劇団離風霊船 山岸諒子の徒然をつづる雑感ノート 「ラ・ヴィータ・ローザ」です


by rosegardenbel
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The Best Of Everything

               *  *  *


起きちゃった。。。
完徹明けで一日稽古だったのに。。。
稽古場を出る時にはもうヘロヘロで、帰った途端にバタンキュ~ (@_@;)
だったのに。。。
そのまま朝までがっつり爆睡!の予定だったのに。。。

1時間で目が覚めちゃったよおおーーー (T_T)

心配事、やらねばならぬ事、考えておかなきゃいけない事の量が、
とっくに限界越えしていて、肉体疲労と足腰の痛みをお伴に、
ワダジに休息を与えてくれないのれすーーー。

なんて大変な芝居なんだよ。
音楽分野って、一人で道つけるのは無理なんだわ、
今、少なくとも、デッカイわらじばっかり3足はいてるもんな、
歩きづらいっちゃありゃしねえ。

もちろんRGにはもち子さんもいるし、演出はじめ監督、スタッフ、
頼れる人ばかりだけど、
頼る前に頼りたいことを整理すること自体が、至難のワザなのよーーー。

これからわらじは増える一方だし。。。
つくづく、頭悪いよなぁ。
本当にごめんなさい、みなさん。

今日の稽古はキツかった。
この回はじまって以来、はじめてみんなまっすぐ直帰しました。

先週からはじまった演出稽古は、あまり小返しをしないスタイルなので、
知念さんがご不在の、今日から3回の役者稽古は、
丁寧に返して場の流れや緊張感をみっちり身体に入れようウィーク、
なのですが、
初日からもう疲労困ぱいです。

ホンを削いだ分、演者一人一人が緻密に自分を分かっていないと、
稽古にならない。
立ち位置探すことさえこの大所帯では、時間かかるかかる。

まあ、予定していたところまでは行けたし、
ネック部分のシーン立ても、面白くなりそうな感じにつけられたので、
本当はエライ進歩してるはずなんですけど、
疲労がすさまじすぎて、達成感とか感じる余裕もないのれす。

明らかに、踊りの疲れ方とは違う、
芯を張り切って切れそうな隙間なさから来る、心の疲労。

そら緊張しますで、みんな。
半年つきあってきたけど、それぞれがどんな稽古を展開していくのか、
今日はじめて知ったようなもんですからね。

これだけキャリアにもバラつきがあるメンバーだと、
全員で方向性を納得することなんて、
そう簡単にできるもんじゃないですもの。

あたしも含め、今日は全員パニくって落ち込んでると思います。
たぶん、あの池田さんにしても。
いや、あれだけの人だからなおさら、もっと深いところで、
停滞や危うさを感じ取って、相当なお疲れになってると思います。

あんまり疲れると、眠れなくなっちゃうのが、
心配。
みんな、本当に身体はいたわってね!(せつに!)

でもね、今日が一番辛い日だから。
オフ明けのあさってには、もっと楽になってるから、絶対。
寝て起きたら、
あらら?と思うようなところで勝手に追い詰まってたのが分かるって。
大丈夫!

まあ、この苦しみは、現場の醍醐味でもあるわけですが、
悩みの種にこそ、状況打開の目があるのよ。
だから、それを手放すのは、ホントはもったいないんだよね。

あきらめないこと。
タマ打ち続けること。
結局は、そこにしか王道はないと、あたしは信じています。

そう、演出から難題を提示されて、新しく加筆したシーンを、
磯見さんと池田さんがとても喜んでくれた。
このホンの中で、一番のクライマックスが出たね、
ここへ来て、一番いいシーンが生まれたね、って。

チャ-リーと鳴海。
大人の男二人が、タイマンを張るシーン。

あんなに激情にかられながら、
セリフに詰まっても続けようとする役者磯見を、はじめて見た。
そうして、
これ、ふざけた言葉足してもいい?俺、苦しくて、言えないんだよ、
泣きたくないんだ、、、と、池田さんが言った。

女優たちは、見ながら号泣してたらしい。
あたしも、泣きながら書いてたけど(笑)

でも、二人からもらったものなんだもの、
二人を見てたら、自然に浮かんできたセリフたちなんだもの、
書かされたんですよ、あたしは。
そこに、あんなに真剣に向かっていってくれている。

