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劇団離風霊船 山岸諒子の徒然をつづる雑感ノート 「ラ・ヴィータ・ローザ」です


by rosegardenbel
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いくしまぅ

              *  *  *

ぐぐぐ。。。
ヒザが痛くて長く歩けず、外に出られない日々を送っております。

来週は、結婚式、テントバラシ、法事、と近年にない大事目白押し、
その翌週はステージだっちゅーに、
いいかげんに早く復調したいけふこの頃でございます。
あ、足の指の方はだんだん曲がるようになってきましたので。

こんな時は、
秋ですし、
もっぱら読書とためておいた録画鑑賞です。
げーじつの季節。
でも、見ているのは映画ではございません。

今、わたくしの心を踊らせている人の名は、篤姫さま。
はい、今更ながら今年ブームのこのお方に、
ご多聞にもれずハマってしまいました。

わが家では、TVとはすかぱー、地上波とはえぬえちけーのこと。
それ以外のチャンネルは、
地震が起きない限りてれびとは認められておりません。

国営放送とて、めったに合わせられることはないのですが、
黒船の向学のために覗いてみたところ、このお姫さま、
いとおもしろし……
途中からの視聴参加になってしまったのが悔やまれます。

しかし、自分がお江戸から戻ってこれた今、リピート放送のおかげで、
心おきなく第三回から追いかけることができています。

この数日は、『24』もびっくりさな勢いで連続鑑賞、
おととい薩摩で鯛を失敬していた分家の姫が、
昨日はついに大奥の御台所にならしゃりました。

いわゆるひとつの、シンデレラストーリー。
これは婦女子の心をガッチリつかんで離さないのも、むべなるかな。
しかし、このどらまは、
いかなる端役にいたるまで、とても丁寧に心情を表現しているので、
じっさい見応えがあります。

なわけで、
読書もおのずと原作です。

いえね、まだ春真っ盛りの、あれは確か桜もほころぶIRDXの頃、
くだんの国営放送におつとめの大迫径から、
幾島というお付き老女、あれは松坂K子じゃない、
諒子さんにこそピッタリの役なんだ、と言われましてね。

え、ま、松坂K子を越えてるあたし?
って、うっそお、、、
どんな役なわけ?(ときめき♪)

大迫  いや~忠義ものなんですけど原作では幾島って顔が変なんですよ。
丸諒  ……へ?
大迫  仕事の出来る女なんですけど吹き出すような面白い顔なんですよ、
    あれは松坂K子じゃない絶対、絶対りょーこさんなんです、
    松坂K子はきれいすぎるんですよ、俺の中では絶対りょーこさん、
    いま原作読んでるんですけど、ピタッ!とハマるんですよこれが、
    幾島は顔が変でないとダメ、りょーこさんなんですよあれは!
    絶対きれいじゃダメ、だから絶対りょーこさん以外……

わかったわいっ!
おーさこてめえ~、ケンカ売ってるんかい?!

それからしばらく、
薩摩男児の大迫氏と口をきかないようにしたのは、
言うまでもありません。

まあ、そんな熱くせつない記憶とともに、いくしま、という名前が強烈に、
インプットされましてね、
こんにちの録画鑑賞および読書の、
ひそかな牽引役となったのでございました。
・・・おーさこーっ!!

久々に読む宮尾登美子先生の原作は、漢字がいっぱい。。。
わたくし、読書のタイムはかなり早い方を自負しておりますが、
漢字って、既にそれひとつに情報が満載されているものですから、
進みが、い、いと遅く、、、

気づけば、本をおでこに朝を迎えておりまする。
自分の寝相はなかなかに良きことを、こんなところで証明されつつ。

おかげでまだ、変な顔、の描写にまでは到れておりません。

楽しみに、今宵も読みすすめとうございます。











おーさこーっ!!



              *  *  *
by rosegardenbel | 2008-10-28 00:00 | ラ・ヴィータ・ローザ