、この素晴らしい出来事を知った晩にみたのは、
ハイリンドの芝居『血のつながり』でした。
100年前のボストンで、実際に起きた尊属殺人の物語。

父と義母を斧で打ち殺した富豪令嬢、リジー・ボーデンの迷宮入り事件は、
英国の切り裂きジャックに匹敵する、アメリカの国有伝説といった感じで、
今なお、かの国のまがまがしい病理を代表する出来事のようです。

ハイリンドの若い面々と多彩な客演陣は、
アメリカという国が持つ、ダブルスタンダード的な深層心理をよく深めて、
秀作に仕上げていました。

いわく、白オンリー、黒は即アウトサイダーとなる。
人ならば、誰もの心の中にその二つがあるのは分かっているけれど、
それを認めることは、たぶん、あの人たちには敗北に通じる、
というような、暗黙の矛盾も抱えている。

一神教への信仰と同質の、規範の偏りは、
人であろうとするものに抑圧を強い、回復不能なひずみを、
そりゃ、生みますよね。

この8年に対世界に貫いたアメリカの姿勢は、
ここからまったく変わっていないように、あたしには見えていました。

あの国には、こういう、寛容、受容ということからはかけ離れた一面、
どうしようもなく深い、無意識の優位性というような闇の一面がある。

ところが、その前の日に見たアメリカ映画は、これと真逆なんですよ。
99年作の『ミュージック・オブ・ハート』。

ニューヨークハーレムの子どもたちにヴァイオリンを教えつづけた、
公立学校の女性非常勤講師、ロベルタ先生の実話です。

真摯な根気と、芸術にたずさわる厳しさを教えることで、
人種を越えた多くの子どもたちが、本物の品位を学び、巣立つのだけれど、
市の方針でクラスが廃止になってしまい、存続への闘いがはじまります。

人の可能性を信じ、平等に認めあい、間違いを正し、善く影響し合い、
大人も子どももみんなで、ひとつずつ希望のはしごを昇る。

その先に勝ち取ったものは、予想を越えた、大きな大きな夢の舞台で。

事実の通り、そうそうたる芸術家たちが本人役で、
この映画のために、とある劇場での大ロケに参加しています。
居並ぶ巨匠たちの演奏シーンは、壮観このうえなし。
ここまでの経緯からいって、みなさん、まず無償出演ですよね。

主演のメリル・ストリープも、
彼女らしいプロフェッショナルな打ち込み方で、なんと全曲を自分で演奏。
ヴァイオリンですよ?!それも、美しい音色で。
ありえない熱意です。

この映画を製作したこと自体が、アメリカの良心といえるような作品です。

というわけで、
ハドソン川の出来事ふたつも、リジー・ボーデンもロベルタ先生も、
ぜ~んぶ、アメリカで起きた実話なんですよ。

そして、もう数日で、
あの国には新しい時代を背負った大統領が誕生する。

あの方の当選も、アメリカの良心と言っていいんでしょうかね。
そう思いたいですけど。

ああ……そうなんです、ちょっと、面白い実験をみたことがあって。

コンピューター上で、善人を白、悪人を黒、どちらでもない人を青、
と設定して、
トータル100の駒を、白25、黒15、青60の割合で配するんです。

これは、おおむね実際の人間社会における資質比率らしいんですが、
確か、社会学か何かの未来予測、とかの実験だったと思います。

こまかい条件づけは忘れましたけど、ともかくオンすると、
画面では青が増えていくんです。

まず、白が、あるところまでどんどん減り出すんですよね、
黒はそれよりはゆるいペースで、でも、2、3コまで減っていく。

ところが、しばらくたつと青がポコポコ、黒く変わって、
またたく間に、圧倒的に黒っぽい画面になっていく。

そのうち、白は一つだけになって、ああー善が消えるー!

それは恐ろしい光景でしたよ。
生き残った黒は、強靱なパワーを持ってるんですね。

で、青は、それは簡単に黒によってっちゃうんです……。

白は踏ん張ってるんですけど、けっきょく黒くなっちゃうんです、
青のレベルを飛ばして。

これが社会の縮図なのかと思ったら、暗澹たる気持ちになりました。

ところが・・・え、えええ???
画面がトートツな変化をはじめます。

赤い駒が出現したのです。

それからは、見る間に黒が減りだして、他の色たちも復活しはじめ、
最終的にもとの数、ただし黒の1コが赤になっている、
という状態に落ち着くんです。

もお、ほーーーーーっっっっ。。。と安堵しましたよ。

この、インプットされていなかった赤は、突然変異なんですって。
プログラミングの予測を越えて、いきなり現れた解析不能なものだそうで。

昨今のアメリカのことを思う時、
あたしはいつも、この絵をイメージしてたんですよね。

つい2年ぐらい前まで、真っ黒にみえてた。
もうダメだと思ってた。
でも、、、赤い駒が、出現、したってことなのか?

