劇団離風霊船 山岸諒子の徒然をつづる雑感ノート 「ラ・ヴィータ・ローザ」です


by rosegardenbel
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薔薇と山椒魚

              *  *  *

 

うーむ。。。どうも調子がよろしくない。
日記も、気付けばこんなに滞ってしまった。。。うーむ。
最近、低温入浴を試みている。
ヌルいお風呂でひたすらボーッとする。
何もしない。
部屋でじっとしているというのは思いのほかの苦行で、
無為の時間に責められたりするのだが、
湯舟の中なら言い訳が立つ。
温度の境が無くなって、お湯と自分が一つになれる頃、
色んな人がやってくる。
身近な人も、見ただけの人も、大昔の偉人も通り過がっていく。
忘れていた思い出も広がったりする。
ちょっと欲しい未来に撫でられたりもする。
とりとめもなく浮かんで来るイメージに、自分を明け渡して放っておく。
・・・弛たっていると、感情は意外に遠いところにあるのだと気付く。
一番そばにあるのは、やっぱり感覚なのだな。
液体って、なんて気持ちのいいものだろう。
原初の記憶ってヤツですか。
あたたかな水の中で大きくなったんだもんな、
同じようにお魚だったことも、アメーバだったことも、
あたしだってあったんだから。
気分は山椒魚。
昔、白馬の高い山の上にある、
冷たく透んだ池の淵で見た、
小さな、手の生えた、魚の仙人。
何十年経っても、あそこに行けばじっとしたままそのままいるんじゃないか。
もし、
新しい家に住むようなことがあったら、
何よりもお風呂が充たされている家がいいなぁ。
大きなバスタブ。月の見える窓。。。
いいなぁ。
薔薇のお風呂したい。
薔薇のお風呂しよう。
そうだ、今年は薔薇を育ててみようかな。。。難しいかな。
自分で摘んで、浮かべるのだ。

。。。。。。

嗚呼。すてき。

              *  *  *
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by rosegardenbel | 2006-01-28 00:00 | ラ・ヴィータ・ローザ

赤と白のバラード

              *  *  *
  年が明けていよいよ頻繁に耳にするようになってきた言葉、トリノ。
いつのまにこんなに強くなったの日本フィギュア!
というビックリはさておき、
あたしの中の“トリノへ~!”は、バローロに近い都市だったこと。
バローロとは、my best1の赤ワインの銘柄にして、その産地の村の名前です。 

美味しいんだ、コレが。
初めて飲んだのは20年ぐらい前。
行き付けの小さなレストランで、家族それぞれ好きな料理を注文して、
つまりは、いつも通りのメニューだったのだけど、
たまたま高いワインを飲んでみようということになり、オーナーのオススメで出て来たのが、
このバローロ。
別にワインに詳しい訳でもなく、また特別好きなお酒でもなかったんだけど、
何が驚いたかって食が進む進む!
ワインひとつで食事がこんなに変わるとは…欧州人のこだわりが分かりました。
うまいワインとはどういう底力を持つものか、初めて知った体験でした。

それからです、あたしが赤ワイン好きになったのは。
後で分かったのだけど、バローロに冠せられた銘は、
“ワインの王にして、王のワイン”だったのでした。
そりゃ、うまいワケさね、上は1本数じゅう万円ですゼ、
たとえあたしがタマ~にお目にかかれる彼が、
バローロの中では小っちゃい小っちゃ~い国の王様であったとしても、
(0が2ケタ違う、それでも左の数字は5より上!だからタマ~になのよん)
出会う度に一度も裏切られたことのないワインなのです。

ところが…
ワダジ、突如その赤ワインが飲めない体質になっちまってうぇ~ん!
すっごい頭痛くなるようになっちゃったんだよね、2杯目ぐらいから。
前は二人で3本とか平気で空けられたのに、なんでだよお(泣)。
調べてみたら、なんと確かに赤ワインには頭痛を呼ぶ成分が含まれていたのでした。
白ワインにはないの。赤だけ。
えー!あたし白ワイン党に鞍替えしなきゃなのかいっ?
でもでもぉ、白は酸っぱくてうまいと思えないのよぉ。
かなし~。くやし~。

