劇団離風霊船 山岸諒子の徒然をつづる雑感ノート 「ラ・ヴィータ・ローザ」です


by rosegardenbel
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               *  *  *


この前のレッスンは、
音楽監督の野島さんに、歌のキーを見ていただきました。
これでオケが決定してしまうので、
シンガー(笑)の皆さんは、ちょっ、ちょっ、ちょ~っときんちょー。
踊る曲だけは、レッスンの際に歌ってはいたのですが、
全曲ナマ歌を聞くのは、メンバーも初めて。
なので、稽古場には常とは違う、しーんとした空気が漂って、
みんなこの芝居の世界観を、別の角度から探っていたみたいです。

松井が超絶技巧の持ち主なのは知っていましたが、
(甘い忘年会の時、ヤツの歌で号泣させられた)
磯見のオジタマと、我らが主役、池田さんの歌を聞くのは、
実はあたしも初めて(おいっ!)
いや~でもやっぱり、年輪を重ねた男性の歌は味がありますね~。
その人の、人生との向き合い方まで透けて見えるような、
男ならではの、パワフルかつチャーミングな歌い方は、
ご本人たちが意図していないだけに、ちょっと叶わない魅力があります。

Jazz には独特のノリ方があるので、ちょっと手こずってたみたいだけど、
コツさえ掴めば大丈夫!
それは追々モノにしていただいて、個性全開の“役者の歌”を、
聞かせてもらいたいですネ~。
二人ともシナトラの曲を担当していただくのですが、
この選曲にしてよかったと思いました。

しかし、カッコイイのはのじけんよっ。(野島健太郎の愛称♪)
オケでキーを見るっていうから、あたしゃてっきり、
焼いたCDあんどポータブルキーボードかなんか運んでくんのね、
と思ってたんですが、
のじけんが出したのはパソコン~。
てかアナログすぎだろ、あたしの発想てば……(- -;)ヾ

そこで直接もう、ガガッとキーを高くしたり低くしたりしちゃう。
更には、知念さんから、間奏を短かめに、なんてご要望が出ると、
ちょっと時間もらえます?なんて言いつつ、
その実、え、もう終ったんかいっ?という早さで、
チョチョイと構成を入れ替えちゃう。
プロなんだから当たり前なのかもしれないけど、
MIDIをいじっていて、フレーズの繋ぎにいつも往生するあたしには、
信じられない正確なリズムを瞬時に出してくるんだもん。
ど~え~。。。

またね、のじけんのアレンジというのが、すってっきー!
なのです。
自分の好きな曲ばかりを入れて書いているので、
細部にいたるまで思い入れたっぷりなハズなのに、
もはや、そんなワタクシが、
原曲のアレンジを思い出せないぐらい、印象的な作りにして下さってて、
これまた、ど~え~っ。。。
あらためて惚れなおしちまいました。

今回は、
何度も言いますけどミュージカルではなく、
ストレートプレイのバックステージもの、
というかオンステージもの?(笑)なので、
純粋に歌だけのシーンというのはあまりなくて、
どこかしらに芝居が入ってくるんですね。

なので、この日はじめて、いくつかのセリフを言ってもらったんですが、
もーね、しんとした稽古場で磯見さんの語りがはじまった時は、
思わずぐぐっとこみ上げちゃいました。
ああ、プレイボートだ……あたしたちのチャ-リーだ……
って。
(プレイボートは店の名前、チャ-リーはオジタマの役名)

これは、はじめて宮川さんとセリフを交わした時にもあったんですけど、
そのシーンは、直後に歌わなくちゃならないんで慌てちゃってて、
噛みしめてるヒマがないのが悔しかったんですぅ~!
あたしが今回一本釣りしてきたイチオシの男なのに~。
センセイのことはね、2006年7月2日の日記“梅雨の干ぬ間に”を、
見て下さい。
はい~、実はもう去年の今頃にはvol.3にと目を付けていたのです。
ふふ。

書き手は、
台本稽古が始まるまでは、演者より思いが先行してるので、
自分の言葉が音になった時の感動っていうのは、
ちょっと想像できないぐらい、キちゃうんですね。
ホントに、脚本家の皆さんよくおっしゃいますけどね。

