劇団離風霊船 山岸諒子の徒然をつづる雑感ノート 「ラ・ヴィータ・ローザ」です


by rosegardenbel
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自主レッスンが終り、10月になって補習が始まりました。

5ヶ月続けてきてスキルも揃いはじめたので、
ここからは、遅れている人だけ振付け助手に指導して頂きましょう、
という時代に入ったわけです。
ええ、思いっきり“ロックオン!とぅーオンリーやまぎしっ”
ってことですね。。。(- -;)

すびばせん、助手、この女、手間かかりすぎ。。。(T T)
でも、この補習でなんとしてもモノにしますから。
進歩しますから。
なんたってマンツーマンですから、
ユージ先生に対して、受講生はあたしだけ。
あたしだけ。
のハズなのに、、、

ひー!みんないるーっ!!

なーじぇーっ?!補習なのよー???

恐るべし、貴方と嘘のメンバー。。。
今までだって自主練だったのに、
ヒマなら来てねってことだったのに、
異様に高い出席率で、ほとんど本稽古と同じノリだった5ヶ月。
だ、大丈夫なのかこんなに飛ばしてっ、
というこちら側の心配をよそに、
梅雨もカンカン照りも台風もモノともせず、みんな通って来るったら。

さすがに毎日曜日が外出じゃあ、
----しかもそのまま朝まで呑みじゃあ(くぉらー!)
身体も休めないし金も稼げないし家庭紛争の種にもなりかねない、
そう思って、本稽古までの一ヶ月半を、
おのれ取り戻し月間としてオフにしたのに、、、
なぜ来るーーー?!

もはや習慣?
もしやして中毒?
はたまた耐性ができちゃっタ、ってことでせうか。
てか、自主レッスンより更に出席率上がってるし。

助手も、こ、こんなに来るなんて……とうろたえてて、
ちょっと笑えました。
もちろんいいことなんですけどね、
彼的に、
この人数ぜんぶ見るのかよっ、、、と、意表突かれたわけですね。(^o^;)/
いんや~、補習ったって、今までとぜんっぜん変わんないじゃんっ。
素敵すぎます。

まあ、ロックオンされた山岸は、
午後の2時間みっちり一人で見てもらって、
今更ながらに間違っていた振りなども見破って頂き、
新たな宿題背負って、次を迎える、というところなのですが。
芸の道は険し。。。
てか、おまえ今までずっと間違ってたんかいっ、
という事実の恐ろしさに、まず卒倒しそうになりました、あい。

この前たまたま、
他所の劇団が本番用のダンスレッスンしているところに、
お邪魔する機会があったのですが、
それ見て驚愕したです。
ウチって、、、
ものごっつい高度なことやってるのかも。
薄々感じちゃいたけれど、
これってほとんど、役者への振付けってレベルじゃなかったんだ。
ち、ちねんさん、、、、、ぐぉお~ん!(意味不明の号泣)

よく頑張ってきたよ、みんな。
本当にそう思いましたね。
だって、曲がりなりにも、もう流れでこぼれてる人間はいないわけで、
今はこうして精度をあげるところまで来れたわけで。

何年かして振り返った時、今ってきっと、
あの夏は本当に頑張ったよな、
ハイキングだと思ってたらいきなり3000M級の山に連れてかれた感じ、
でも、みんなでちょっとずつ、ちゃんと昇ったよな、
と思える日々になってるんだと思うんです。

なんか、青春、みたいで、
こっ恥ずかしーっ。(●-_-●)
でも、そんな真っただ中にいるのは、たぶん間違いないですね。
……本当に克服するべき山は、エベレストだったりするんですけド。
は~、、、高いぞ。
今さらながら。
いや、今だから、よけいに分かるのか・・・。