あきらめ切れずにしつこく調べたら、朗報がっ。
同じ赤ワインでも、その悪さする成分は産地銘柄によって含有率が大きく異なることが判明。
一番ヤバいのは、おフランスワイン。
イタリアワインの5倍もの数字だった!
確かに飲み屋のお品書きには、フランスワインが一番たくさん並んでるよね。
値段のバリエーションが豊富だから、考えなしにフランスワインを頼んでたのカモ。。。
嗚呼ワダグジ、まだバローロとは切れなくても大丈夫なのねっ?
いまいち恐いものはあるが(なにせその頭痛はハンパない痛さ)、
今度飲み屋に行ったらイタリアワインをチョイスしてみよ。
白なら間違いなく平常体でいられるみたいなんだけどね。

そうそう、その白ワイン絡みで思わぬ副収穫もゲット。
白ワインって、驚異的な殺菌力を持ってるんだって。
そーいえば「生ガキにシャブリ」ってフランス人が言ってたなぁ、
そーゆーことか。。。あゲッ?てことは、
白ワインを飲みながらだったら、あたし、生ガキ復活できるかもっ?!

そーなんです、あたし、過去3回スゴイのをヤってまして。
2度当たったんだったら3度目行くなよっ、とか言われそうですが、
つまりはそのぐらい生ガキが好物だってことなのよぉ。
さすがにここ3、4年、あの冬の女王のような味覚からは遠ざかっておりましたが、
し、白ワイン。そーなのねっ?
もう一生食べられないと思ってたよ、
なんたって3度目当たった時には救急車だったもんね(ものスゴイ喰い意地…)
なんか、希望の光が射して来たカモ~~~っ!
命懸けのチャレンジになりそうだが。。。
特異体質、もしくは突発性後天性アレルギーになってて、
白ワインで頭痛、牡蠣で中毒というダブルパンチに見舞われる地獄絵図が、
チラリと脳裏に走りつつ、この挑戦には、そう遠からず臨みそうな気がする…。

次の舞台で、もしかあたしが超リアルな婆さんになってたら、
このミッションは失敗したということです。
無事を祈ってやってください。

              *  *  *
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by rosegardenbel | 2006-01-11 00:00 | ラ・ヴィータ・ローザ

はつ春のはじめの音

              *  *  *

         あけまして おめでとうございます


今年も、いやいや昨年もか、見てしまいました、べにしろ歌合戦。
毎年コレが楽しみで楽しみで、ってゆーワケじゃないんです。
どっちかってゆーと年の終わりの苦行納めって感じです。(だはは)
とにかくお年取りの晩は、
浮気せずひたすら国営放送にチャンネルを合わせておくの。
ワケあって。

これまた大晦日の決まりごととして、
11時を過ぎると俄然いそがしくなります。
はい、年越し蕎麦をうで(茹で)ないとね。
なんたって信州人ですから、ソバにはうるさいワケです。
この食材のチョイスだけは、暮れの買出しでも真っ剣!
手にとって比較検討を重ね、栄えある☆今年の蕎麦☆を選び出します。
美味いソバの命は火力と水圧。
それも、人類として無謀だろうというぐらい冷った~い水でないと、
シャキッ!とは出来上がらないのです。
☆平成17年の蕎麦☆は、
圧はともかくキンッキンに冷えた水温のおかげで、
けっこうテキトーにうでたにも関わらず、美味しくできましタ♪

この年越し蕎麦は、
どうしても11時40分までに食卓に出さないとダメなの。
なぜって、あと5分で『ゆく年くる年』が始まってしまうから。。。
そーなんです。
なんで苦しい思いをしてまで5時間もべにしろ歌合戦にこだわるかと言うと、
この喧騒の合戦から一転、45分になった瞬間、
ゴ~ン…と浸み渡る静寂の鐘の音、
そのご無体なほどのブッちぎり方で画面が変わる瞬間の為なのです。
あたしにとって歌合戦は、大いなる前振りなのでした。

そしてこれまたたいそう無機質に、いきなり変わる日付け。
カウントダウンとかやってくんないので、
新しい年がやってきた、その瞬間を、
長モンちゅるちゅるしながら固唾を呑んで見守る、
その息詰る感じに、毎年ヤラれちゃってるワケなんですネ~。

 年の初めの夜の下を、お寺の鐘の音が糸をひいていく。
 真っ白になった小さな山の村にも、
 濃紺の波が洗う磯の端の村にも、
 ささやかな鐘の音は、つながって、つながって。。。
 そうやって、日本のお正月はやってくる。


みなさまはどんな風に新年を迎えられました?
我が家にも、つつがなく西暦2006年がやってまいりました。
みなさまをはじめとして、
世界中で、いいことの方が多い年になりますように。。。

         今年もよろしくお願いいたします。

              *  *  *
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by rosegardenbel | 2006-01-01 00:00 | ラ・ヴィータ・ローザ