劇団離風霊船 山岸諒子の徒然をつづる雑感ノート 「ラ・ヴィータ・ローザ」です


by rosegardenbel
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秋までも熱く…

               *  *  *


9月も下旬になろうというのに、
今年はなんだかいつまでも夏が終らない感じじゃないですか?
去年はどうだったんだろうと思って日記をたぐってみたら、
あーレセプションの日だったのかぁ。。。
あの時はもう、長袖のコートワンピースを着てたんだもんな。
今まだとてもそんな気にはなれません、
てか、キャミに薄手の半袖ブラウス引っ掛けえのの、
という夏の出で立ちでも、いまだに汗かいてるしー (- -;)
わが国は、もはや立派なプチ亜熱帯、カモ。

夏が終らないのは、RGのせい?
んなわけぁないんですが、
貴方と嘘的に、そう思っているメンバーも多そうな気がしているのは、
今月末で、いよいよレッスンが一応の仕舞いを迎えるから。
熱い日々の区切りまで、自然の季節も変わらないんじゃないか、
なんだか、半ば本気でそんなことを思ったりしています。

まる5ヶ月。。。ウソみたい。。。ここまで来ちゃった。
時計の針が進んだこともさりながら、
ここまでまったく濃密なままで来れたことが、ウソみたい。
時間は残酷だ。
芳醇であるほど、痛い過去になりそうな気がする。
甘い痛みだけど。
これからが本編だというのに、イヴの日のせつなさを容易に想える、
それこそが、今、しあわせだということの証しのような、
そんな風にも思っています。

真夏のあいだ、ジプシーになって稽古場巡りをしていたRGも、
先週からスタジオリブレに戻ってきました。
ホーム。
スウィートホーム。
灼熱の我が家へ、おかえり。
なんですよー、もー、冷房の効いたアウェイでのレッスンに、
どうやらすっかり慣れきってしまったようで、
ただいまー!と扉を入った途端に、メンバー全員からドッという音が。。。
ドッ。
汗が、
出る音でし。(;;@_@;;)

ぐ、ぐるじいー、は、8月までこんな環境でやってたんかいっ。
喋ってもタれる汗。
着替えても吹きだす汗。
水飲んでも流れる汗。
もちろん踊れば、飛び散りまくる汗。
そして動きを止めると、反比例して止まらなくなる汗、汗、汗。。。
それはもはや、人間ナイアガラの滝。
なんか、
生きてるぅーあたしたちぃー!
これでなくっちゃ。

なーんかこの一ヶ月、努力量にさほど変りはないはずだったのに、
停滞感がまとわりついてる、この感じはなに?
と、秘かに思ってきたのですが、
忘れてましたね、

汗だく → ヤった気になる → 調子が出る → ハイになる → 楽しーっ!

これだったんですよ、極意は。
あなおそろしや、汗性の法則。
人類って、やっぱり動物だったのでしね。
あ びゅーてぃほー ひゅーまんらいふ。(意味不明)

ホームに戻ってきた日はまた、“第二回知念チェック!”
の日でもありました。
構成の確認重視だった前回と違って、
今回はみっちり踊りの細部の直しでした。
こっ、こんなに力いれないといけない一瞬だったのか、とか、
こつ、ここは粘らないと、だ~め~だ~~~った~の~ね~~~くっ、
とか、イロイロ、とんでもない発見に責められた時間でございました。

凄かったのが、人呼んでRGの大政、石坂史朗の様相。
なんだかチェックの隙を盗んでは、地上へと上がっていく様子に、
どーこ行ってんだ???とは思っていたのですが、
真相に気づいたのは、DVD製作担当部長、木村のもっちゃんでした。

も: ザカさん、着替えたの?
し: いえ、まだですよ。
も: だってグレーのシャツだったのに真っ黒に……ってそれぜんぶ汗?!
し: ええ。(ちょっと照れる)
皆: どえ~!
し: すいません知念さん、ちょっと絞ってきていいですか。
ち: はい。どうぞ。
も: し、絞るって……
諒: いわゆる一つの、一番絞り?
皆: あー。