苦しかったけど、、、よかった、あきらめなくて。

次回からは、新橋演舞場から石坂さんが帰ってくるし。
ああ、、、ホッとする。。。
ごめんね、早く帰ってきて、って、思っちゃってた。

次から始まるのよ、貴方と嘘は。
うまくやろうとか、ちゃんとやろうなんて、
どうだっていいんだよ、本当は。

あたしは立場的に、
どうしてもみんなをそこへ追い込んでいかなきゃなんだけど、
それが一番辛い作業だったりするんだけど、
楽しくやる、まず楽しむ。
何があっても、そのたび全員でそこに返る。
それが RoseGarden を立ち上げた理由なのだから。

努力が報われる現場にしたい。
努力したことには、最大限の讃辞を惜しみたくない。

激励のために誉めないのは、あたしは本当は好きじゃない。
求められたらベストは尽くすけど、
あたしの本当の気持ちは、それって違うと思っている。

そうやって、本物を見極めていけたらいいな。
本物の前には、人は一番素直になれるはずだから。
自分も本物でお返しできるはずだから。

急に思い出した。
チャーリーが、
俺、これでもう芝居やめるんだ、ってニコニコしてるから、
びっくりしたら、
俺は他はもういいの、Rose Garden 一本で行きたいんだ、
と言ってくれた。

毎回毎回、次回のことなんてまったく考えられない、
たよりない浮遊体でしかないのに。
そんなこと言っちゃって。。。
じんわりと柔らかいご褒美をいただけたのかもしれない。

すみません。

なんだかそんな気持ちになってしまう。
詫びではなく、
尊くて、ね。。。
ありがとうなんて、そんなおこがましいこと言えないもの。

ああ、、、やわらかい気持ちになれてきた。
沁みてる沁みてる。

やっと眠れるかも。

               *  *  *
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by rosegardenbel | 2007-11-26 00:00 | ラ・ヴィータ・ローザ
               *  *  *


昨日は稽古初日でした。
ご存知の通り、初めてセリフを喋る日です。
しつこく言いますが、初日、です。
初日、なのに、
通しを2回もやりました。(=@o@=)/

みんな、ダンステクニカルのチェックからだと思っていたので、
あたしが稽古場に入った時には、もう個々に、
知念さんが来る前に気持ちの準備しとこ、ってな感じで、
ふだん触れもしないバーなんか使って、ストレッチとかやっちゃってて。

オーディション前の控え室のような緊張感さざめく空気に、
振付け助手のユーちゃんも、初日になって急にムード変わりましたね、
なんて笑ってたのに、
知念さんたら、踊りなんかにゃ目もくれず。。。

もうすっかり演出家のお顔で、
じゃあ2時半から通しましょう。
え、だって、通しって、本番中の石坂さんが夕方入りしてからじゃ……
時間あるのにもったいないじゃないですか、ボーイズ、代役で。
どえーーー!

意表突かれて、みんないきなりモードチェンジ。
蜘蛛の子散らすようにバーから離れると、
今度は居心地のいい隅っこの争奪戦をしながら、台本と首っぴきです。
すっごい集中力で。(笑)

普通は、初日に立つこと自体ないと思うんですが、、、
立っても、セリフと感情のバランスに探りを入れながら、
というぐらいのレベルでゆるゆると始めるんじゃないかと思うんですが、
ちっがーうの、知念さんは。
てかRGでは、なのかな?
力量のある俳優ぞろいということを前提に、
のっけから身体で掴ませていくんです。

しかし、2回とは。。。
さすがに1回目は、みんなワケ分からないうちに終っちゃった感じで、
気持ちもへったくれもなく右往左往。
そりゃそーです、出捌け口がどこかぐらいしか決まってないんですから。
それでも、このメンバーのすごいところは、
みんなセリフが入っていて、自分の役のイメージをつけて来ていたこと。
一番ダメだったのはあたしだった (- - ;) 

いや、主宰がホン持ってやれば、みんな安心するかな、
なんて気を使ってのことでもあったんだけど(言い訳)
そんな余計なモンまったく必要なかったこらーっやまぎしっ!
書いた本人なので、あたし、ほんとに全員のセリフが入ってるんですよ。
だけど、立つと出て来ない。
生理としてそういうものだと思うんだけど、
でもみんな、ガタガタしながらも持たずに無理くりやりましたからね~、
タマげた。

