劇団離風霊船 山岸諒子の徒然をつづる雑感ノート 「ラ・ヴィータ・ローザ」です


by rosegardenbel
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<   2008年 05月 ( 5 )   > この月の画像一覧

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ヤバい、
すでに記憶の彼方に流されそうになっている、
いんてりじぇんとろぼっとでらっくすふぁみりーたいぷ(言えた(^o^)v )

どっちかってーと、
アレはなんだったんですかね?
とか、
アレはどういうことだったんですかね?
など、
ご質問をお受けしてお答えしたい感じの、
楽からわずか三日目でございます。

あまりの怒濤の集中に、
正否はともかくヤリ残し、とりあえずナシ!感だけが強くて、
なせいでしょうか。
でも、実際、それぞれまったく余裕のない状態だったので、
正直ほかのチームがどーなってんだかナニやってんだか、
あんまり分からずのまま終ってしまった、というのが当たっているのやも、
しれません。

こうなってみると、残っているのは、
すこぶる印象的だったキョーレツなことばかり、でしょうかね。

ひとつ、ごめんなさいだったのが、上手の壁に並べていた、
キューブ型のスツール4つとの、せつない思ひ出です。
博士がブランデーグラスをゆらゆらさせてた、
底以外全部ふかふかの、やらかい四角のあの椅子ですね。

あれ、作ったんです。
コレってほとんど大道具の範疇ですよね、とか言われ、
だっ、だよね?……なじぇウチに?
という疑問かかえつつ、我が小道具班で。

っていっても、もはや山岸個人と化した我が「班」では、
ワダグジがお買い物に出動せねばならないので、
寸法と素材と、作り方の手順だけ考えて、
実作は、新人の市川と服部----なじめない、誰だはっとりって (- -;)
はい、イッチーとQちゃんに、全部やってもらったのです。

んが、この製作過程で思わぬ惨劇が。。。

小道具作りで一番面倒なのは、効果的な素材選びなのですが、
舞監青っちに連れられて行った、リブレ御用達の巨大ホームセンターにて、
すんばらしい素材をみつけたワケですよ、
クッション部分に。

ええー?!この大きさで70円っ?倍のサイズでも150円~っ?
こんなにふかふかで、さわり心地もよくって、
1枚でスツール2コ分も取れちゃうじゃん。。。
買った!チ~ン♪
いがったいがった、これで一番イヤなブツは8割できたも同じこと。

ルンルンと、戻りましたよ事務所に。
すてきな椅子の出来上がりを夢見て。
そうして、若い娘たちにまかせて、別の作業をするべく自宅に戻った晩、
制作の落合サンからメールが。

事務所中がチクチクして大変です。
あの椅子の黄色い中敷は、いったい何なのでしょう?

え?ちくちく?なんのこと?
追って大橋さんから、作業中止の連絡が。
理由を聞いてびっくりさ。
その、黄色いふかふかの激安の中敷の名前は、ぐらすふぁいばー。
死ぬほどこまかいガラス粉が織り込まれていて、
長年扱ってると、触ったり空気吸ったりで病いを呼びかねないという、
日本で今、問題になっている建築資材なのだそうです。

でーーーーっ?!
知らなかったよそんなこと、てか何でそんな危険なモン売ってんのっ?!
翌日、娘っこたちに会ったら、ふたりともガラス粉にカブれて、
それは見事なリンゴの頬っぺに。。。
いと可愛ゆし。
とか言ってるバヤイでなくーっ!

シャワーで流してもまだチョット残ってるみたいなんですよー (T T)
ひー、ごめんよーーー(T T)

駆除です、駆除。
椅子の製作は待っちゃくれません。
そこからは、100均で買ってきた巨大ビニール袋に首を通し、
肩まで届く使い捨てロングナイロン手袋と花粉も通さないマスク、
頭にはタオル装着、出ているのは目だけ、
の重装備に身を包んだあたしと市川で、
えっこらえっこら、コンパネ製の椅子4コを屋上に運び、
Qちゃんが、これまたこれでもかと丁寧に仕上げてくれた、
あの革のように美しい外側の生地を必死で剥ぎ、
黄色い中味の----まるキなブツの、
駆除です、駆除。

