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劇団離風霊船 山岸諒子の徒然をつづる雑感ノート 「ラ・ヴィータ・ローザ」です


by rosegardenbel
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今、どうしてる? 

               *  *  *
 RYOKO ブログにくらべて、RG日記は、

書くことそのものに没頭したい場所なので、
ふつふつと、何かが湧きあがってこないと打てなくて。。。

しば~らく鳴りをひそめてた感じに、見えてたでしょうかね(笑)

今は、ある意味、しずかな夏といえばそんな感じの、
歌の世界に集中する日々を送っています。

実際、ほとんど日課になっていた友人へのメールもプツッと断ち切って。
これは自分の楽しみなので、
ホントは禁酒禁煙するぐらいキツいんですけどね。

8月のステージは、ちょっと気を入れなおして臨みたいのですね。

6月から7月へのあい間が、
実はとてもな意識散漫状態で、すごく苦しかったんです。
今から思えば、デビュー翌月の揺り戻しだったのかもしれませんけど、
あれはもう二度と勘弁(笑)

だけど、その7月に、いい歌と出会えて、
自分のスタイルも、少しつかめた気がしたんです。

今、歌詞内容の朗読を、意外なほどお客さまに面白がっていただけていて、
これは本格的に、歌との二本立てで考えていいのかなと。

あたしがやりたいのは、やっぱり演じる歌なのですね。
お客さまがキシみなくその歌の世界に入れるアイテムに、
朗読は、どうやらなってきているようで。

さらには、リブレ本公演の稽古がついに動きだしますから、
歌は、今月でいったんの締めとなるんですね。

なので、お休みまえに、
自分のステージへのちゃんとした感覚を掴んでおきたくて。

RYOKO になってはじめて、
今までとちがう欲が出てきたのかもしれない。

というわけで、このところずっと、歌詞の対訳に埋没している日々です。

朗読をする以上、自分の言葉でお伝えしたいし、
歌自体もね、ちゃんとその世界にキュ~!って入ってからだと、
歌詞もおぼえやすくなるし、フェイクも自然に生まれてくるので。

手間は、いと、ホンットにいと、かかるんですが、
対訳作業は RYOKO にはなくてはならないものです。

英語なんかま~るで出来ないくせに、
よおヤルよ、という感じですけどわれながら、
てかだから手間かかってるわけだけどぅ (- -;)

まーホントに、すたんだーどというヤツは、あなどれません。

メロディラインに反して、
訳してみたら、イメージとぜんっぜんちがう内容じゃん!
という歌が多くて、びっくりしてます。

さっきも、大先輩女優、元楽天団の冨田美千代さんから、
その素敵さをおしえていただいた曲の対訳をおえたのですが、
これが、もう、、、せつなくて泣いちゃいましたよ。

クールな詩なのかと思ってたのに、これ、ヤセ我慢の歌だったんだぁ!
あまりのドラマチックさに、
びえーん、号泣。
そして、
すっごい演じやすい歌だったウレシーっ!(ここでも号泣…ばかです)

What's New という歌なのですが。
更新のお知らせの意味じゃありませんよー(笑)
今、どうしてる?
というね、その気で聞くと、シックな大人の色気ただようタイトルです。

今回はいつもより曲数も増やそうとしてますし、
新譜も、歌詞の長いものが多いし、ほんとに間に合うのかドキドキ状態、
ではあるのです。

でも、自分の世界をつくりたい、という歌に出会えると、
それは本当にだいじにしたくなりますから。

この2週間で、自分チャレンジ、ぎりぎりまでやります。
もっともっと、ワールドと呼べるものをつくります。

今は、それしか考えられない。

見ようによっては、ご隠居かおまえは、という生活ですね (- -;;;)

うん、、、なんか、
それでってワケでもないと思うんですが、
なんだかこのところ、自分の心境の変化に、ちょっと驚いてたりもして。

旅、きらいなんですよ、ぶっちゃけ。
なんだ?いきなり(笑)

いやいや、最近なぜか、異国に定住する知り合いが立て続けに出てて。
みんな、一人の縁者もない本人未踏の地に行くんです。

今までだったら、げー、そんなのぶるぶるーっ!
というワタシであったはずなのですが、
なんだか、誰も、まったく知り合いのいない場所に行くことに、
ちょっとあこがれを感じている自分を発見して。

自分を一から作りなおせる、ってすごいことじゃないですか?
リセット?
いや、ちがうな。

本当の自分に出会えそうな気がしてるんだ。

よけいな修飾も、欲も、煩悩も、洗い流さざるを得ない、
まっさらになれそうな気が、するんですね。

自己というものの大半は、自己イメージも含めて、
他者によって作られているんじゃないか、
と、思っていて、
----誰かの期待に応えたいとか、誰かに愛されたいとかね
それがまったくない場所にいったら、自分はどうするんだろうと。

たぶん、そこにね、
興味が生まれたんですね。

そんなご縁には、自ら強烈に求めでもしないかぎり、
なかなか遭えないものですものね。

何かとても、自分を変えたくなってきてるのかもしれません。
このステージだとて、秋のテント公演だとて、
画期的な変化を呼ぶものであることは、間違いないんですが。

そうね、いつでも、異国にいった気になって周囲と関わりあえば、
どうしてもいるもの、なくても大丈夫なもの、
いま絶対的に向かわなければならないもの、
自分の本当が見えてくるのかもしれません。

間違ってると思うけど、気分屋の自己チューを、
最近自覚、そして当面野ばなし、で、いこうかななんて思ってます。
いや、読み返してみて。
なんか、どーでもいい話を打ってる気がしてきて (@o@)/

いいの、自分の日記だから。
こんな居直りも、最近本格的になってきました(笑)
まあ、破たんしたらしたで、一からやり直せばいいのさ。

本当の気持ちだけで動きたい。

今、突き詰めたいのは、そこかな~。
孤独な旅でしょうけど、それもまた、よし。

歌は、ぎりぎりまで孤独だから、今のところのあたしには。
はじめから終りまで協同作業の芝居に、
こんな自分がどんな鮮度を感じられるか、とてもな楽しみでもあります。

その時まで、この旅を続けてきます。

・・・なんか最近、削ぐことばっかり考えてるのは、
トシとった証拠なのかなぁ。

でも日記はあいかわらず長い。
いやん(笑)

               *  *  *
by rosegardenbel | 2008-08-04 00:00 | ラ・ヴィータ・ローザ