一度やって余分な緊張が解けたら、
こりゃ石坂さん来たら焦るぜ、なんて軽口も出るようになって、
みんなニ度目に向かって新たな闘志まんまんでしたが、
頭の方のこ返しをしている時に、その史朗ちゃんが登場。
新橋演舞場の大舞台から、昼の部を終えて駆け付けてくれました。

さすがに、ドア開けたらもうロングでこ返しやってたので、
ぎょ?!という顔してましたけど、知念さんも止めませんからね、
そのままずっと代役でやっている内に、
待っててもしょうがないと思ったのか、いきなり場に入ってきた。
背中から彼の声が聞こえたてきた瞬間、
もーね、マジで鳥肌たちました。
いやーん三浦(史朗ちゃんの役名)だー!って。

急に場が締まりました。
あの人は、だいたいがそういうタイトなものを持っている人ですけど、
それにしても、欠けたパズルがピタッとはまって、
本物の場が立ち上がるという、芝居の現場に時々うまれる快感を、
久々に体感しましたね。
みんなのテンションもコンセントレーションも、
カッと上がりましたもん。

そうして、何の滞りもなく場を引っ張っていく。
あたしは、さっきのみんなの軽口を聞いている時に、
いんや~、石坂史朗は周回遅れでも先頭とるぜ、と予測してましたけど、
案の定、その通りになりました。
本番中なんですよ。
マイっちゃう。

は~、、、はじまっちゃった。
知念さんが仰っていた。
あと17回なんですって、演出稽古。
え、それしかないんだ。。。
数えてなかった自分にもびっくりしましたが、
その事実を知って、湧いてきたのは、正直、恐怖と不安でした。
……これで間に合うんだろうか。

でもね、それだけにつくづく思いました。
テクニカルレッスンとはいえ、半年間やってきてよかったぁ、って。
これが本当の初日だったら、とんでもない緊迫感で、
相当荒れた現場になったと思う。

やっぱり、今まで作ってきたのはダンスだけじゃなく、
芝居のベースそのものだった。
雨にも負けず、風にも負けず、夏の暑さにも負けず、
まさしく、ね、
通い続けてきたんだもんね。。。

驚いたことに、全体時間は90分強でした。
レッスンではやらなかった歌が3本入ってたんだから、
テクニカルだけで40分にはなったはず……ということは、
本編自体は1時間きってる……?
うっそお、そんな短い芝居だったのかよっ。

なんだよ、あんなに削らなくてもよかったんじゃんかよっ、と思いつつ、
これだけゆとりがあるなら、
力のある皆さんに好き放題やってもらうことができる。
どっ、と、肩の荷が降りました。

知念さんて、、、
うん、昨日なんとなく気づいたんですけど、
もしかしたら人を見て対応を決めてるのかもしれない。

いや、昨日も、松井が誉められたんです、踊りがよくなったって。
手足の長い彼女は、ちゃんと踊れれば本当にきれいで、
ハッと目を引く魅力がある。
松井が誉められるのは、あたしも本当に嬉しいんです。

だって、あたしが選んだひとですもの、見て見て!っていつも思っちゃう。
努力家で情熱家で、バカみたいに明るい鉄火な女なのに、すごくもろい。
それが可愛い。
今回も、書き手のあたしがやりたい役をお願いしている、そのぐらい好き。

でも、一番踊れなかったのは間違いなくあたしで、
だけど今、ダブルターンが出来ない人が多い中で、
あたしは3割程度だけど、とりあえず回れる種族には入っていて、
メンバーはこの長足の進歩をよく話題にしてくれてるんですが、
知念さんは、あたしを誉めてはくれなかった。

ヤセたことは誉めてくれたけど(笑)それがね、
ちょっとだけせつなかったんだ。

池田さんとあたしのデュオにも、ダメだしが出た。
今、あたしたちの中では感覚を掴めたな、ってところまでは来ていて、
見てくれているユーちゃんからも、
もうあまり直しが入る感じでもなくなってきていたのだけど、
知念さんが求めているのは、どうやらそんなレベルではないらしい。