人間の能力ってすごいな。
いや、もちろん自分のことは棚に上げて、ですけどね。
それでもね、こんなあたしでも、
この前ユーちゃんから初めて誉めてもらえましたヨ。

ドルフィンというワザがあるのですが、
あたしゃそれを間違えて覚えてて、
本当は頭からグラインドして後ずさらなきゃならないのに、
腰から後ろに移動してたんです。
むか~し、かのマイこー・ジャクソンが流行ったころ、
狂ったように覚えさせられた、アレのほうだと、すっかり思いこみ、
しかもソレにはあたし、きれいに出来る自信があったもんだから、
よもや反対から攻めるワザだとは思いもよらず、すっかり調子こいてて。

そしたら違うということが発覚して、大パニックに陥ったのですが、
何度かやってる時に、
りょーこさん、振り覚え早くなりましたね、
って、
言ってもらえたの。ぽっ。(●-_-●)

確かに最近、
身体の中心とか軸のことを考えるようになってから、
なんとなく踊るということのメカニズムが分かってきたような気はしてて、
前より、振りの一つ一つを流れで捉えられるようになってきたんです。

オーストラリアに嫁にいった親友のユーコが、
高校時代、
英語のヒアリングって、分からなくてもメゲずにずっと聞き続けていると、
ある日とつぜんゆっくり聞こえてくる、
って言ってた、その感じに似てるのかもしれません。

嬉しかった。
今までのことが実になってる、って思ってもらえたことが。
体得ってことに、年令とか、関係ないんだな。

でも、今はむしろ誉められることの方が恐かったりもしてる。
誉めてもらって伸びるタイプなのは間違いないのに、
今は、誉められると止まってしまいそうな気も、してる。
自分はそのぐらい馬鹿な人間なんだ、ってことが分かった。
でも、努力に関しては誉めてほしいんだけど。(笑)

それと関係あるのかないのか、
身体のあちこちに変調のきざしを発見して、これはなんなの?
と、多少ビビってます。

一番驚いたのが、
腰の上の背骨が1コ、ぼっこり出っ張りはじめてること。
別に痛くもなんともないんだけど、
踊ると一番動く骨なので、鍛えられて育ったってことなのか、
これから何かヤバくなったりするのか、
分からないのがこあいです。(- -;)

あと、左足の甲に前より厚みがついた気が、、、
もともと横広甲薄のアヒル足で、靴は3E、
ヒールの場合は中敷を何枚もいれないと、甲で体重を支えられないのに、
なんか今、左の靴だけ、中敷とらないとキツい。
片足だけだから、いつもの浮腫のせいじゃないと思う。

それで思いあたったのが、振り的に左足軸で回転することが多くて、
もしかして、それで骨が育った?
でも、たった5ヶ月で、人の身体ってそんなに変わるだろうか?
気のせいかなぁ、、、
でもなんか、各所の骨が変わってきてる感じが、すごくするんだよな。
今度ユーちゃんに、そんなことあるか聞いてみよ。

どこまでいけるかなぁ。。。
恐いのは、出来るようになったと分かった途端に、
更に高度な振りを足してくる、知念さんはそういう人だと、
分かっていること。

役者がよく見えない踊りじゃ意味ないからね、って仰ってた、
あのひと言に、引き算への希望をつないでいるのだが、、、
こ、こわいでつー。

これからは、家でも一人で踊れるから、頑張る。
今までは、間違った振りを覚え込む危険を感じていたので、
これができなかった。
でも今は、これヘンかも、という当たりがつけられるようになったから。
これからだ。
やっと、自分のことだけを考えてもいいという意識になれてきたし。
80になっても覚えてるぐらい、身体に叩きこむ。
うん、おばあさんになった時、あたしにはあたしだけの踊りがあるのよ、
って思ってまだ踊れたら、とても素敵。

そうだ、、、そうなんだ。

“Fly me to the moon” は、世界でたった一つ、
池田さんとあたしだけの踊り。

これって、すごいこと。
あたしたちだけのオリジナルなんだよ。。。

このしあわせを、もう一度かみしめて、大事に大事に、
行こう。

何十年かして、ヨボヨボになったあたしたちが、
舞踏会の手帳のように頑張って再会して、
一緒に踊れたら、、、

『貴方と昔と夜と音楽』が生まれるかもしれませんね。(笑)