たまたま、あたしと石坂さんの掛け合いも、少しだけやったんですけど、
これもね、なんてゆーか、経験したことないような震えがきました。
振付けを決めている中でだったので、
読み、というよりは、いきなり粗立ちだったんですね。
だから、演じ手として身体も気持ちも動かしつつ、
書き手として石坂さんの声を聞き、表情を見る、という、
摩訶不思議なねじれた状態になって。

嬉しかったです。
あー、史朗ちゃんてこういう空気を送ってくれる俳優さんなんだ、
なんだろこれ……なんとも言えず、居心地いい……、
とかをね、生身で感じられることに、
これまたいたずらに感動してしまいました(笑)

でもやっぱり、稽古場にわずかであってもセリフが響くと、
みんなの気が、くっと、そこに一点集中しますよね。
振りを覚えている時とは、明らかに種類の違う直線、
というか。
だよね、準備稿とは言え、もうみんなホン持ってるんだもんね、
早くやりたいなぁって思ってるよね。
それがまた、こよなき幸せをくれるんですけど。

この日はまた、
ついに、池田さんとのデュオの振付けがあったんですが、
たかだか30秒ぐらいの踊りに2時間もかかっちまって。。。
す、すびばせん、飲み込み悪くて (T T)
そのせいか、念願の石坂さんとの踊りは、カットされてしまいました。
しょっく。
だったけど、ホンの構成としてない方がいい、
という、知念さんの感覚に納得できました。
なにより、嬉しかったのです。
今回、振付家ではなく演出家としての知念さん、初始動、って感じで。
微妙に違う顔になってらしたのがまた、素敵で。

しかし、踊りの方はと言えば、
池田屋の旦那も、決して覚えが早い方ではないので、
不器用もの同士、狂ったような集中で稽古場の湿度を上げに上げ。。。
そのうえ、後で言われて知ったのですが、
あたし、どうもうるさいらしいです。
覚えてる最中に、いろんな雄叫びが出てるらしく。

あー!とかぎゃー!はまだ我慢できるようなんですけど、だんだん、
だーっ!とか、ぐおぅっ!とか、あぐっ!とか、
ほとんど原始人。
でも本人は気づかないぐらい必死。
さらに、本来なら、トトトン、タタタッ、サッ、ス~ッ、
と聞こえるはずのステップ音も、
ドタドタ、ダダダダッ、ドテッ、ゴロゴロ~……(な、なにがあった?!)
になっているので----しかも茹でダコ状態だし、
みんな爆笑の連続で、稽古場で一番腹筋に辛い時間だったらしいのです。

べつに、なごみやわらいをていきょうしてるつもりはないのでしよ、
あたしだってゲージツしてるつもりなのに、、、のおーしてー?!(T T)
救いは、池田さんがコンセントレーションの高い人なので、
踊りながら笑われずに済んでいるところ。
てか、たぶんあたしのことなんか見てないぐらい、あの人も必死。
でも、ね、、、

池田火斗志って俳優は、さすがですよ、やっぱり。
集中が上がって来ると、踊りも自然に役でやってるんですね。
このデュオは、男女の闘争みたいな隠しテーマがあったりするんですけど、
あたしが挑みながら近寄ると、クッとあごを上げて、
見下したように冷たく燃える目で見るんです。
その途端にエロティックな空気が濃ゆ~く立ち昇るんですよね。
これだから、あまたの女優さんから相手役に乞われるんだよなこの人は。

これが、プレイボートの男たちがすでに嗅ぎ付けて、脅威している、
池田火斗志の武器なんですね~。
アングラ界のエロス帝王ですから(勝手に命名すな~)
普段の、おとぼけにもほどがある、ツッコミどころ満載な池田さんとは、
まったく別人になれちゃうんですよね。
これは、ホンット、稽古が楽しみです。
男たちが、煽られてどんどん色っぽくなってくだろうな。
ええ、今回の座組テーマは秘かに、女優天国です(笑)

もうフォーメーションも決まり始めてるし、残すところ、あと2曲かな。
次は最後の振付け日です。
なんとか、形らしきものが見えるまでになればいいんだけど、
道、遥か。。。
がっつみんなー! ← Alls say おまえに言われたかないよっ。
あ~! (@◇@)/

               *  *  *
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by rosegardenbel | 2007-05-26 00:00 | ラ・ヴィータ・ローザ

しゃるうぃーだんす?