たぶん、それは、あたしたちが鳴海と奈々子だから。
この二人をやる以上、求めるものは底なしだと、
お顔を見ていたら、そんな風に言われたような気がして。

というのは、
二度目の通し前に、史朗ちゃんが入ってきた時の違和感から感じたんです。
はじめは、知念さんもちょっとイジワルだよな、と思って。
なんか、彼にわざとプレッシャー与えてる感じを、ちょっと受けたから。

だって、そもそも午後一で通しをしたこと自体イレギュラーで、
予定をお渡ししている制作側の立場だけで言わせてもらえば、
クレームになってもいいぐらいのことだったわけで。

彼はそんな変更はものともせず、誰より完璧にやりきったワケですが、
それをね、
知念さんは見越していて、石坂史朗もまた分かって受けてたった、
って感を、持ったわけですよ、見ていて。

そして、その往還は、そのまま他のメンバーにも響いて、
この稽古場が持つべき緊張感、向かうべき姿勢が、
言番にしなくても示される結果になった。

初日にいきなり通すこと自体が、もうそういうことですもんね。
このメンバーはそれが出来るって、思って下さってるんだろうな。
それはそのまま、RGというものの性格を、信じて下さってる、
ってことだとも思って。

うーん、なんか、だから、
あたしは一生、知念さんによしと言ってもらえることはないのかも、、、
そんな風に気づいたわけです。

もともと、闘争心とかライバル心むきだしにするとか、
そういうタイプじゃないので----意外かもしれませんが(笑)ほんとに、
だからもしかすると知念さんには、松井を誉めることの中に、
あたしの何かを煽る目的もある?のかなぁ。。。

は~、よく分かんないけど、恵まれてますよね。
これは心から思う。
だって、プロデュースなんだもん。
こんなにムキにならなくたっていいんですよ、きっと本来は。

なんか、あたしの性分のせいか、RGっていっつも劇団化しちゃうんだよな。
個人でいたい人には、辛い現場だと思うよ(笑)
熱くるしくてごめんなはい。。。m(_ _)m
まあ、もっとも、
個人が勝っている人は、はなからココには寄り付きませんね、あい。

って、ぎやーーー!洗濯機が止まってるぅー!

そーださっき途中で稽古着1枚追加で入れてフタ閉め忘れたままだった、
あまりのさぶさにダウンコートを出したはいいものの、洗ってみる、
とか余計なことを考えて放り込んだた午前中から、
ずっと開きっぱなしだったんかいっ?!

ぐっすん、ばかばかあたしのばか。
乾燥機に入れてもお出かけまでに間に合うかしら。
さ、さぶいでつー。
さ、さぶい、、、ん?
この感覚は数年ぶり、極寒もものともしない亜熱帯体質のワダグジなのに、
これって、、、ヤセたから?

ご満悦。

               *  *  *
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by rosegardenbel | 2007-11-19 00:00 | ラ・ヴィータ・ローザ

はじまる。冬の恋…

               *  *  *
          
さ、さぶ。。。あまりにも、さぶ。
さっき、深夜帰宅の道すがらに、
吐いた息が思いっきり白かったので心底タマげました。
冬ですかー?もしかしてー?

なんだかこのダンスレッスンをやっていると、一生常夏!
な気持ちになってるようで。。。(- -;)
そもそも冬の芝居なのに、いつまで経っても妙に夏気分が抜けないのは、
あ、あたしだけ?

しかし、時代は変わるのです。
テクニカルのブロック作りから、本編の稽古へ。
はい。
いよいよ今日は、『貴方と嘘と夜と音楽』稽古初日です。

ついに、ね~、来ちゃいましたね。
半年目にして訪れた稽古初日。。。

それがなんだか、とっても不思議なんですけど、
----さっきもらったもち子さんのメールにもありました、
本当だったら今日が「はじめまして」の日なんだよねぇ、って。

自主練と言っても、みんなが本気の日々だったから、
はじまるのは第二章、という感じで。
……そう、わたしたちには、ゴージャスな第一章があるのです。
なんと贅沢で、充実に満ちた支えなのだろう。

ともすれば、昨日の続きでもいいような、それでは甘いのか、
このスライドのさりげなさに、
お呼びした身は、正直ちょっと戸惑ったりしたのですが、
レッスン終わりに池田さんが、一本締めの音頭を取ってくれました。

