劇団離風霊船 山岸諒子の徒然をつづる雑感ノート 「ラ・ヴィータ・ローザ」です


by rosegardenbel
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<   2006年 10月 ( 6 )   > この月の画像一覧

惜しみなく愛は…

               *  *  *
昨日は、初の総見日でした。  

今までバラバラに稽古を重ねて来て、
噂でしか聞く事のなかったお互いの全貌が、いよいよ明らかになる日。
全キャストはもちろんスタッフもズラリと顔を揃え、
一気に普段の5倍となった人口密度の中で、
怖い怖い初お披露目の通しをしたのです。

いや~、、、びっくり。
同じ作品がこうも違って見えるものかね?
松戸演出の『流れ去るものはやがて流れて』星組は、
非常にノーブルな造りになっていて、とてもエレガントでした。
殊にラストシーンは、美しい哀愁漂う絵になっていて、
もーね、うわちゃーこの手があったか?!と、思わず脱帽。
あまりの格調高さに、おのれが恥ずかしくなったです。

片やワタクシの流れ月チームは、これまた予想外の展開に。。。
なんと稽古場中が爆笑の渦になったのです。
ええ?なにが可笑しいの?!
付けたあたしには理解できないところで、みんなゲッラゲラ、
それも身内ウケではなく、本気で大笑いしてくれてるみたいで、
あたしはどのシーンも別に笑わそうという意図では創ってこなかったので、
目、パチクリ。
うっそお。。。なんか、面白い、らしい、ウチ。。。

嬉しかったです。
演者として笑いをとるより、ある意味、嬉しかった。
あたしは、ネタに走る芝居は嫌いなのですね。
心情の枝葉の中から、つい生まれちゃっタ、結果可笑しい、
という笑いが、あたしにとっては一番面白い。
それをみんなが支持してくれたのです。

あたしの演出で大笑いするなんて、誰も期待していなかったと思います。
それもこれも、あたしの方向性を芯から理解して演ってくれた、
5人の演者の力が生み出したものです。
特に、椿組さんたちがタカエちゃんと歩を誉めて下さったのが、
ほんっとに。。。ああー、ほっとしました。

正直、あたしが稽古の大半を使って死ぬほど手間をかけたものって、
もしかして無意味なことだったのかなと、
胃に穴が開きそうなぐらい不安だったのだけど、
それがあったからこその今だと言ってもらえて、
厳しい仲間内にこんなに喜んでもらえて、
本気で肩から何かが降りていきました。
嗚呼…振れずに粘ってきてよかったよおお…(T T)

これに甘んじないように、引き締めて、心して、
今日からのラストスパートでは、総合監督の伊東センセイから出された、
更に難しい山越えにチャレンジです。
でも、みんな本当にひたむきに、真摯に、
役の芯を決して放さず、かつ、この流れ月を楽しんでくれているので、
大丈夫。
信じられます。
昨日のご褒美をしっかり糧にして、
みんなで丁寧に越えて行きたいと思います。

ロングの2班は、これがまた同じ作品、同じ演出とは思えない、
全然違う視点の芝居になっていました。
泣きました。
月組の五郎=藤次郎さんと、星組の梶井先生=田渕さんに、
嗚咽が堪え切れなかったです。
ギャラリーの女優陣もみんな泣いてましたね。。。
恐るべし、椿組。
なんて素敵な人たちなんだろう。
リブレのメンバーも、もっともっと高みを目指して一緒に頑張ろうね。

通し終りにはそのまま稽古場での飲み会となり、ようやく、
ああ、コラボレーションしているなー、って嬉しく実感できました。
語っても語っても尽きず、帰ってきたのはついさっき。。。
あい、夜通し呑んじまいました
ホントはすぐに寝ようと思ったんだけど、どうしても興奮が覚めなくて、
そんな時の特効薬というわけで、日記です(笑)
エクスタシー以来、久々のこの感覚です。

惜しみなく愛は奪う。
惜しみなく愛は与う。

楽しみにしていて下さい。
どの班も、まだまだ進化し続けますから。
ぜひ、二組ともご覧いただきたいです。
違いを楽しんでいただけるものに、なりましたヨ。
さあ、
ちょっと仮眠をとって、稽古です。
もっともっと!