               *  *  *


レッスン3回分を撮りだめしたDVDが届きました。
木村望子さんの労作です、ありがとうもち子さんっ!
あらためて切り取られた画面で見ると……なんか楽しそうな稽古場だなぁ。
いや実際、楽しいんですけド♪すっごク♪

でも、♪とか付けてるばやいでないやまぎし。
え?こんな振りあったっけ?おんや?
っておまえー!
すっっっっっっっっっっかり、抜けてます、イロイロ。
やはり。(T T)×100

何曲やったかなぁ、
知念さん曰く、群舞はあらかた構成したということなのですが、
まったく手を付けていないのは、あと5曲ぐらい?
次回からいよいよ個人ソロのメニューも入ってきます。
てか、ここまでの時点で、実力のある人は、
すでにさりげに、群舞の中でもソロでピックアップされたりもしてます。
カッチョいいっ。

ホントは、自分がちゃんと踊る曲の振付けはこれからなので、
本来だったら、今までのは覚えなくてもいいところなんです。
でも、これからやってくる恐るべき天王山、
あたしの場合、デュオっ☆(ホントはなんて言うんだろ?二人で踊るヤツ)
に向けて、
ボクの踊りになれておいてネ、
てな感じで、知念さんは関係ない人も一緒に見て下さるのです。
分け隔てなく。
それが、稽古場を楽しくさせている大もとなのかもしれません。

もうそろそろ、絵ヅラのお邪魔にならないように、
関係ない曲は踊らないようにした方がええかいな?
なんて、踊れない言い訳立てようと目論みつつ、
しかしっ、踊るです。
今まで以上に本気でっ。
今まで以上に本気で痩せるためにっ。(そこかよ)

あのね、もーね、言いたかないけど、DVD見て、
ショック死しました。
始まっていきなり。
20分間ぐらい。
踊れなくて。
だけじゃなく、
てかハッキリ言ってそんなこと後回しな感じの恐ろしい再発見に見舞われ…
それは、
んじゃこのデカさはーーーーっ!?

あたしのからだのはなしです。
更に成長してるしー、ってちょ、ちょっと待て!
こっ、これっ・・・メンバー全員に配られたのよね、てことはこれ、
みっ、みんなっ、見てるのね、
しかもあたしがチョロチョロチョロチョロ映ってるところが場所的に大事な振りの最中なのでみんな何度も何度も巻き戻して、見てる、はず……
嗚呼ーー!
っまいがー!っがーーっがーーっがーー…(横浜の空に響く悲しいこだま)

マジで号泣です。
いくら映像は実物より肥えて見えるからとて、
そんなもの言い訳にもならない、巨体通り越して、女だてらに巨漢・・・
きょかんだったあたしっ!
そりゃ、石坂さんが真顔で心配するわけです。
あまりの醜さに、ホント、まったくご飯がのどを通りませんでした。。。
よいことです。

復活するのに丸1日かかってしまひまひた。
そんなワケで、ちょっとぶるーなやまぎしです。
だからね、お、踊らないとっ!

でも、ホントにみんな頑張ってるんです。
覚える必要のない人も、毎回通ってきて下さる。
義務とか義理とかでなく、意志で。
それ、すごく大事。
なんたってチーム知念だから。
みんなで乗り越える、みんなで楽しむ、
それが知念さんが目指されていることだから。
それを、全員が分かってくれている。
べつに、そうして下さいねなんて、一言も言ってないのに。
すごいよね。

正直、あまりの覚えの悪さに、自分にムカフンになったり、
情けなくって泣きたくなったり、デキる人見てパニくって凍ったり、
みんなそれはあるのだけど、
でも、なんだか悲愴になることは、誰もない気がしてます。
それが素敵。

次のレッスン、みんなトルク上げてきたら、怖いだろーなー。
てか絶対上げてくるよね。
でも、これは言い訳ではなく、まだ半年以上もあるのですから。
いいんです、ゆっくりで。
出来ないことに焦るのではなく、出来ない中で、面白がって一つずつ、
進んでいくことって、決して知念さんの思いから外れてないと思う。

あたしは自分の場だから、こんなこと言ってられるのかもしれないけど、
男性なんてよけいに、出来ないとか言いたくないだろうし、
キめたいと、そりゃぁ思うと思うけど、
あたしたちがやるのは競技じゃなくって芝居ですものね。

どの現場でも、稽古場で不様をさらけ出すことがどれほど恐怖か、
たいがいそこでカッコつけて誤魔化してしまって、
本物の自分の場になるまでに、どれほどの時間がかかることか。
それを思うと、この稽古場は本当に素敵だと思う。
だって、劇団じゃないんですヨ。