      ~30分後~

も: ま、松井、見て。
ま: 石坂さん!裾からしたたってますよ、汗が。
し: わ、ごめん。
諒: それ、重かろお。
し: すいません知念さん、ちょっと絞ってきていいですか。
ち: はい。どうぞ。(笑っている)
ま: 二番絞りだっ。
諒: (戻ったのを見て)あ、茶色のシャツだ。
   なんだ、さっき着替えればよかったのに。
し: あー、これ最初に着てたの。
   夕方水洗いして絞って表に干してた。
皆: えー?!
ま: てことは……
諒: すでに三番絞りだった?
し: ちょっと乾いてる♪(ご満悦)
皆: よ、よかったね~。

      ~さらに30分後~

も: 松井、ザカさんのシャツがまた……
ま: げげっ!茶色から焦げ茶色にっ!
諒: 四番絞り、いく?ってさぁ……

     稽古場のセンターにいる男二人。

知念 そこもっと大きく、粘って全体を引っ張り上げて、ステップ。
石坂 はい。
知念 そうそう……そこはもっと早く移動して。
石坂 はい。(息が粗い)
知念 そのまま力抜かないで一気にターン。
石坂 はいっ。

     空中に光る飛沫。

諒: ……もはやそんな余裕ないね。
も: だね。
ま: は~。

この後、史朗ちゃんのソロの調整をさらに1時間。
こうして、石坂史朗の三番絞り伝説は作られたのでした。。。

でもね、ウチのストレートプレイヤーの中では一番踊れる人ですからね、
しかも自分の踊りのスタイルを持っている人ですし、
知念さんも鍛え甲斐があるでしょう。
また、そういう人から攻めるというのが、、、
周りも、いやが応にも鼓舞されますからね~、この時間は圧巻でした。

いやもうココ、サウナ状態だからさぁ、
身体がどんどん汗出すようになっちゃうんだよな、恐ろしい稽古場だよ、
とは、
後で言っていた史朗ちゃんの弁ですが、帰り際の彼の顔は、確実に、
来た時より小さくなってた。。。(- -;)
あたしもー、三番絞りまで行けばー、別人に変われるかなー、
ってそのまえに救急車が来そうだけどねーだははー。

もちろん、レッスン終りは生ビールに直行です。
そしてそれは、またしてもの朝に結びつき、完徹呑み記録、
順調に更新中。
もちろんいましたよ、かのストイックな大政氏も、みずから朝まで。
今夜ばかりは、マジでお酒も栄養補給剤です。
まったく、タフな男です、石坂史朗。

こんなですもの。
夏が、ぜんっぜん終ってない感じ、わかるでしょ?
あと10日で10月になろうというのに。
年々の季節は、一つとして同じものはないんですよね、当たり前だけど。
去年の今頃は、まさか石坂さんとこんなに密になるとは、
予想もしてなかったもの。
10年越しで実ったご縁。

去年の今日は、
そうなんだ、レセプションだったのか。。。
それを思うと感慨ひとしおです。
『エクスタシー』の区切りの日だったけれど、
あの日々は今でも鮮明すぎて、
目覚めたら、去年にいるんじゃないか、
またそこに戻って、またそこから始まるんじゃないか、
そんな、メビウスの輪のような感覚が、
なぜかこのところずっと続いています。

1年。
貴方と嘘は、池田さんに出会って生まれたホン。
あのレセプションで、勇気を持ってお会いして頂く約束を取りつけたから、
今日がある。
今、ここまで多くの人が、
夢中になって動いて下さるホンになっていることを思えば、
出会うべくして出会った人だったのかと、強く思う。

縁は異なもの 艶なもの。
季節が進んで、色づく街に木枯らしが吹くようになっても、
この熱さはずっとそのままだったらいいな。
大嫌いだった汗が、今、大きな安らぎと希望をくれているように、
生々流転がしあわせな結末になることだけを信じて、
今年の燃える秋を、歩いていきたいです。

               *  *  *
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by rosegardenbel | 2007-09-20 00:00 | ラ・ヴィータ・ローザ