               *  *  *
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by rosegardenbel | 2006-10-31 00:00 | ラ・ヴィータ・ローザ

嵐のあと

               *  *  *
 伊東センセイが稽古場に登場。

おひざじぶりでずうーっ!
一気に甘えそうになってしまう気持ちをグッと押さえ込み、
ワタシ、真ん中の席、センセイ、端っこの椅子、という、
摩訶不思議に落ち着かないミョ~な位置関係で、
粛々と稽古を進めて参ります。

こあいよ。。。
つい、演出なのにダメ出しを頂く態勢になりそうになって、
いかんいかん!
あたしには、
小動物のように愛くるしい目で見つめてくる幼気なみんながいるのだもの。
その図はさながら『24の瞳』。。。おおいしせんせえー!のおーん!
踏ん張らないとっ。
あたしよりみんなの方がコワかったよね。
なにせ演出が二人。
いわゆる一つの、
見回りにきたオーナーママの前で、平常営業するちいママと女のコたち、
って感じ?(んじゃそりゃ)

10時を回った頃には、なんと小林パパもやってきた。
ったくこの人は、なんでいつも稽古が終ってから来るのよぉ、
マジで仕舞いの客みたいな風情じゃないのよ、呑みに来てるんかい。
あい。
呑む為に来るんです、あの人は。
しかも鼻がいいっていうか何ていうか、
ネラいすましたように、大好きな伊東さんのいる時に来るし(笑)
なワケで久々に、
あたしにとって一番リブレらしい顔ぶれでのお酒になりました。
でもね、
それを一番求めていたのは、どうやらあたしだったみたい。

結局、いつもの魔窟のいつもの二階から、閉めの時間になって下に移動、
それだけでも珍しいのに、そのあと3軒目に。。。
「あたしがこんな風に誘う事ないじゃないですかー!呑んで下さいよー!」
「ま、まあ、そうなんだけどね…」
なんとあたしから、引っ張っていっちまいました。
この時点で午前2時。
察してくれたんでしょうね、何かを。
付き合ってくれました、伊東さんも小林さんも。
ありがとございますーーーー!!(泣)

別にフラストレーションが溜まっていたわけではないんです。
ただ、同じ立場で話を聞いて貰える大人と呑みたかったんです。
なんかすっごいよく喋った。
こんなに喋ったのは、2週間ぶり。。。か。
はは。
バカみたい。
自分のチームより『ロング…』の話ばっかりしてたけど、
だからこそ見えてくるものや、あらためて心に誓うことが分かって、
今の迷いを溶かしてもらえた。

ロクでもない自分の悩みなんか捨て去って、
その時間、芝居の話だけに埋まっていける快感。
汲めども尽きぬ演劇論。
あたしが今まで20何年もやってきちゃったのは、
コレがあったからなんだな…
そんなことに、
気がついた。

積み木の城は、二層目まで組んだ。
今までは、やさしい演出でいたけれど、
ここからはもう、それだけじゃ済まされません。
お城を全部この手で崩すような、本気の真剣勝負を、
演者に挑んで行く時代に入るのです。

遅すぎ?今ごろ?
いいえ、そんなことはない。
今まで積み重ねてきたものは、絶対必要だったものばかり。
あれらがあってこそ、先に進める。
先に進む為にこそ、一つ一つ丁寧に積んだ。
あたしは信じています。
絶対。
ぜっっっっっっっっったいっ!

あ、これ…
甘いの知念さんのやり方だ…。
意図せず、自然に、そうなっていた。
あたし、
ちゃんと頂けていたみたい…。
気づいたらチョットだけ、今、せつない、かな。

ありがとうございます。
心から。



久々の日記になってしまいました。
秋ですもの、
野分の烈しさは当然。
吹き荒れたもの全部、無駄にはしない。
してなるものか。

あたしは元気です。

               *  *  *
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by rosegardenbel | 2006-10-26 00:00 | ラ・ヴィータ・ローザ