どの人も、どの人にも素直なところでいられていると、
眺めていると感じる。
まだ3度しか会ってないのにね。。。
そうして、4度目にはもっと結びあっていることが、今もう分かる。
この人たちと、7ヶ月間。。。春と、夏と、冬。

何にも代えがたい、贅沢、させてもらってます。

               *  *  *
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by rosegardenbel | 2007-05-20 00:00 | ラ・ヴィータ・ローザ
               *  *  *

た、たんじょうびってったってこの年になると、
もー笑っちゃうってゆーか信っじらんない!んじゃこの数字はーっ?!
と、半分泣き入ってますが、ええ、また一つ大人になってしまいました。

メッセージを下さったみなさま、本当にありがとうございます。

いや増す数は別として、やはり嬉しいものですね、
こんなわたしのことを覚えていて下さってるんだなぁ、と思うと。

夕べは、
貴方と嘘のレッスン後に呑みにいったのですが(てかこれもうコース)、
その時にもち子さんが、明日誕生日だってヨと振ってくれたのですが、
いやいやかなんか言いながらちょっとだけ期待もしてたのですが、

ツルッと

ええ、それはもうツルッと、遠~くに流されていきました。。。。。。。。

流してくれたのは、CさんとIさんとMさんとJさんとYちゃんとYクン。
いえ、別に何かをハッキリさせようとお名前イニシャル表記したワケじゃ、
ないんで。
なにさっ、ぷんぷん!
なんて思ってません。
こらーっなぜ流すーっ?!
なんてことも、思ってませんから。
ええ、そんなすてきな男たち、大好きですよ。
セリフ削るかもしんないけど。(←独り言でっす♪)

でも、ほんとにね、、、
おかげさまで、
満月のように気持ちの澄んだ誕生日になりました。

じっくりレッスンに向かっていられる日々に、
ちゃんとなっている、この奇跡。。。

どうかこのまま順調に進んでいけますように。
一人のケガもなく(本気で保険加入を心配するほど過激なダンスシーン…)
一人の心の曇りもなく
このままみんなで、しあわせになっていけますように。。。

こんな祈りを思える今日。

わたしは本当に幸せものです。

               *  *  *
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by rosegardenbel | 2007-05-16 00:00 | ラ・ヴィータ・ローザ

薔薇園の扉、開きました

               *  *  *

         RoseGarden のレッスンがはじまりました。

全員が役者さんたちなのに稽古初日がダンスから、
というパターンもあまりないようで、
ちょっとの不安とちょっとの興奮と、頑張って平常心(笑)
を抱えてやってきたメンバーも、
はじめまして、に緊張するどころでなく、
気づけばみんな、いきなりすっごい仲好しさんになってます。

なにせ、ずんずん進んで行く知念さんの振付けが、まー容赦なく高度!
一人、ユーちゃんという元四季だったイケメンガイがいるのですが、
彼でさえ目を回しているような踊りです。
助け合い、弱味をさらけ出し合うことで、
はい、嫌が応にも結束力かたくなっちゃうのねー。
ヘタなシアターゲームでほぐすよりよっぽど効果あるかも(笑)と、
もち子さんも言ってました。

セクシーな踊りです。
ため息が出るほど。。。
コンセプトは、知念さんにお伝えしてはあったけれど、
まさかこれほど、タイトでクールで華やかな、
大人のセクシーさで彩って下さるとは、、、
もおーね、スゴイんですよ、ほんっとに。

構成上、男たちの踊りが多いんですけど、ええ、悶絶してます見るたびに。
カッコいいやら色っぽいやらで、
ああ、もうダメ、どーにでもしてっ!そんな気分。。。(意味不明/笑)
知念さんて、こんな世界を持ってるんだ~と、
ちょっと意表を突かれましたねぇ。

それだけに、やる方は大変です。
複雑きわまりない踊りの新スコアが、一日平均4曲は来ますし、
覚えそうになっているところへ持って来て、また追加の振りが来るので、
そのうち色んな曲が混ざってきて、あ、あれ?げげ?一人違う踊りっ!
よくそんなことになります、特にやまぎし (- -;)ヾ
ほんとに、知念さんに手加減という言葉は、ない!
はい。