               *  *  *
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by rosegardenbel | 2007-10-09 00:00 | ラ・ヴィータ・ローザ
               *  *  *
              
ずーっと日記が書けなかった。
書きたい気持ちは、むしろ今まで以上に、山のように海のように、
溜まりに溜まっていたのだけど、コレに公的な性質を持たせている以上、
書きたいことほど書けないジレンマに陥り、苦しくて苦しくて。
でも、色んなムカフンの出来事のおかげで、エアポケットのように、
ここに戻ってくるキッカケをもらえた。

ムカフンなコトというのは、掲示板がスパムに蝕まれ続けていることと、
管理会社が勝手にリニュしたおかげで、
ミクシーに日記を書けなくされてしまったことで、
普段だったら、訴えてやるっと激怒している話なのだが、
----まあ実際ちょっと前までかなり激怒していたのだが、
この怒りは怒りとしておいといて、
ってことはもしかして……訪問者が少なくなる、ってことよね?と、
ハタと気づいたワケです。

カウンターを見ると確かに一時より減ってるし。
今がチャンスかも、こっそり書く。
サイトの日記でこっそりもへったくれもなかろうという、
なんかすんごーく矛盾した状況に陥っているのですが、
弱音が、ね、
吐けないんですよー、色んな方面の人々が見にくると思うと。

本当にぶつけたいのはそこなのに、あちら立てればこちらが立たずとか、
こちらに立っていて頂くために自分を殺すとか、
本当である為に嘘の顔しまくるという、とんでもない捻れ現象が起きてて、
日記ひとつとっても、この全部本気というタチの女には、
イイことだけイイ風に公表するというセレクト自体が、
もはや苦行。。。

まあ、ひらったく言うとね、愚痴りたいのよー!
泣きたいのよー!思いっきり。
……どうか各方面のメンバーが見に来ませんようにと祈りつつ。
まあ実際は大した話じゃないんですけどね。
っておまえー、そんな誤魔化ししてる余裕あるのかよっ。
踊れないんです。
踊れないんですよー、5ヶ月もやってるのに、しかもあたしだけ。

そりゃあ進歩はしましたよ。
振り移しの時なんて電信柱になって立ち尽くしてたワケだから、
それに較べりゃ流れに乗れるようにはなりましたよ。
でも……
それだけなんですー!
踊りと呼べるレベルじゃないんですー!
なのにもうレッスン終っちゃったよー!
うわーーーーん!!!(T T)×100000000000000000000

ひとつ追い詰められると、色んな自虐思考が押し寄せてきて、
んなこと今考えても仕方なかろうと、分かっていることまで、
もう止められなくなる。。。ぐっすん。

ヘタクソでも、姿がキレイならまだ誤魔ける、と思う実際。
でも、あたしは5ヶ月も経ってるのに汚いカラダのままだし。
お盆の野菜の動物みたいに、洋梨に折った割り箸4本くっつけたみたいな、
いわゆるひとつのハンプティダンプティ?
てかダルマ?
実際、色んな意味で手も足も出てないんだから、そうよダルマさんよ、
達磨さんっ、あたしっ。
よく転ぶしー、ああーん!(号泣)

やれよ、って話なんです。
人の100倍、じゃあ練習しろよってことなんです。
分かってます、ぜんっぜん努力量が足りないんです。
でも、、、きらいだ、DVD。
みんなには元気に渡してるけど、見る度に心がささくれて、
自分の元気はどんどんなくなっていくのが、本当のあたしの気持ち。

ヒドすぎる、、、あらゆるものが、あたし。
このキャスティングに、自分が負けてる。
あと一ヶ月半で稽古初日なのに。
なんでこんな企画立てちゃったんだろ、、、できもしないのに。

ね。
ばか者でしょ。
こんなこと、メンバーの前では口が裂けても言えません。
ひたすら、オッケー大丈夫ノープロブレムよ!街道を、
ばく進するのみなのです。
こんなこと言ったら、みんなを不安のドつぼに突き落としちゃう。
こんな情けない現場だったのかと、本気で暗くさせちゃう。
絶対言えない。