ギャグ半分、本気半分で面白がってやったことだけど、
揃ってパン!と柏手を打ったら、、、ほんとにクッと、
空気が変わりました。
本編モードが始まったんです。
急にみんなの顔つきが変わった(笑)
たのもしかった。

いよいよ、演出家がいる稽古場になる。
それを思うと湧いて来る緊張感は、目も眩むようにきらびやかです。

振付け助手のユーちゃん、助手助手(笑)のリーダーカズシ、
本当にお疲れ様でした。
二人のおかげで、ここまでケガもなく、みんな進歩することができました。
帰りに、池田さんとあたしで、ささやかに二人の慰労会をしました。

4人でつつくチゲ鍋。。。そのおいしさが、やはり知らせてくれました。
ほんとにもう冬なんだね。
あたしたち、一緒に来ちゃったね……ここまで。
湯気を挟んだ笑いあいの中で、貴方と嘘の本当の季節がやってきたことを、
それぞれが実感しました。

ここからが始まり。

どんな稽古場になるんだろう。
喜んだり悔しがったり、気持ちは波のように、
色んなうねりを生み出すんだろうけど、
きっと熱さは変わらない。
そう思えます。

稽古は粗通しから。
はじめて立って、いきなり通し。。。知念さんらしい(笑)
紙の中の人々に、いよいよ本当に会える。

どんな男になるんだろう。
どんな女になるんだろう。
どんな人生になるんだろう。

今日からあたしは、奈々子になります。
身をおく恋は、命懸けの恋です。


               *  *  *
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by rosegardenbel | 2007-11-18 10:13 | ラ・ヴィータ・ローザ

くるくる回る

               *  *  *
          
昨日は、磯見のオジタマ=チャーリーが登場。
本番が続いてらしたので、気づけば2ヶ月ぶりの稽古場だったみたい。
『どいつも』に来て下さったので、あたしは数日ぶりの再会だけど。

誉められた~ん♪
踊りうまくなったって。
そうして、ヤセてびっくりしたって……や、やっぱそこ?(笑)
いや、でもね、タイトな審美眼の持ち主なので、
チャーリーに誉めてもらえるのは、ほんとにお墨付きをもらえたってこと?
と、ちょっとマジで嬉しかったです。
だって、セクシーだった~なんて初めて言ってもらえたんだもの、
驚いちまいましたぜ。
油断しないでもっと頑張れ、と、ピッチリ釘も刺されたけど。
あ、あい、がばりまふ。

踊りは、実は10月の補習最終日に、ダブルターンが出来て。。。
大変なんですよ、2回まわるのって、ホントに。
みんなこれで苦戦中。
知念さんも、本当にやらせようと思ってるわけじゃないと思うんだけど、
出来る人はやっといて下さい、って言われちゃあね、
練習しとかないわけにはいかないんで、落ちこぼれ最右翼のワダジは、
冗談半分でこっそりやってみてたんだけど。

補習で出来たのは20回中2回だったから、
1割の確立じゃあほとんど偶然、てか事故みたいなもんだな、
と思ってたのに、
このところなんだか、回れるの、ものすごく汚いけど、とりあえずダブル。
うっそお。。。
シェネ2回さえできなかったのに、
ターンシングルだって、止まったら真ウラ向いててぎょぎょ?!
とかしてたのに、
どーしちゃったんだえ???おのれに聞いちゃう。

ヤセたのも、踊りがきれいになったのも、
前の自分に比べればというだけで、人と比べて、ではないので、
まだまだ底辺をはいずっていることに違いないんだけど、
でも、成果を自分のことのように喜んでくれる仲間たちがいる、
これがなにより嬉しい。

どれだけダメだったかは、みんなが一番よく知ってるから、正直、
おまえー主宰だろ、言い出しっぺのくせになんだその体たらく、
と、けっこうな失望を味あわせてきていたのは分かっていたので、
曲がりなりにも誉められるなんてことが続くと、
かえって不安になっちゃったりして。。。小心者です(苦笑)

頑張ろ。
稽古初日は日曜日だけど、知念さんの前でちゃんとダブルが出来るように、
まだ2回、チャンスがある。
制作がけっこう佳境で、仕事は片付きもしない内に押し寄せてくるけど、
誉めてもらえたことを無駄にしないように、頑張る。

お、時間切れだ。
今日もいってきまーす。

               *  *  *
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by rosegardenbel | 2007-11-16 00:00 | ラ・ヴィータ・ローザ