屋上駐車場に、車を停めに来た住民のみなさんを、
出くわすたびに、ギョッ?!と脅えさせながら、
すわっ、伝染病発生かっ?
と勘違いされかねない、
頭の先から足の先まで真っ白な、謎の消毒隊と化したふたり、
本気作業です。

黙々もくもくもくもくもくもくもくもくもくもくもくもくもくもくも・・・
よくはたらきました◎
問題の中味は、フツーにはんずで大枚はたいて買ったスポンジに代わり、
椅子はめでたくリニューアル、無事、天馬家に納めさせて頂けました。

思えばこれは、数々の予兆をふくんだ出来事だったのでしね。。。
小屋に入ってから、また別のちくちくに悩まされることになろうとは。
ダニえる。。。一難去ってまた一難。
そして、あの時すでにあたしと市川は、謎の白隊のドレスリハーサルを、
ええ、パパと娘にさきがけて、させていただいていたワケですね。
合掌。

謎の白隊といえば、もうひとつ、ゴメンチャイが。。。
問題は、この写真。
 ↓ ↓ ↓ 

「晴れやかに麗しい微笑み家族 in 男子楽屋」
                Phot by セトゥーン(本番休憩中)

いやね、もともとは、千秋楽だからってことで、
ワタシタチ白家族が魅惑の10分間の出番を終えるとすぐ、
廊下で、撮りっこしヨ、ってやったでんす。
そこへ、飛んで火に入る……いやいや絶妙のタイミングで、
の~んびりした調子のロボパパが通りかかったので、ウチの白パパが、
「小林さん、押してくださいシャッター、シャッターシャッター!」
って、デジカメを渡して。

でも撮れたの見たら、バックが暗い廊下だったので、
パパの芸術心にはヒットせず、
楽屋で撮りましょう、って和気あいあいになって、
入ってすぐ目の前に座ってたセトゥーンに、
「セト、押してくれシャッター、シャッターシャッター!」
「え、休憩中。。。」
「あ、次あたしのも」
「え、だから休憩中、、、」
「あ、次コレも」
「だから、、、」
「じゃあ、コレも次」
と、終るたびにそれぞれのカメラとケータイを渡して、
ばっちり撮らされるハメに陥って腑に落ちないセトゥーンを置き去りに、
ホラーな家族、ご満悦~♪
だったんです。

ま、確かに、
モニターが聞こえないほどガハガハ騒ぎまくってる女子楽屋とは違って、
あらら?男子楽屋って、なんだかキンチョー感ただよってるわね~、
なんて思ったのも事実なんですけド。

打上げで、小林さんに言われるまで、まったく気づきませんでした。
ワタシタチ白家族が魅惑の10分間の出番を終え、
次の出を待つこの時間、
イコール、研究員ふたりのジタバタの10分間(失礼な)
は、ロボットさんたちの唯一の楽屋休憩時間だったのだそうです。

あの過酷な縛りの多い出番から解放される、つかの間のやすらぎの時----
次への英気を養って、
決してセリフを噛むことも、あらぬ目線になることもなく、
この人たち、ホンモノだったのかぁ、と客席を驚嘆の渦に巻き込む、
あの一糸乱れぬ、完璧!なロボットに戻るべく、
見上げた準備に余念のない、貴重な休み時間を、
狂ったようにノリノリな白い軍団が、蹂躙してしまったというワケです。

端然と廊下に揃えられたひと組のスリッパは、
出番ギリでもすぐ履けるように、
少しでも休める時間を延ばそうと編み出した、ロボパパの苦肉の策、、、
身投げの跡かと思ってた (@o@)/

「ヒドイよも~、白い一家」
「だって~、なーんだかのーんびり歩いてたじゃん、廊下」
「失敬な、トイレいって着替えの段取り確認して、って秒刻みだよっ」
打ち上げで小林さん、訴える訴える。

いや~、女子楽屋では娘ロボが一番うるさかったから、
そんな緊迫した時間だったとは、ぜんっぜん気づかなかったのでした。
しつれいしましたぶはははは!(なぜか可笑しい)
このぐらい、ね、
それぞれの流れが分からぬまま、最後までいっちゃったんですよね~、
今回は。