スカーレットのように

               *  *  *
 なんだかね、そんな気分で。。。

スカーレット・オハラは好きじゃないんだけど。

だってヤダよ、あんな人、
友だちにはしたくない(笑)
自分もなりたくないし、
ああいう人生も送りたくないな。
甘々なんで、あたし、もうみんな知ってると思うけど。
でも、そうね、
スカーレットのように…
時にはね、タラの大地の土塊握って、生きてやるううーー!
負けないいいーー!
…そりゃ、風も起きるってもんですわ。
同じ身を任せるなら、メリー・ポピンズの風の方がいいわね。
気楽で。傘さして。
ま、彼女には彼女の悩みもあるんでしょうけど(笑)

人からは、でも、どうも、スカーレット系に見えるらしいです。
んなこたないのに、ぜ~んぜん。
なんだろ、転んでもペンペン草むしり取って這い上がる、
とか言ってるからかな。
まあ、基本、前向きなんですけど、
それしか取り柄はないんですけど、
バタッと倒れたままゴロンと仰向けになって、そのまま雲を眺める、、、
そんな時だって、ありますよ、あたしだって。

弱くってさ~、困っちゃう。
自力で回復、とか計ってる内によけいワケわかんなくなっちゃったり。
あたま悪すぎ。
こころ貧しすぎ。

…スカーレットのように。

スカーレットのように、ね。
ならないとね。
ホントは、オハラさんちのお嬢さんの方でなく、
あの色になりたい、ってことなんだけど。
スカーレット・・・緋色。
何にも負けない色。
にね。

そう、なんかこないだ流れ月の椿女優二人に、
真っ赤な薔薇のイメージですよ、どー見ても、って、
口を揃えて断言されて、そ、そおかえ~?
薔薇じゃないだろぉあたしはぁ。
どっちかってーとノカンゾウとか、キレくない野花の方だと思うんだけど。
それに薔薇だって、赤よりピンクアプリコット系の方が好きよ、
と言ったら、うぇえええ?そーなんだぁ?!
ってアンタ、そんなに驚愕しなくても…
いいんだか悪いんだか、複雑だなぁ(笑)
洗脳されちゃってるのよみんな、あたしが薔薇ばら薔薇バラ言ってるから。

秋の、喨々と透き通る空気の中に、
どこか潜んでいる、
心鎮めさせる重めな気配が、
いかんのですよ、今のあたしには。
だから緋色。
スカーレットになるのよっ。
シックな季節の色なんかものともせず、関係なく、ぶっちぎりで。
あたしを生きるのだ。
負けずに。
あたしに負けずに。
アンタはこうでしょ、って思われるなら、その通りなフリして、
都合のいいことだけ見て、都合のいいとこだけ見せて、
風と共に去るのさ。
女優ですから。ははは。

写真の薔薇は“ドンファン”、イタリアの伊達男。
スカーレットと名のつく薔薇は、意外に可愛げで、
あたしの求める姿ではなかったので、ね。
こんな花をくれる日本のドンファン、求む。
あ、ドンファンはやだ。
いや、どっちでもいいや。
そしたらあたしも、まいっかーっはっはー、でスカーレットになるから。
意味わからん。(笑)

               *  *  *
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by rosegardenbel | 2006-10-15 00:00 | ラ・ヴィータ・ローザ

嵐の前

               *  *  *
最近気になったこと、いくつか。


この前、流れ月の稽古後にした、タカエちゃんとあゆみとの映画談義。
マイベストワンについて。

 あたし・・・・・『髪結いの亭主』
 タカエちゃん・・『オアシス』
 あゆみ・・・・・『ライフ・イズ・ビューティフル』

結論:自分にとってショッキングだった映画がベストワンなんだね。

ちなみに、真逆系としては、
『カレンダーガールズ』と『フルモンティ』もあたしのお気に入り。
あ、別にひとはだ脱ぐ映画が好き、ってワケじゃないから(笑)

イギリス産ハートフルコメディはどうも肌に合うらしいです。
『キンキーブーツ』早く見なきゃ~終っちゃう!
これは一緒に行きたい人がいるんだけどね。。。うふふ。

しかし、米の国の大統領があのオヤジになって以来、
どうもハリウッド映画に気持ちが向かないのよね。
坊主憎けりゃ…ってヤツか?