生まれ変わる薔薇たち

               *  *  *

昨日は稽古場開きでした。
わ~久しぶり、という気持ちになるかと思ってたのですが、
意外にもそんな感じじゃなかったですね。

池田さんは、やっと稽古だ、って手ぐすね引いて待ってたようで、
この一ヶ月のオフが長かったみたいだけど、
あたしは、なんだか昨日の続き、って感じで。
それは、同じ時期に本番があった才勝サンも言ってましたが。

おまたせしました。
再開です。

メンバーの顔を見て思ったのは、新鮮というより安心、でしたね。
家に帰ってきた感じ、って言うかな。
むしろ今日とか明日の方が、鮮度を感じるかもしれません。
だって、これからは週1じゃなく、毎日会えるんですもの。
なーんかくすぐったい気持ちになりそう(笑)

振付けも、ちゃんと身体に入ったままだったし、
助手のユーちゃん曰く、かえって、インターバルを置いた分、
力が抜けてイイ踊りになってたらしい♪
久しぶりの汗だくが、気持ちいいーっ。
そうそう、稽古はね、こうでなくっちゃ。
踊っても汗かかないと、もはや不安になってくるもんね。

あー、、、やっぱいいな、この現場は。
顔見ると、みんな自然にテンションが上がって、
睦まじく、真摯に、
何かよきものを一緒に創れる、その楽しさが満ちあふれています。

つくづく思いました。
これ、もう、ファミリーだ。。。

離れてみてわかりました。
この半年、ダンスレッスン以上にあたしたちが積み上げてきたのは、
愛しいと思いあう気持ちだった。
みんながあんまり嬉しそうなので、なんだか叫びたくなっちゃいました。
てへ。

嬉しいことは他にもありました。
踊ってたら、休憩中の四隅から聞こえてきた、と或るささやき。

才勝  ヤセたな~
池田  ヤセたわ~、ほんっとヤセたよな~、脚が細くなったよね
望子  踊りもよくなったよね、きれいにターンするよね
才勝  よかったよかった

つくづく感嘆している人々。
そ、そんなに心配かけてたんかい (- -;)
も~、恥ずかしいやら、ありがたいやら……

(●- _- ●;)

不思議なもので、貴方と嘘に向かうモードになった途端、
それまで下を向く度に走っていた背中の激痛が、
あ、あら?
どっかいっちゃいました。
ダンスなんて当分無理、と思ってたのに、
もち子さんにもうヤメれと言われるぐらい、ガンガン踊れました。

今日も、なんか大丈夫みたい。
ほんとかよ、、、
理学療法の先生には、しばらく動いちゃダメって言われてたので、
自分でもチト心配だったりはしてますが。

でも、どいつもの時にも感じていたのですが、
なんかあたしもう、踊らないと調子悪いカラダになったみたい。
踊ってる方が楽って言うか、
身体のポイントが正しい位置で感じられるようになってて、
快感なんです。

すっごい進歩だよ。
汗かくの大嫌いだったこのワタクシが、もはや別人。
わはは。
どーだ!
人って変化していくものなのね。
ワダグジ、生まれ変わったみたいです。

そう、生まれ変わりと言えば、大事件が。
池田さんが、改名したんです。

あの、池田火斗志というビッグネームを、池田ヒトシに。

みんなチラシ見て、ぎょえーっ?!です。
あたしも、最初言われた時はてっきり冗談だと思ったんだけど本気だった。
この際だから、ってことだったけど、
30年積み上げて来たキャリアを、一気に過去にしちまった……あのひと。
(=@o@=)/

こ、この際、って、貴方と嘘がキッカケになっちゃったのが、
おそれ多いやら光栄やら、、、もーね、なんか、
泣けちゃいました。
池田さんの本気を、あたし、ぶつけてもらえてるんだな~と思って。

ありがとうございます。
あたしがお礼を言うのも傲慢な話ですが、なんかね。。。

この現場には、生まれ変わった男たちが多い。
才勝サンも、それまでのジョニ-という名を本名に戻したし、
石坂史朗さんも、扉座を退団してはじめての小劇場出演の場に、
この Rose Garden を選んでくれたのです。
そしてさりげに、本当に生まれ変わった身体になった磯見さん。

男たちの人生のターニングポイントに、
貴方と嘘は、関わらせていただいているのです。

不思議なご縁。
ありがたいご縁。。。
これですもの、この芝居には、元からそんなパワーが秘められている。
あたしがヤセるわけです(笑)

みなさんの本気に洗われて、真実だけが残っていく。
そんな芝居になるのは、間違いないのでしょう。

しあわせ。
しあわせ。
なんという幸福せ。。。

嗚呼、いったい何に感謝したらいいんだろう……
ついね、涙が出てきちゃう。てへ。

さあ、今日も稽古にいってきます。
うん。
……うん!