まあおかげで、いわゆる二落ちが来たのも、なんと楽日になってから、
だったのは、ケガの巧妙ってゆーかなんてーか。。。
夢中で爆走せざるをえない公演でしたね。
ともかく、
ぐらすふぁいばーは使っちゃなんめえ。
これだけは、しっかり学習したことです。(そこかよっ)

でも、ウチのチームが白家族になったのも、
どこかが変わった感じの揃った白い出で立ちが着たい、
と出した提案が通ったからだし、
思えば、トーストを食べる天馬家の朝の階段に、横一で居並んだ絵も、
稽古の中から浮かんだアイディアだし、
こんなに自分のイメージを通せた芝居も、そうはなかった気がします。

よい意味で、図々しさを覚えたというか、
人の思惑はとりあえず置いといて、自分が何をしたいかを、
まず明確にプレゼンする、という居方は、
群雄割拠の貴方と嘘と、直接ひとりでお客さまを引き受けるライブ、
という二つの現場を経たおかげで、
身につけられたものかもしれません。

そうしてまた一つ、この芝居で何かを掴んでいるはずです。
次に活かすのは、歌うという場所。
それがまた、秋へと繋がるのでしょう。
この循環が、あたしのプリマヴェーラになってくれていったらいいな。

ここへ来て、また、
素晴らしいお客さま方との新たな出会いにも彩られました。
あたしの好きなタイプの、距離感を保って下さる方ばかりです。
恵まれてます。
本当に今年はよく動いている。

年古るごとに活気を増す不思議な女優、
お客さまにそう評していただいたことがあります。
自分でもそう思います、なんだかこの先、もっと元気になりそう(笑)
あと5年で、左の数字が変わってしまうのだけど、
今が一番いい感じと、年々歳々信じられている。

そうして、25年、リブレにいてよかったと思えている。
うん、、、よかった。


よき夏へ、みなさまも。
ご来場、まことにありがとうございました。


               *  *  *
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by rosegardenbel | 2008-05-31 00:00 | ラ・ヴィータ・ローザ
               *  *  *

        

無事、千秋楽を迎えることができました。
たくさんのご来場、本当にありがとうございました。
おかげさまで、動員数も伸び、久々のクリーンヒット的な位置付けに、
どうやら今回の作品はなったようです。

まーしかし、世代、性別、人生背景など、
その回の客席のモード(最大値)によってこんなに反応が変わる作品も、
ちょっとなかったような気がします。
一番面白かったのが千秋楽。
明らかにオジサマが多かったと思う。

実際あたしのお客さまも、女性は10人中ふたり、
チャーリーと、山岸のVIP某巨大スーパー取締役本部長さまを筆頭に、
8人の男性全員が、実にオーバーサーティーシックス。
36才の年男をオジサマ分類としていいものかは置いとくとして
---まあ、才勝サンと宮川センセですから、オッケーですよね(笑)
コレ、前の日は半分がアンダー22の若者でしたからね、
自分がトシ取ってるからお客さまも枯れセン(無礼なコトバだ)
なわけじゃ、言っときますけど、ないですからね。

で、楽日は、演じ手側のテンポがよろしくなく、
前日までの、何やってもドッカン、みたいな客席ではなかったので、
この静けさがどこで破られるか、
楽屋でウケどころをモニタリングしていたのですが、
それが、、、
いわく、BMI値と肥満度、及び、成人病の病名羅列のセリフ群で、
ぐほほほほ、、、みたいな低い笑いがさざ波のように。。。

ここだけ突出してこんなに声が出たのには、
聞いてるこっちの方が笑っちゃいましたよ~。
あー今日は大人のお客さまなのね、
客席カラっぽだったワケじゃなかったのね、と、安心しましたけど(笑)
若い方が多い日は、ロボットの動きそのもので笑い声が立ってましたね。
かくいうワタクシども白い家族は、やっぱり大人ウケチームだったかな。

どの回も、あたしたちのところで聞こえてくる声は、
明らかにその前までのシーンより一段落ち着いたトーンの笑いでしたね。
公演前半は「バイトに行く途中とかバイトとかバイト帰りとか」
のシリーズ----リピート効果による笑い、が来てましたが、
中盤以降からは「あなた、何も今日でなくても」とか、
「どんなナゾナゾだ」のようなセリフに、シュールを感じて下さったのか、
クリアな反応が起こるようになりました。