見てるだけでいい楽曲は、女たち、もーヒューヒュー言って喜んでますが、
入ると途端にレベルをどん底に落としてしまい、
みんな、男性陣から笑いながら頭コツコツされてまふ。
ご、ごめんなはい、がんばりまふ、もっと。
でも、ほんとに踊れる男たちなんですもの、ついてけません~。

何度も言いますがダンサーなわけではないので、
美しい踊りができるのはユーちゃんただ一人。
なんだけど、、、味が、出てるんです、それぞれに。
へ~この人こんなに熱いんだ、うわ~彼は抜いといてキめる人なんだぁ、
などなど。
その人の、一番セクシーな部分が引き出されるような振付けに、
なっているのかもしれません。
早くご披露したいです~、マジで。

でも、女優陣は歌メインのキャスティングですからいいんです(こらこら)
流れで歌のパートが来ると、がぜん汚名返上して男たちをおとなしくさせ、
バランスとってます(笑)
しかし、おかげで3日目の今日は、はい、想定通り全身筋肉痛。
バキバキかたまってます。
それよりヤバいのは、今日のオフで、
振付け、全部忘れちゃったかも……こらーっ!
あ、あしたは、更に早めに行って確認しないとです、あい。

と、この話は語ると止まらないので、後日あらためてお話しましょうね。

……わたしが、
一番恐ろしかったのは、
実は踊れないダンスのレッスンより、ホンの感想を聞くことでした。
それは、これまでここにずっと書いてきたことだったけど、
初日打ち上げの席でみんなに、
よく書けてると、言ってもらえました。

ことに、甘いメンバーだったジョニーから、
格段に進歩した、苦労したのが分かる、と言ってもらえた時には、
思わず泣きました。
これかぁ、すぐ泣くんだって?とすかさず石坂さんに突っ込まれつつ(笑)
よかった。
みんな、認めてくれた。

本当に色んな危機があって、
その度にショックして、すべてを信じられなくなって、書けなくなって、
でも、待ってくれてる人がいるはずだと、それだけを支えに、
またキーを叩き出して。。。その繰り返しの半年でした。

メンバーに送ったあと、初稿から9稿までの変遷を見てみたら、
あらためて起きた事件たちが影響しているのがよく分かった。
そして、それらを人として消化して、この一言が生まれたんだ、と、
それも分かった。
書くという作業は、本当に自分を削ることなんだなぁと沁みつつ、
それがまた自分を厚くしてくれたんだなぁと、つくづく思った。

もっといいホンになるよと、
みんなも容赦ありません(笑)
ええ、でも、皆さんがこのホンに夢をみてくれているのが分かったから、
もっといい作品に仕上げられると、あたしも思う。
堂々とすればいいんだよ、自力でここまで来たんだから、
あとは俺たちの仕事にかかってるんだから、と、言ってもらえました。
熱い稽古場です。
知念さんはこれも予測してらしたのだろうか。。。

よけいな気負いが取れたら、確かに色々見えてきているのだけど、
今は、早く書きたい気持ちを押さえて、
きっとまた、この夏の間に起きるであろう様々なことを、消化して、
熟成させて、大事に仕上げていきたいと思っています。

・・・夕方になると、ひとしきり動きが止まります。
みんな、頭も身体も疲れて、壁にもたれてつかの間たゆたう、
稽古場に、そんな静寂の時間が訪れます。
その中でただ一人、知念さんだけが、
忍びやかなステップの音をさせています。
頭の中で何度も音をリフレインして、イメージを創りあげています。
はい、じゃあ、
という、あのよく響く低い声がかかると、
みんな一斉にポジションについて、また賑やかにはじまります。
そんな稽古場です。

信じられるもの、いっぱいいただきました。
『貴方と嘘と夜と音楽』を自分のものにする為に、
集まってくれた大勢の個性たち。
とても、とても、
いとしいです。
ありがとう。

明日も踊ります。
筋肉痛を抱えて(笑)

               *  *  *
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by rosegardenbel | 2007-05-15 00:00 | ラ・ヴィータ・ローザ

ユルめ~ユルめ~

               *  *  *

眠れなくなっちゃった。
余韻があとを引いちゃって。。。
って、色っぽい話ではありません。
色っぽい話、を書き終えた余韻です。

はいー、とりあえず皆さんにお渡しする二稿が(ホントは9稿)
形になりました~。
自分締めきりは9日未明だったので、
夕べからのピッチの良さに我ながらびっくり、
あれよあれよとシーンが繋がって、気づいたら終ってた。