そして、自分が勝手に進めて来た企画なのに、
こんな体たらくになってるなんて、母体の人たちにはもっと言えません。
もう稽古はじまってるし。
まあ、いいんだか悪いんだか自分の役がまだ来てないんで、
こんな愚痴こいてられる余裕を頂いてるわけですが、平常心でいないと、
りょーこはRGの方が大事なんだもんねって、また言われちゃう。。。
それは今、人の役のアンダ-をほんとに真剣の本気でやってるから、
そこで判断してもらうしかないんだけど。

踊りがうまくなればいいんです。
それですべてが解決するんです、たぶん。
うまくなれば。。。
は~、、、どーしたらいいのかなー。。。たそがれ。。。
一人でやってても、何が悪いのか見つけられないんだもん。

正式には9月までのレッスンだけど、10月も補習日を設けて、
ユーちゃんとカズシがみてくれることになったんだけど。
二人とも、自分の為だからといってバイトを休んで来てくれる……(涙)
でも、なんだかんだ言ってみんなも来るみたいだから、
結局いつまでたっても追いつけないってことなのかい。
ほんっとに、、、熱心だよなぁ、みんな。

フリーの人の、一作にかける情熱というのは、
営業努力の必要がない組織に属している人間には、たじろぐものがある。
そうでなくてもスタイルのいい史朗ちゃんが、
2週間ぶりに表れた時には、さらに絞り込んだ身体になってて驚いて、
聞いたら、もっと踊れる為に軽くしたって言ってて。
もともと踊れる人なのに、それでもそんな……。

更に驚いたのは、池田さん。
あの人、煙草やめた。
あれだけヘビースモーカーだったのに、歌の為に。
彼の焦りは、あたしが一番分かっていたけれど、
あの池田火斗志にいよいよ本気出されてしまった。
もはや自分の世界として、見据えて動かないものを定めたんだ。

人のことなんて言い出したらキリがない。
あたしと同じぐらい下手っぴだった松井が、
ニ度目のチェックで知念さんに誉められた。
人に公平なあの方から、そんな言葉を引き出した彼女に、
あたしも心から敬意を持ったけど、それはそのまま、
自分に突き刺さった。

なんて幸せな現場なんだよ。
毎回書いちゃうけど、ホンットにまーーー凄い場所になってる。
なんで?
しのぎを削り合いながら、殺伐としたものが一つもないなんて。
プロデュースなのに。
何が彼らを一本にしているんだろう。
役者冥利に尽きる現場だという実感は、
20回以上レッスンしてきて、一度も薄まったことがないんですよね。。。

だからね、絶対裏切れないんです、あたしは。
19のコにダメ出しされるぐらい情けないヤツなんだけど、
あたしの何かを、あたし以上に信じて期待してくれてる人たちを、
ガッカリさせることは、あたしは死んでもできないんです。
弱音吐いたら、彼らのキレイなものを汚すことになるから。
だめ。
絶対だめだぞ。


は~、ひとしきり吐き出したら落ち着きました。
日記を立ち上げる時に、ネガな内容は書かないと決めて始めたんだけど、
どーにも、今回は、、、これやらないと前に進めなくて。
ここまで読んでしまわれた方、ごめんなさい。
甘えさせてもらってしまいました。

日記帳を買って勝手に書けばいいのに、
もうそんな方向には行けなくなっているようで、これも驚きましたけどね。
誰かが知ってくれるかもと思うと、ウェブ日記というツールは、
ずいぶんな癒しの効果があるもんですね。

でも大丈夫!
なんてまとめは、今回はしません。

大丈夫なわけないんです。
自分で決めたことなんだから、自分で落とし前つけられないんだったら、
芝居なんて今すぐやめれ。
おまえはそれだけのものでしかなかったんだから。

芯からそう思っています。
世界の中心でたすけてくださーい!なんて、言えませんよ。
てか世界より、身体の中心探しなはれ。
ですね。

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by rosegardenbel | 2007-10-01 00:00 | ラ・ヴィータ・ローザ