あたしたちも、それによって成長させてもらえたという感じですね。
実際、初見で読んだ時にはなーにが面白いんだか、
演る方がよく分かってなかったぐらいですから(おいっ)

       
       ウチの娘たち、もとい子供たちと
       開演30分後の10分間の出番を終えて、
       次の出は更にここから40分後!
       この間の女子楽屋はホーンテッドマンションと呼ばれていた
       ほっといて (- -:)

でも、久々に見栄切りバンバン飛ばせる役だったので、
気持ちよかったですね~。
リモコンを取ってから暴走までの間は、コレよコレ、
お芝居ってこーでないっと、てな感じで。

アングラもどき、だったんですけど、目で空間を切る、みたいなやり方は、
それを知らない世代の人には新鮮だったみたいですね。
第一期のリブレ(高橋前、今は第三期、かな)は、
みんながあんな感じの、見栄切り芝居してたんですヨ。

奥の深いアングラは、付け焼き刃で太刀打ちできるものではないのですが、
せっかくもらった役なので、昔の憧れを今一度、とばかりに、
無謀にも摺り足に挑戦してもいました、実は秘かに。
ニ度目に階段から出てくるシーンは、初めて動く場なので大事にしたくて。
段上は目隠しになっていて腰から下が見えないので、
上体が滑っているような動きになるように、
ずっと腰位置キープで膝を曲げて進んでたんですね。

分かる人には分かる、なつかしい動きです。
なにが辛いって、
実はそのまま手を使わずに椅子に座ることで。
でも、ここまでやっちゃったからには、
いきなりフツーには座れませんものさ、シマッタ椅子かいっ、
とは思ったんだけど、後の祭。

毎回今日こそやめると思ってたのになぁ、結局全部やっちゃったよっ(笑)
このトシでやるには無茶すぎましたね、膝ボロボロ。
だけど、『貴方と嘘…』での8ヶ月のダンス特訓のおかげか、
どうやら病院には行かずに済みそうですほっ。。。

そんなに熱くなってたつもりもなかったんですけどね、
こうやって離れてみると、やっぱり普通のテンションじゃなかったのかも、
しれませんね。
だって、これも久々に、舞台空間から役を作ってもらう、
という幸福な現象にも遭えたましたからね~。
寄り目と舌なめずりは、ゲネで突然出て来たものだったんですよ。

あのセットにいたら、なんか違うモン降りてきたって感じで、自然と。
本番で違うと感じたらヤメよ、と思ってたんですけど、
お客さまからはヤケに好評だったんで、これまた楽までイっちゃいました。
……ほんとはお調子モノなのかも、あたし。
リブレはエロスが弱いですからねぇ、あのシチュエイションならソコ、
ちゃんと押さえないとっ、と、いらぬ使命感燃やしつつね(笑)

そーなんですよねー、なんか今回、わかっちゃいました。
あたしは、毒のある女優でいたいんだな、って。
芸は色だぜ、じゃないけど、
これもまた『貴方と嘘…』の8ヶ月で、その辺みっちり、
ガイズから仕込み直された感じで(笑)
『どいつも…』の酔っぱらい仰臥シーンを発想したのも、
そういう辺りからだったんだな。

毒は女優の華じゃないですか。
リブレとRGのチラシイラストを描いて下さっている鹿野さんが、
(いいトシこいても)まだちゃんとやってるの、エライよな~、
って誉めてくだすったんで気づいたんですけどね。
これからも毒の華をイヤっちゅーほど咲かせるぞと、ええ、
新たに心に誓いました(笑)

でも、ウチの家族はみんな、その辺に馴染みの持てるメンツでしたよね。
O迫K はオトナなんで、ウハウハ喜んでノってくれましたし、
くら林はもおーあの目が、すでに毒気満開ですし(誉めてんのヨもちろん)
大抜擢の新人市川がまた、どこまでもイっちゃうタチの娘だったんで、
これはめっけモンでした、ほんと。
黒い白家族をやるには、ベストのメンバーでしたね。