12時間ぐらい前の知念さんとのお電話では、
ぎっ、ギリギリまで上がらないかもしれません、
てか、お渡しするのは途中までになっちゃうかもしれません、
なんて、甘えて泣き入れてたのに、
人間先のことは本当に分からないものです。

この二ヶ月でふいに頭に浮かんだ言葉たちをメモっておいたのが、
効を奏したみたい。
断片だったのに、入れてみたら繋がっちゃって驚いタ。
何が嬉しいって、人物が立ったのが喜びなのよねー。
話が格段に深くなった気がする。
気、だけかもしれないけど。(- -;)

どーなんだろ、
知念さんに出された宿題は、自分なりに全部書きこんだつもりなのだが、
ネックだった人物の芯を見つけられて、
コレちょっといいセリフなんでないかえ?なんて思える言葉も見つけられ、
しかし、
ちょっとまだ弱いなぁという描写もありつつ、
無駄にページ数増やしただけのような気もまた、ありつつ。。。

乙女心はフクザツなのね、うふ。
あーでもよかった、目処立ってどーーーーーっ(安堵のため息)
マジで初日にホンが出来てない夢にうなされたもんね、一昨日なんか。

まあ、今度は残りの二日間で、削ぎ落としに入るわけですが、
さすがに今日は、もうやめれ、あたし。
週末からは、この贅肉体にはハードにもほどがあると泣き入るに違いない、
想像を絶するワークが待っているのだしー。
調子こかずに身体をいといなはれ。

正直、もう怖くて怖くて怖くて怖くて。
コレが、目の肥えた出演者にじっくり読み込まれてしまうのかと思うと、
こんなホンつまんなくってできっかよっ、
と思われたらのーしよおーーー、という恐怖が、
払っても払っても頭に浮かびます。
それでこんな風に日記を打って不安解消したくなってるわけです。

二稿は初日までに渡して下さい、出演者の志気が上がると思いますよ、
とは、
知念さんが仰って下さったお言葉だけど、
それで志気下がっちゃったらどーすりゃいいんですか、
と、さっき思わず知念さんに雄叫んでしまったわ。
電話だから。
声でかいからアンタ。
反省。m(_ _)m

と、
ぐだぐだ書いてたらだんだんユルんできたわ、よかった。
ここはひとつ、素直に自分を誉めてやって、ご褒美に、
チョコパイ1個食べて寝ます。(←この油断が身体を重くするのよっ)
あ、久々にニュースも見ちゃおう。
ここ1週間、耳の奥で鳴りっぱなしの“枯葉”を、
違う音声というほうきで掃き出さないと休まらないよ~。

とてもいいホンになったと思うの。
とてもいいホンになったと思うの。。
とてもいいホンになったと思うの。。。
ほとんど睡眠学習な感じで自己暗示かけて、次への活力にするのよっ。
でもね、このホンを書く喜びは、本当に大きいものね。
しあわせです。

嗚呼……起きたらクリアな目になって、余分が見えていますように。
むにゃむにゃ。。。zzzzz

               *  *  *
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by rosegardenbel | 2007-05-07 00:00 | ラ・ヴィータ・ローザ
               *  *  *

ご来場下さいましたみなさま、本当にありがとうございました!
なんだか今回は作り手側のバタバタとは裏腹に、
思わぬご好評をいただくことが多かったので、ま、マジっすか?!
こちらの方が面喰らっちゃう感じでしたね~。
楽しんでいただけて、何より心からホッとしております。

ワタクシに関してはみなさんから「なんで内もも?」
というお問合せを多数いただきまして(笑)
掲示板の方に書いちゃったので、真相はそちらをご覧下さい♪

まあ、いつものことではあるのですが、内幕をお話すれば、
今回もホンの上がりがいと遅く、
そのうえ、作家いわく新機軸に目覚めたということで、
展開が異様に早い構成だったので、
普通に心情を追っているだけだと筋からおいていかれる…
という恐ろしいホンでして(笑)

四苦八苦しましたよ~みんな。
冒頭のオフィスのシーンなどは、会社らしく淡々とドライに、
積み上げていきたくて、そんな稽古も重ねていたのですが、
結局いつものドリフターズノリ?になってしまい、
でも、今となってはそれでよかったのかもナとも思ってます。
お客さまに喜んでいただくことが、何より目指すところですものね。