オバマ氏とアメリカ国民との関係については、
いくぶん懐疑的にも思うんですけど、
----例の、ヒーロー化の危うさも感じるので

でも、とりもなおさず、今までみた大統領の中で、一番の変わり種として、
彗星のごとく登場してきた人なのは間違いなくて。。。
どうなんでしょうね。

突然変異は、たぶん、本当の危機のときに起こるんですよね。

もしもオバマさんが赤い駒なら、今、本当に危機なんだ、、、って、
そっちの方もこわく感じたりもしますけどね。

我が国も、世の中があまりにもおかしなことになって来て、そのことに、
みんな疲れてきてますよね。

真っ黒とは、まだ思わないけど、
いずれ赤い駒が現れることになるんでしょうか。
そうしたらまた、落ち着いた世界に戻るんでしょうか。
なんか複雑ですね。

ハドソン川の奇跡は、白ですよね。
本当に神様と作り上げた時間だったら、赤的、かもしれないけど。

でも、あのシミュレイションでは、
画面が真っ白になることはなかったんだよな。
白は虚弱なんだな。。。

ああ、だったら、あの川の出来事が青の規範になればいいんだ!
素敵、素敵、そうなったら本当に素敵。
アメリカを越えて、人類の良心、だ。

きれいごともいいところだけど、でも、そう思っていたいじゃないですか。
だって、あの出来事から何かを、自分個人にも欲しいもの。


なんてね。
なーんだかヤケに、
真剣にアメリカと向き合うことになった二日間でしたねぇ。
ここまで長文書いたんだから、
きたる新大統領の宣誓式はライブで見たる。(笑)


              *  *  *
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by rosegardenbel | 2009-01-17 00:00 | ラ・ヴィータ・ローザ
              *  *  *      

あけましておめでとうございます。


去年は本当に本当に、みなさまにお世話になりました。


暮れからこのかた、あれやこれやと思いおこしていたら、
あっというまに三が日がすぎそうになっていてビックリです。

あまりにもよい年だったので、今年はあんまり多くはのぞんじゃいかん、
などと思いつつ、ルル真剣に今年の星を診るワダジ。。。
言動不一致は2009年も健在です、あ~(-o-;)ゞ

キューバ映画をみましたよ。
『バスを待ちながら』

あい、日記タイトルは、別にあたしが出先でバス待ってる内に年コシちゃったヒ~!(@o@)/
という意味ではなかったのです、でへへ。

これ、もしかしたらマイベストの2位に浮上したカモ。。。
すっばらしくイイ映画だった。(ちなみに不動の1位は『髪結いの亭主』)

あり得ないことがあり得そうに見えてくる、天国のようにほのぼのとした大人のおとぎ噺、
かと思いきやっ、ラストはいきなり、えーっ?!の不思議映画に急展開。

こういうホン、書きたいなぁ。
ほんとうに、天国とはこういうところなのではなかろうかと信じたくなる、
美しい水色の「おうち」。
あたしもあの仲間になりたいなぁ。

問題のラストは、今あたし個人のテーマになっているシンクロニシティが、
何の違和感なくフツーに織りこまれてたから、これまたシンクロニシティ体験しちゃったよ!
ってな複雑なことにもなっちゃって。

2000年の映画なんですって。
それを9年も経った今、知るご縁、さもまた不思議ならずや、
なワケだったのですよ。

年のはじめに見るにはオススメです。
なんだか、人にやさしくしたくなります。
れんたる屋さんになかったらあたしに連絡してください。(何する気っ?(笑))

これがあたしのシンクロの意味なら、かなり嬉しいなぁ。





本年のみなさまが、
虹のような、夢のような、輝きにつつまれますように。


今年もよろしくおねがいいたします。





              *  *  *      
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by rosegardenbel | 2009-01-03 22:56 | ラ・ヴィータ・ローザ

あたらしい春  



新年、あけましておめでとうございます。


らしくないお正月も、もう今年で4年つづきです。

歳時に追われるのも息ぐるしいような気がしてきましたが、
お節句とか、やっぱり素敵ですよね。

日本の時間を自分の時間にしている、そんな女に、
そろそろなりたくなってきました。
まあ、皆さん普通にされていることなんですけど。(-、-;)ゞ

ぜひ来年の目標に。。。。
って今年からやれよっ。(^o^;)ゞ

そうですねぇ、今年は、なにか新しいことしてみたいナ。

今までどれだけのものが身についてきたのか、試してみたくなってきました。


旧年中は、ほんとうにありがとうございました。
皆さまの愛をひしひしといただいて、なんと幸せな自分であることよと、
つくづく。。。
花にして、お返ししたいです。

皆さまのご多幸、ご健勝を、心よりお祈り申し上げます。
今年もよろしくお願いいたします。


                      *  *  *
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by rosegardenbel | 2009-01-01 00:00 | ラ・ヴィータ・ローザ