さっき見たステイシーの日記から。
『エクスタシー』の上演ビデオについて、和田さん曰く、
「なんか時々ググッ!て寄ってるんだよね」
寄ってる?
気になるっ。

撮っていたのは西沢さん。
ここではお馴染み、『夜、壁、二人の男』の演出なのに、畏れ多くも、
毎日あくとれに来て毎回『エクスタシー』のビデオを撮って下さってた。
も、もしかして、気に入ってた?(笑)

しかし、一番芝居のデキが良かった金曜の晩のテープは、
アンとポールのお別れのシーン直前で、バッテリー切れにより真っ黒に…
のおおーーー!!
そんなオチまで付けてくれましタ。
てか西沢さん、どこで寄ったの?!それが一番知りたい~!見たい~!


このごろ思う。
芝居の技術ってイコール、センスのことなんじゃないだろうか。
頑張ればあとからいくらでも身に付けられるものだと思ってきたけど、
実は逆で、天性センスのない者には結局テクニックも備わらない…
そんな恐ろしいことに気づいてしまったような気がする。
やっべ~。。。


悲しい事実が確定したようです。
あたし、なんか、バナナが食べられなくなっちゃったみたいっ。
食べると咽がものスッゴク痒くなるー。
昔からそんな気配を感じてはいたのだけれど、
久しぶりに食してみたらば、前よりカユい度が進んでたーっ。(T T)×30
咳まで出るし。。。くちびるもピリピリするしー。

もしかして南国の果物アレルギーになっちゃった?
パイナップルが心配よっ、桃と同じぐらい1番好きなふるーつなのにぃっ、
そして最近お気にのマンゴーも、ひょっとしてヤバい?
嗚呼…食べ物に障りが出るなんて、自分、どっちかってーと、
古代人並みに好き嫌いナシ、が自慢だったのに、(意味わかんないけど)
自分の好みの問題では全然ないところが、ぐやじいいーーー!


体内時計が一巡して、今や立派な早寝早起き生活。
1時に寝て8時前には起きてるパターンが続いてます。
やっと世間様に足並み揃えられて、ほっ。。。としております。
んがっ、困るのは稽古帰りの電車。
時計の針はたいがい翌日になっているので、もおー眠くて眠くて。

こないだなんか立ったまま爆睡状態になり、つり革から手が抜けて、
前で座ってた人の膝の上に、いきなりガオン!と崩れ落ち、
その人の「どわわっ?!」って声で目が覚めた。
しゅびばしぇん、びっくらさせて。。。
よ、よだれも付けちゃったカモ。。。

ああ、あと2時間は就寝時間を先延ばししないと。
せっかくまともになったのに…もったいないヨー。


新しいウィルスバスターを入れたら、ウチの鵜っちゃん、
何をするのも異様にのろまになってしまった。(- -;)


誰か、『芥子の花』ってインドが舞台の童話、知らないかなぁ。
確か、王様がこよなく愛していた王妃様がねずみになっちゃう、
とか言うようなお話だったような。。。
タイトルの表記が正確に分からなくて、検索しても出て来ないの。
筋もおぼろげなら、なんでねずみなのか、なんで芥子の花なのか、
結局二人はどうなったのか、それも忘れちゃって、
ずっと気になってる子どもの頃に読んだ絵本。


              
ま、個人的にはおおむね平和な日々ってことのようで。。。
嵐の前の静けさ、だろうけど。

新しくあたしの元に来た、白い蘭。
咲かせたい。
きれいに花開かせる力を、あたしに下さい。
どんな嵐が来てもしおれないように。
どうしても開いてしまうつぼみになるように。
今一番の願い。

               *  *  *
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by rosegardenbel | 2006-10-11 00:00 | ラ・ヴィータ・ローザ

白蘭の匂い、薔薇の夢

               *  *  *

珍しく小説を読んだ。    

ある役者さんとのお話しの中で出て来た、連城三紀彦の短編。
その人は、この原作で二度、舞台を踏んでいた。
二度目は、単なる再演ではなくみずからの企画として。
「やり残しがあったから」と言っていたけれど、
そんなに愛した芝居…
連城三紀彦は嫌いじゃないし、どんな役をやったのか興味も持ったし、
本を取り寄せてみた。