打上げで市川が、ガハガハ笑いながら(すっげー笑い上戸、うるさい)
あたしー、最初このホンの中で、ホントこの家族が一番わかんなくてー、
うわどーしよー、来ちゃったよー、とホント思ったんですけどー、
今はこの家族でホントよかったですー、ホント楽しかったですー、
ラッキーだったですー、ホントー、よかったなぁ、ホントー、
ほんっとにホントー、いやホントにー、ホントなんですよぉ、
と、
もう分かったよっ、というぐらいホントを強調してくれたので、
並んで呑んでた父も母も、落ち着け、とツッコミ入れながら、
秘かに落涙しておりました。

ホントはね(いや伝染ったわけでなく)あの役は江頭の二役だったんです。
ホンが進む内に、作家の中で、
ああいった電脳家族のイメージが出て来たようで、
それで二役は不可能ということになり、
その時点でギリシャ悲劇のラインも消えたというワケだったんですね。

江頭演ずる剣一は、市民劇団に所属していて、
わたしたち家族はそこの役者のようでもあり、
稽古している演目はオイディプス、
ゆえにあの冒頭の芝居がかった長ゼリがあり、
わたしたちの衣装は黒ではなく、ギリシャ演劇の色、白、
その白家族の例のなぞなぞはスフィンクス、という残り方をしたワケです。

この筋は、ちゃんと入れられたら相当面白いことになってたと思いますが、
今回は時間切れでしたね。
深くなるホンだから、ぜひ改訂板で再演をと、
多くの皆さんから仰って頂いてもいます。
あたしたちもぜひ、発展的リベンジを望みたいところです。
うまく行ったら、第三期リブレの代表作にできるホンかもしれません。
ちょっとこだわって、この熱は失いたくないですね~。

うわ~、白家族の話だけでこんなにっ。
まだ他の家族の話もせねばなのに、まだし足りてないぐらいだし (- -;)
とぅーびーこんてぃにゅーっどぅ、かな、こりゃ。
寝ないと膝が治らないし、これから歌うんだし、ね。

そーです、明日からはシンガーモードに入らねばなのです。
ひとまず第一弾ということで、
レッスンに煮詰まったら、この別のキーボードに向かうことにしませう。

  亡霊家族と呼ばれていたわたしたち~
 

あ、この撮影爆笑エピもあったんだった!
ふっふっふ。
もうすぐ何もかも思い出しますから。。。


               *  *  *
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by rosegardenbel | 2008-05-29 00:00 | ラ・ヴィータ・ローザ

IRDX-F 

               *  *  *


残り2回の本番となりました。
ここまでお越し下さいました皆さま、ありがとうございます。

やってる側には良い声しか入ってこないものですけど、
でも、どうも、面白いと言って下さる方が多い公演のようで、
口こみ当日券とリピーター券がたくさん出ているのも、
近年にない特徴なんですよね。

今回は、各チームとも気の抜けない集中を要する芝居をせねばなので、
お客さまの笑顔を見ていると、そのまま元気になる感じで、
ありがたくも、ともかくホッとしてます。。。

要集中!と言いながら、ロボットに一体、よく初期不良を起こすのがいて、
----誰とは言わぬがオジサンです(あ、わかっちゃっタ?)
あらぬアドリブは口走るし、
セリフ噛んでもなんだかオッケーな雰囲気を出しまくるし、
機械のくせに、いいよな自由でくっそー、と、
噛んだら本気で自爆のわがアングラチームから、恨み買ってます(笑)

なんかみんなコワイって言うー、あたしの役ー。
そう思ってもらえるのは正解ではあるけれど、
客席の子どもが脅えてフリーズしてたとか聞くと、そっ、そこまでかい?
ちょっち複雑ぅう~。
だってあたしは、フツーにやってるだけだもん……ひぇー?!

いや、いいのよ、それで。
あんぐらですから。
王道ってもんです。
次にこのイメージもたれたままだと困るけど。
シンガーデビューもすぐあるし。
別にホラーなライブじゃないんで!
そこだけはっ、よろしくお願いしますよっ!