               *  *  *
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by rosegardenbel | 2007-11-15 00:00 | ラ・ヴィータ・ローザ
               *  *  *

『どいつもこいつも!』ご来場頂きましたみなさま、
本当にありがとうございました。

ドえらいご無沙汰日記になってしまいましたね。
怒濤の日々と呼ぶのは、もはや月並みすぎて反転しちゃった感さえある、
ほんっとにもー“めくるめく過ぎて吐き気もよおす一ヶ月”(笑)
でございました。
終ってほーーーーーーーーーーっっっっっっっっっっっっっっっっっっ。

一日中おうちにいられるって、なんてしあわせ。
すべてからの解放を満喫すべく、もーね、身体が甘いものを欲する欲する。
さっきなんと、スイスロールまるごと一本、一気食いしちまいました。
暴挙です (- -;)
でもいいの、前よりヤセたから。

レッスンの成果だけでなく、確実に、どいつもの稽古と本番のおかげで、
チョットすりむなあたし、になりましたです。
ヤセたことが、ちゃんと皆さんの話題にもなってよかったです。
気づかれなかったら暴れるところでした(笑)

過酷でございました。
正直、役が通せなくて、廃業しようかと思ったぐらい辛かったです。
セリフが全部来たのがタタキの10日前で、
5回ぐらいしか抜き稽古の時間をもらえなかったので。

もっと稽古をしたかったなぁ。
せっかくの佳いホンに、よい役を作ってもらったのに、
もっと深められただろうと思うと、それだけは悔しい公演でした。
稽古不足の異様な緊張のせいで、背中も傷めてしまいました。
明日からだんさーにならなきゃなのに。。。(T T)
命懸けで治しますけどね。

やりきれなかった思いばかりが残る公演になるかと怖れていたのですが、
ほんとに、、、ありがたいことに、母体の掲示板をはじめとして、
こんなワタクシのことを、わざわざ取り上げて下さったサイトもあって、
おかげで一気に報われた感を頂くことができました。
嗚呼、よかったよ、ちゃんと見て下さってた、お客さま。

お誉めを頂いたのは、酔って座布団に寝転ぶシーンです。
あれはまったくの自分プランで、
ホンでは、至ってまっとうに斎壇の前で告白する場なのですが、
それだけじゃつまんないよな、と思って、
愛人らしく何かしたいなと、そんなところから、
酔うことと、寝ることを発想して作りました。

今までの自分は、もっぱら、
書かれてあることを忠実に掘り起こすタイプだったのですが、
今回はなんだか、暴挙なるものをやってみたくてしょうがなくなって。
健全なリブレでは想像だにつかない、
しかも、厳粛な通夜の晩にはそぐわない、けっこうな際どい絵ヅラを、
思いついたらもう試してみたくなっちゃって。

イメージは、恥ずかしながら、かのワタクシの愛する、
アレクサンドル・カバネルの『ヴィーナスの誕生』でございます。
(久々に DAY BY DAY 「諒子のお気に入り」のページから覗いてみる、
 ってのはどーよ?)
あの仰臥ポーズをやってみたかったのですが、
う、う、うっそー?!
ですよねー、
象の寝返りにしか見えなかったですよねー、って、ほっといて。(怒っ!)