芸の世界が舞台の、壮絶な人間ドラマらしいけれど、
読み始めて2ページも行かない内に、
その人が誰を演じたのかすぐに分かった。
まるで物語から抜け出て来たかと思うぐらい、
主人公の描写はその人にそっくりだったから。
だからこの本を選んだのかしら。

あたしは小説を読むと、いつもしばらくその世界から抜け出せなくなって、
それはチョット苦しいことでもあるので、
普段の読み物は、ほとんどがノンフィクションばかり。
久しぶりに物語世界に埋没する陶酔を感じながら、それとは別に、
軽い驚きにも見舞われていた。
行が進んでも、主人公のイメージがその人からまったくブレない。
それゆえに、物語の中の自分の知らない世界がリアルに立ち上がって、
目の表情一つ、息遣いに至るまでが容易に感じられる。

なんだろこれ…
不思議な実感を持ちながら読み進んでいたら、
とんでもない箇所に行き当たった。
え、この名前…?!
なんと、主人公の芸名として、その人の実名が出て来たのだ。
字は違うけど…偶然?!それがキッカケで選んだの?
いや、それにしても…
ドキドキしながら、さらに細かく描写された主人公の居住まいを追うと、
書かれているのは紛れもなく、自分が見たことのあるその人の姿。
そして、出身地に触れた箇所に至って、ついに確信することが出来た。

コレ…本人だ。
あの人の姿をモデルに書いた本だったんだ。
だから二度目を自分の手で打ったんだ…。
驚きすぎて震えがきた。
そんなこと一言も言わなかったから…
あたしがこの本を手に入れなければ、まったく知らないままに終ってて…
そんな有り様がまた、物語の主人公そのままで…
ヤダ、もお、、、絶句。

連城三紀彦に本を書かせた役者。
そんな絢爛たる事実を語らない役者。
軽く、嫉妬した。
いい本だった。
ちょっとない、烈しい愛の物語でした。
その人が、自分の掌の中で息づいている、不思議。
これからも、本を開けばいつでもそこにいる、不思議。
うれしく、喜ばしく、心踊らせながら、
なぜかお手上げにせつなくなった。

綾なす美文を魔術のように繰り出す、この作家が捉えたその人は、
あたしが感じたその人と寸分違わぬ、少し気険な匂いをさせていた。
そうして、会う度にいつも思っていた、
無頼の中の品性と言ったような、端然とした姿勢も、
やっぱり書かれていた。。。
自分の見る目に、チョット自信持った(笑)


何日か前、『エクスタシー』のあたしの娘ステイシ-からメールが来た。
つかのま、鹿児島に帰省していたらしい。
その中で出て来た話。。。

 そうそう、実家に帰ったら、うちのお父さんがね。
 あの母親の役をしてた人は、いくつなの?とか、
 結婚はしてるのか?子供は?とか聞いてきて。
 なんでそんなこと聞くのかな~?って一応なんとなく答えたけど、
 変なの~って。
 で、よくよく考えたら、ちょっと好意を持ったのかな~?wwって。
 あははは。
 よっぽど突っ込もうかと思ったけど、
 そばにお母さんがいたからやめましたww
 小さな恋かしら、お父さん!
 58才!!
 百万本の薔薇かしら、お父さん!

お父さん!
好感が持てる人だーっ。。。(T T)じーん(笑)
鹿児島からわざわざ娘の舞台見に来た、そこにも驚いちゃったけどネ。
でも、
嬉しい。
『エクスタシー』はまだ死んでなかったのね、、、と思って。


小説の中。
舞台の上。
形は違っても、人に自分を晒すのは一緒。
そうして、誰かの心に小石を落とすのも一緒。
波紋は烈しくか、穏やかにか、広がって広がって、、、
やがておさまるのか、
いつまでもさざめいているのか、
それは分からないけど、
役者であることをまた一つ考えた、出来事、二つ。


               *  *  *
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by rosegardenbel | 2006-10-05 00:00 | ラ・ヴィータ・ローザ