本音を言えば、もう少し時間をもらえていれば、
わたしの畑山も、もっと違う濃いキャラを作れたかもしれません。
時間がないと造形できないというのは、非力と無能の証明ですけどね。
登場の仕方、長ゼリ、伊東センセイをひっぱたく、そして湯川君への共感、
と、4分割された心情展開を一人の人間の中にならすのは、
今のあたしの力ではあれが精一杯でした。
ホントにね、自然にやるとただの多重人格になっちゃうんだもん。

でも、それだけに自分が今までより一歩進んだところにいることも、
分かりましたヨ。
前にもお話しましたが、『エクスタシー』以来初の舞台でしたから、
あの、心情を掘り込んで掘り込んで人物の底を作って行く楽天団の手法が、
離風霊船の自分の中にどれだけ落ちたか、
この舞台では、役者としてそれを一番知りたかったんですね。

その意味では、あの長ゼリはリブレ流ではやりたくなかったのです。
あれだけは、ちゃんと心から畑山の本音として発露させたかった。
表現、でなく、ね。
台本を持ちながらにも関わらず全部のセリフをアンの本音として言えた、
あのリーディング体験が、
自分の中で消えることなく核として残っていた、ちゃんと……
それを自覚できたのが嬉しかったです。
あ、あたし大丈夫だ、こんなことも出来るようになった、ってね。

裏腹に、当たり前のことだけど、
よくも悪くも“離風霊船の芝居”というのは、現前とあるんだなと、
リブレのやり方をしないとリブレの芝居にはならないんだなということも、
あらためて思いましたね。
そうしてまた、得たものをリブレの中に少しずつ流し込んで、
新しいエッセンスを作って行く、それも、
外に出た人間の義務、というか当然の還元なのだとも思いました。
どんなアレルギー反応を受けようとも、それは外に出た以上、
還し続けて行かなければならないのだと。


もう一つ、みなさんがよく話題にして下さったのが、
Rose Garden vol.3、『貴方と嘘と夜と音楽』

はい、タイトル解禁しました(笑)
ホントにね~、みなさん食い付くように、
わ~またやるんですね!と仰ってきて下さって、うるうる。。。
どれだけの励みになっていることか。。。
ありがとうございます。

あと1週間ほどで稽古初日を迎えます。
12月の芝居なのに。。。
今回は、知念さんの本気にお応えするべく☆歌芝居☆なのです。
(ミュージカルとは口が裂けても言えません…(- -;) )
なので歌と踊りのレッスンだけ先行しておかないと、
ストレートプレイヤーばかりのキャストには間に合わないんですー。
誰より、踊れない上に、動けば方々からの揺り戻しに襲われるあたしが、
一番精進しないといけないのです (T T)

そう、、、出演者の元扉座、石坂史朗さんが、
『光あれ!』を見て下さったあと、マジマジとおっしゃいました。
   本気でヤせる気、あるんですよね……?
ありますー!
ありますよー!
ちゃんとダイエットあんどシェイプアーップ、やり始めてたんです、
だけどストレスでリバウンドしちゃったんですよおおーー!(T T)×1000

……始まれば、いやがおうにもヤせます、きっと。
肥えてるばやいでない過酷なレッスンになるのは、
もう見えてますから、ええ、
日に日に華奢になっていくあたしを、お楽しみに。
って、なんで史朗ちゃんが楽しみに待たなきゃなんないんだ(笑)

でも、あんだけイイ男にこんだけ心配されてるんだから、ありがたいワん♪
リブレじゃネタにされこそすれ、女としてなんて、
だーれも見てくれないもんねー。
って、イイ男にデブの心配されて喜んでるアンタってどーなの?
先、そこに気付けよっ。

と、
まあ、そんなワケで、初日までにホンを仕上げなければならない。
そんなオフの始まりです。
というか、RG的にはいよいよオン!なんですけどね。
やるでー!
まず仲間内がヤる気になってくれるホンを書かねば。

しかし、執筆と糖分摂取が、イコールになりつつあるスタイルを、
覚えてしまったからなぁ最近。
危険!危険すぎるわよっ。
うう。。。石坂史朗の真顔を思い出して、がむばりまふ。

               *  *  *
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by rosegardenbel | 2007-05-03 09:53 | ラ・ヴィータ・ローザ