いやいや、ともかく、稽古場でダメもとでご披露したところ、
演出がこのエロチックさを面白がってくれたので、
そのまま生きになったのです。

RGのレッスンで、半年間たっぷりガイズに可愛がって頂いて来て、
そのモードのままを、リブレに持ち込みたかった。。。
今の自分がリブレにいる意味を、提示したかったのだと思います。
お母さんでもなく、オバサンでもない、普通の40代の女。
劇団も年を取って、
やっとそんなことが出来るようになってきたのかもしれません。

そう、本番を見て下さった池田さんが、
あの長ゼリはエロチックだと教えてくれて。
それまでは、多少の?は飛びつつも、単にラーメンがきっかけの、
恋に目覚めた瞬間の話をしているのだと思っていたので、
あのセリフがそんな色で眺められるものだったとはビックリで。

大迫にその話をしたら、
そう言われれば、男の耳で聞くと確かにそう聞こえる、
森嶋さんもちゃんと仕掛けてた、どいつもこいつもの一員だったんですね、
と言われて。
な~るほどなと。

そう意識してみたら、まーなんと言いやすくなったことか。
四苦八苦してましたからね、
なんでこんなに長いんだこのセリフ、
聞いた人にラーメン食べたくなるようにさせるのが使命???
なんの意味があるのよっ?
と文句タレてたぐらいでしたから。(無礼者っ)

翌日からは、ええ、迷うことなくココでも、
エロチック街道爆走させて頂きました。
ありがとう池田さん。
さすが小劇場界のエロチック大王。(こらこら)
いやいや冗談抜きで、目からうろこの体験でしたです。
池田さんと知り合えてヨカッタ~。(笑)

瀬戸君と組むのは面白かったです。
新鮮ということだけでなく、彼には無心があるので、
こちらが本気を掛ければ、彼もすぐにそう反応してくるのです。

まあ、それだけに、鮮度が命の男ということでもあるので(苦笑)
稽古中も本番中も、日々手を変え品を変え、
その時々の彼の状態に乗って、
段取りではなく自然に湧いて出た気持ちの動きとして、
ぶっつけで細かく仕掛けていくことを、
実は確信犯的に心掛けていました。

お別れのシーンでも、
稽古中は、いきなり眼鏡姿を見せてみたり、握手を求めてみたり。
本番では、最後の「元気で」というセリフを唇の動きだけで伝える、
というのを定番にしていたのですが、
楽日だけ、声に出して言いました。
ハッとした彼の、「森嶋さんも」と言った目には、
ちゃんと恋人の情感がこもっていて、不覚にも泣いてしまいました。

日を追うごとに、
ちゃんととおるの気持ちで返してくれるようになっていったのが、
嬉しかった。
見直しました、ひとえに伊東センセイの苦心の賜物ですが。

愛しましたよ~、なにせ愛人ですから。
瀬戸かよ……あたし、イケるのかぁ?と、
当初はかなり不安だったのですが(笑)好きでしたね~、あの大塚君は。
もう会えないのね。
それが淋しいかな。。。

あたしはやっぱり、自分の舞台では男と女のことを追求していきたいな。
それだけじゃない人生の物語も、もちろんあるけれど、
あたしにしか出来ないことを、ずーっと作っていけたらいいな。
男と女の話は、やっぱり面白いもの。

せっかくの初主役をゆっくり噛みしめる間もなく、
彼はもう、大阪で違う人になっているのです。
おめでと、瀬戸くん。
言ってあげられなかったけどね。。。
更に大きくなって帰京して下さい。


。.:*:・'゜。.:*:・'゜。.:*:・'゜。.:*:・'゜。.:*:


こんな余韻に浸れるのも、今晩まで。
明日はいよいよ、『貴方と嘘と夜と音楽』の稽古場開きです。

今週はまだ、テクニカルの確認期間で、
本稽古は日曜日からなんですけどね。
しかし、初日にいきなり粗通しをすることが決まっているので、
メンバーはみんな、恐い恐いを連発してます。
大丈夫。
明日、一ヶ月ぶりにみんなに会えたら、その嬉しさの方が勝っちゃうって。

いよいよです。
私の薔薇園がひらきます。

うつくしい薔薇、咲いて。
もうつぼみはほころびかけているのだもの。
思い出すのもせつなくなるほど、愛しい日々に、
きっとなる。

ひとつも後悔しないように、
愛しつくす。
すべての喜びも悲しみも。
うつくしく咲くためにあるのだと、信じられる今がある。


うたかたを、貴方と生きる。
一場のまぼろしに、命をかけて……


明日18時に。
月夜の下で門をひらいて、薔薇の庭は香り満ちるのです。


               *  *  *
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by rosegardenbel | 2007-11-13 00:00 | ラ・ヴィータ・ローザ