ここまで怒濤で突っ走ってきて、昨日はマチネのみだったので、
この、小屋入りまでの今日の時間は至福のインターバルです、嗚呼。
トシも顧みず、自らやらんでもええ無茶な負荷を身体にかけているため、
----それも、ほとんどのお客さまに気づいてもらえない地味な体勢
かなり、ヒザがボロボロになりつつあるのに気づきながら、
ともかく明日まで、行くだ!

今、一部女優陣は、ある現象に悩まされて困っています。
あたしと伊東と新人の市川(あたしの息子役)なんですけどね、
小屋入りしたら、ダニえるの襲撃に見舞われちまいましてね。
背中だのお腹だの腿だのに、赤い発疹がぅ、、、
これがっ、痒いのなんのって。

昨日あたりから、首回りまで攻められるようになってきて、
もはや衣装では隠しきれないのではないかと、、、
ちょっとぉ、勘弁してー。
20年以上通ってる小屋なのに、こんなことは初めて。
市川はまだしも、すっかり耐性もってるはずのあたしと伊東ですぜ、
なんで今頃ぉー?
他の女優は平気のへいざなのが、また解せず。。。むー。

今日は、昨日が自身の千秋楽だったにも関わらず、
三浦が駆け付けてくれるので、痒みにも噛みにも負けずに頑張るっ。
どーだろ、史朗ちゃんのお好みかしらん。
池田屋の旦那は、『どいつも…』の方が好きだって言ってた。
そうね、アレは人間の話。
今回は出来事の話だから、池田さん的には消化不良だろうな。

早くも、面白いからもっと練ったらすっごい深い話になる、再演希望、
と、作家さんやTVプロデュ-サ-さんなど、
この道のプロの方々から同音異口のご感想もいただいております。
これもなかなかない現象で。。。

そんな『IRDX-F』
初演を見なけりゃ今後の変遷の醍醐味も分からないってモンです。
(今はあんまり再演のことは考えたくないけど (_ _;) )

残り二日です!
お見逃しなきよう、ぜひいらして下さい!

うげげ、もう出掛けなきゃ。
今日もダニえると、いやいや作品と、闘いにいってきまーす♪


               *  *  *
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by rosegardenbel | 2008-05-26 00:00 | ラ・ヴィータ・ローザ

誕生日のメール

               *  *  *

明けてしまいまたが、メッセージをくださった皆さま、
どうもありがとうございました。

申し訳ございません、お一人お一人にお返事をすることがままならぬ今、
でございまして、
無礼千万ながら、この場にて御礼に代えさせていただきます。

とてもとても、嬉しうございました。
m(_ _)m

あと二日で小屋入りというのが信じられない、ヤマまたヤマの稽古場で、
昨日と同じ稽古三昧タタキ三昧の今日が、普通に過ぎていきました。

あたし自身もすっかり忘れていたぐらいの、今年の誕生日でした。
去年も、目の前で大勢呑みしていながらツルッと流された日では、
ええ、ありましたが(笑)

去年の今頃は、振り移しで阿鼻叫喚?の日々がはじまっていたのですよね。
昨日のことのような、ずいぶん遠いことのような。。。
ほんとうに、
楽しかったなぁ。

大航海を経て、港に戻ってきた今は、
確実に前とはちがう自分がいるのを感じています。
それが何よりの、贈っていただけたギフトだと思います。


----稽古場では、アングラ女優と呼ばれる日々を送っています。
ギリシャ悲劇は、思いっっっっきり遠ーーーーくへ行ってしまいました。
(またウソつきになってしまいました (T T) )
がっ、
久々の見栄切り芝居は快感~♪です。

残り二日。
もっともっと面白くなります、頑張ります。
下北沢で、お目にかかれたらいいなぁ~。


それぞれの場所から、それぞれの時間を作って、
お気持ちをかけて下さって、
本当にありがとうございました。

皆さまも、どうぞお健やかに、よき日々を。

また1年、よろしくお願いいたします。


               *  *  *
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by rosegardenbel | 2008-05-17 00:00 | ラ・ヴィータ・ローザ
               *  *  *



台本の3ユニット目が来ました。
あ、時間はかるの忘れちゃったけど、
分量的には、これで7合目ぐらいまでは来たってことかな。

って、いきなり7合目から始まる“IRDF - X”日記(笑)
いや、今までも打ってはいたんです。
ケドぅ、
自分のところがどーしたものやらで悶々としてると、
なかなか文がまとまらなくって、、、