ヤツの名は、ボンド

               *  *  *
 ついに爪を短くしました。。。

人さし指ばかりか中指まで、亀裂が入って切らざるをえない状態になり、
さすがに右手の指の爪2本だけ短いという様子はカッチョ悪すぎるので、
いたしかたなく全部。くっ。
夏の思い出を彩ってきてくれたバラ色のパレットとお別れするようで、
さびしい…けど仕方あんめ。

しかし、この中指の亀裂というのが思いのほか深い場所で、
いわゆる横ささくれ状態に一部が浮き上がっているので、
何かに触る度に引っ掛かって、危険なことこの上なしっ。
一番怖いのは髪を洗う時なのよぉ。
不用意に剥がれたりしたら、イッタイだろうなぁ…のおしよう…(T T)

と思っていたら、イイコト聞いた。
なんと、アロンアルファで塗り固めればいいんだって!
応急的に横ささくれを抑えつつ、亀裂の下で切れるようになるまで、
伸びてくるのを待てばよいのね、な~る。。。
さっそくやってみる。
ウチにあったのは木工ボンドだけど、接着剤には違いないもんね。

かくして塗り塗り、フーフーと乾かしてみたところが、、、大成功!
服を脱ごうがキーボードを叩こうが、ビクとも引っ掛からない。素敵っ。
大船に乗ってシャンプーもできるわ~。
ほらほら髪を濡らしてもぜんぜん引っ掛からないし♪ルンルル~~…ん?
げげヤベっ!
しゃ、しゃんぷーが切れてるっ。
ガ~ン、そーだった、今日がシャンプーの特売日だから買おうと思ってて、
買う前に頭濡らしちゃったよっ!ど~え~~~!

石鹸で、洗っちゃおうかな。。。
ヘアパックあるから、大丈夫。
きっと泡を流したら、ガチッと指も通らない状態になるんだろうけど、
蒸しタオルでヘアパックすれば大丈夫。
よし。

よし。
じゃなかった全然ーーーー!!
なにこれ…タオルはおろかドライヤーの風さえ通さない、
脅威の壁頭になっちゃったよっ?!
ホントに、被りものみたいな一体型と化し、ビクとも動かない…
しかも艶なんかまるで無い、大型犬の毛並みのようなマット感…
しかもそのうえ異様にしっとり、どころでなくどっちかってゆーと、も、
もちもちしてる…?

もちもち。
人類の頭髪が、もちもち。
もちもちしてる髪、って想像できますかーっ?!
もち肌ならぬもち髪に、なるんですよ、石鹸で洗うと。
それはもう、生理的にゾッとする感触なんです。。。
わ、わだじの髪ーーーー!!(T T)×10

でももう時間がないのよ、稽古に行かなくちゃ。
だめだわ、もうドライヤーは諦めてこのまま行くっ。
油分がまったくなくなったせいか、ボリュームも押さえられ、
スタイル自体はヤケにキッチリ!キまってるんだけど、さ、触ると…
だめだめ!それは忘れるのよ。
着替えるのよ、着替え…アレ?なんか今、爪がピッて言ったぞ…?
ええええーーーー?!
ぼんどがあとかたもないいいいいー!
しまっター!
木工ボンド、水性って書いてあるじゃんかよっ!
頭洗ったら溶けちゃッタのかよ、あんなに何層にもタップリ塗ったのにぃ。
…え?

まさか…
この壁頭、石鹸じゃなくって、ボンドで固まったってことおっ?!
うそおおおっっっっ?!
っまいがーーーーっ!ーっ!ーっ!ーっ!(こだまする驚愕の叫び…)

  。。。。。。。。

えー、その晩、
帰宅後に風呂場にダッシュして念入りに、
特売で買ったシャンプーとオイルで洗ってみたところ、なんとか、
元に戻ったようですほーーーっっっっっ。。。
あのもち髪壁頭は、
果たして石鹸のせいだったのか水性ボンドのせいだったのか、
もう確かめる気力もないです。
あんな恐ろしい体験は、二度としたくありましぇん。。。

こんな暮しを送っています…(- -;)
秋ですね。
ふっ。。。

               *  *  *
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by rosegardenbel | 2006-10-02 00:00 | ラ・ヴィータ・ローザ