ま、その辺は後回しにするとして、ホンですよホン。
ここまでがとてもイイ展開だったので、正直、かえって心配してたんです、
これからの大事な山場が、ロジックのみに偏っていっちゃったらヤバい……
って。

杞憂でした~。

面白い。。。
このホン。

なんだか何げにドラマチック。
謎、また謎。
ぐいぐい引っ張られる。

シーン、シーンが粒だってて、スリリングなんです。
ちょっと浮かれちゃうぐらい、さらにイイ感じになってた。
イがっだよおおお。 (T_T) じん……

今回は、4つのチームが出てくるのですが、
それぞれがハッキリと違う性質にふり分けられているので、
たぶん、どの組も興味を引く構成になってて、
それがまた、物語の謎そのものにもなってるんで、
誰を見てても面白いんです。

もちろん、大橋流のギャグも織りこみつつ、
異色なジャンルにも踏み入ってて、
---- この系統を真っ向からやったことって、なかったんじゃなかろうか
リブレでココ行くかっ?!みたいなね。
お客さまにとっても、かなり驚きなんじゃないかナ。

で、あたしはその、ココ、担当です。
はぁい。
異色、ですよ~、かな~り。
やっとね、自分のチームが向かうべき行く手が見えたので、
も~、ほっっっっ、、、です。

それが、わたしたちのチームは、モチーフが決まってるんですけド、
ギリシャ悲劇なんです。
なんと。
リブレで。
どーしちゃったんでいっ!?
ですよねー、ワタシらも全員、びび、びっくりでしたゼ。

まあ、そのままをやることはないんですけど、
ゆえに、
演出にイメージ付けしてもらわないことにはにっちもさっちもいかず、
他のチームが、これまた大変な領域にチャレンジしているので、
---- ええ、まあいわゆるロボットと人々、ってヤツですね
絵画で言うなら抽象画、って感じのうちのチームは、
しば~らく放っておかれてたんですわ。

それでね、書けなかったのっスよ、日記が。
でも、今日来た部分で、一挙にイメージがクリアになったので、
明日からが楽しみです。
なんたって、ぎりしあの、ひげきですから。
役者的野望から言えば、そりゃ、まんまやってみたい世界ですものぅ、
ネラってますけどね、無理くりでもソッチに行けるよう(笑)

あーよかった、ちゃんと筋書きに絡む役割になって。
オブジェで終るかと思った (@o@)/

て、、、そんなこと言ってるばやいでなく、
たぶん、、、安穏としていられたのもここまでで、
思うに、とんでもない緊張に晒されるお題が、
来る、きっと。
うううー、りめんばーさぶじぇくしょん?
いかんいかん、これ以上言っちゃダメだ~めよ~。

ここまでだって、けっこうなネタバレ感あるでしょ?
どっこい、全然へちゃらなの、このぐらい。
もっとスゴイどんでんが、待ってるから~、うふっ♪
ホントにこれ以上は言えませんけどね(笑)

いや~、楽しみにしてて下さい。
あさってからは一日中稽古三昧の、まさしく黄金の日々に突入ですもの。
なんて贅沢っ!
嬉しいよお。

今回は、どのチームも負荷が大きい役どころで、
それだけに、上手くまわればそれぞれの良さが引き立つような、
個人的にはベストなキャスティングだと思うのです。
佳いホンになりそうなので、今日の稽古後呑みも、
みんなワクワクドキドキ、活き活きしてましたものね~。

うん、よい稽古場になってる。
明日にはきっとまた、みんなエネルギーをガンッと上げてくるでしょう。
ヤルぞおお、あたしも。
集中して、なんとしてもモノにする。

・・・6月に、赤坂シンガーデビューが決まったので、
それも千秋楽から日をおかずで、やらなきゃならないこと目白押しで、
それを思うといと不安、なんだけど、
正しい集中で臨めれば、同時にその道にも向かえるはずだから。
信じて、
いくです!

佳い作品にします。
みなさま、本当に、ぜひ観にいらして下さい!

               *  *  *
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by rosegardenbel | 2008-05-02 00:00 | ラ・ヴィータ・ローザ